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エクソンモービル(XOM)の株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【XOM】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はエクソンモービル(XOM)のバリュエーション判断として、割安&割高なPER/PSR/配当利回りを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
XOM】割安な株価の目安
  • PSR:0.86倍以下
  • PBR:1.93倍以下
  • 配当利回り:3.78%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/5/28

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

XOMはエネルギーセクターじゃな。

エクソンモービル(XOM)のPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Earnings Excluding Special Items Per Common Share Assuming Dilution

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うため、Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは除外して調整後希薄化EPSにしています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Exxon Mobil Corporation (XOM) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
XOM|エクソンモービル実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。エクソンモービルのPERは振れ幅が大きく不安定なことが分かります。

これだけ大きくブレてしまうとPERを使った割安・割高の判断はアテになりません。参考にしないのが得策でしょう。

実績PER過去11年データ

最大値43.26倍
中央値13.67倍
最小値7.37倍

※期間:2009/1/2~2020/5/28

エクソンモービルの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS2.23ドル

※2020年5月1日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

XOM|エクソンモービル調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。原油価格の影響を受けることもあって、かなり不安定な動きとなっています。

エクソンモービル(XOM)のPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total revenues and other income
  • 発行済株式数:Millions of common shares outstanding Average – assuming dilution

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Exxon Mobil Corporation (XOM) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
XOM|エクソンモービル実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2009年~2016年にかけてPSRが0.8倍付近のときに何度も反発していることが確認できます。

エクソンモービルの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)60.30ドル

※2020年5月1日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

実績PSR過去11年データ

最大値1.72倍
中央値0.99倍
最小値0.51倍
割安の目安0.86倍
割高の目安1.20倍

※期間:2009/1/2~2020/5/28

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

XOM|エクソンモービル1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2015年度以降はおおむね横ばいで推移していて、EPSより振れ幅は小さくなっています。

エクソンモービル(XOM)のPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:ExxonMobil share of equity
  • 発行済株式数:Millions of common shares outstanding Average – assuming dilution

Form-8Kに株主純資産のデータ表記がなかったため、1Q~3QはForm-10Q、4QはForm-10Kのデータを使っています。

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Exxon Mobil Corporation (XOM) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
XOM|エクソンモービル実績PBR推移
2009/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。10年以上もの期間、PBRのダウントレンドが続いています。

エクソンモービルの株価


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)42.64ドル

※2020年5月1日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

実績PBR過去11年データ

最大値3.59倍
中央値2.23倍
最小値0.70倍
割安の目安1.93倍
割高の目安2.53倍

※期間:2009/1/2~2020/5/28

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

XOM|エクソンモービル1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2017年度以降は横ばいで推移しています。

エクソンモービル(XOM)の配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Dividends on common stock Per common share (dollars)

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Exxon Mobil Corporation (XOM) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Dividend information | ExxonMobilExxonMobil
XOM|エクソンモービル配当利回り推移
期間:1988/1/4~2020/5/28

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。長期視点で見ると、2020年3月のコロナショックがどれだけ異常値だったのかがよく分かります。

エクソンモービルの年間配当

年間1株あたり配当金3.48ドル

エクソンモービルの株価


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り過去11年データ

最大値11.07%
中央値2.94%
最小値1.96%
割安の目安3.78%
割高の目安2.53%

※期間:2009/1/2~2020/5/28

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

エクソンモービル(XOM)の四半期配当

エクソンモービルの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1988年$0.125$0.138$0.138$0.138$0.539
1989年$0.138$0.138$0.150$0.150$0.5766.9%
1990年$0.150$0.150$0.150$0.168$0.6187.3%
1991年$0.168$0.168$0.168$0.168$0.6728.7%
1992年$0.168$0.180$0.180$0.180$0.7085.4%
1993年$0.180$0.180$0.180$0.180$0.7201.7%
1994年$0.180$0.180$0.180$0.188$0.7281.1%
1995年$0.188$0.188$0.188$0.188$0.7523.3%
1996年$0.188$0.198$0.198$0.198$0.7824.0%
1997年$0.198$0.205$0.205$0.205$0.8134.0%
1998年$0.205$0.205$0.205$0.205$0.8200.9%
1999年$0.205$0.205$0.205$0.220$0.8351.8%
2000年$0.22$0.22$0.22$0.22$0.885.4%
2001年$0.22$0.22$0.23$0.23$0.902.3%
2002年$0.23$0.23$0.23$0.23$0.922.2%
2003年$0.23$0.25$0.25$0.25$0.986.5%
2004年$0.25$0.27$0.27$0.27$1.068.2%
2005年$0.27$0.29$0.29$0.29$1.147.5%
2006年$0.32$0.32$0.32$0.32$1.2812.3%
2007年$0.32$0.35$0.35$0.35$1.377.0%
2008年$0.35$0.40$0.40$0.40$1.5513.1%
2009年$0.40$0.42$0.42$0.42$1.667.1%
2010年$0.42$0.44$0.44$0.44$1.744.8%
2011年$0.44$0.47$0.47$0.47$1.856.3%
2012年$0.47$0.57$0.57$0.57$2.1817.8%
2013年$0.57$0.63$0.63$0.63$2.4612.8%
2014年$0.63$0.69$0.69$0.69$2.709.8%
2015年$0.69$0.73$0.73$0.73$2.886.7%
2016年$0.73$0.75$0.75$0.75$2.983.5%
2017年$0.75$0.77$0.77$0.77$3.062.7%
2018年$0.77$0.82$0.82$0.82$3.235.6%
2019年$0.82$0.87$0.87$0.87$3.436.2%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は、株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

エクソンモービル(XOM)の増配率推移

XOM|エクソンモービル増配率推移(1989年~2000年)
XOM|エクソンモービル増配率推移(2001年~2012年)
XOM|エクソンモービル増配率推移(2013年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

エクソンモービルの場合、年間配当は配当権利落ち日と支払い日どちらを基準にしても一緒です。

エクソンモービル(XOM)の配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Earnings Excluding Special Items Per Common Share Assuming Dilution
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うため、Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは除外して調整後希薄化EPSにしています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Dividend information | ExxonMobilExxonMobil
XOM|エクソンモービル配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年1Q決算時点の配当性向は156%で増配余力が残っていない状況です。

配当性向が100%を超えたからといってエクソンモービルがすぐ減配するとは考えにくいですが、この状況が数年単位で続くといずれ減配せざるを得なくなってしまいます。

2020年5月28日データ

連続増配年数37年
前回増配(権利落ち日)2019年5月10日
配当権利落ち月2月/5月/8月/11月
配当支払い月3月/6月/9月/12月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

エクソンモービル(XOM)の発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Millions of common shares outstanding Average – assuming dilution

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

XOM|エクソンモービル発行済株式数

業績好調の時期は積極的に自社株買いで発行済株式数を減らしてきましたが、2017年度以降は横ばいで推移しています。

エクソンモービル(XOM)は自社株買いより配当を優先する企業でもあるので、業績が良くなって自社株買いできるほどの余裕が生まれるのは、かなり先のことになると見ています。

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