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【FB】フェイスブックの株価が割安なときの見分け方

【FB】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』のひろめ(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はフェイスブック(FB)のバリュエーション判断として、割安&割高なPER/PSR/PBRを紹介します。過去7年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
FB】割安な株価の目安
  • PER:31.76倍以下
  • PSR:11.91倍以下
  • PBR:6.14倍以下

※分析期間:2009/1/2~2020/1/30

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

FBはコミュニケーションサービスセクターじゃな。

【FB】フェイスブックのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted earnings per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の希薄化EPSを合計したものです。2012年1Q~2016年4Qまでは調整後希薄化EPSを、2013年1Q以降はGAAP EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Facebook, Inc. (FB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
FB|フェイスブック実績PER推移
期間:2013/1/2~2020/1/30

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。グロース株というだけあって、将来の成長を織り込んだバリュエーションで推移しています。

実績PER過去7年データ

最大値90.37倍
中央値43.07倍
最小値16.76倍
割安の目安31.76倍
割高の目安51.46倍

※期間:2009/1/2~2020/1/30

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

FB|フェイスブック調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2019年度は上場して初めて対前年比マイナスの年となりました。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

FB|フェイスブック調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2012年2Q~2019年4Q決算の直近8年平均を計算したところ、年率換算で+40.6%の伸び率でした。

【FB】フェイスブックのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Revenue
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used to compute earnings per share attributable to Class A and Class B common stockholders:Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Facebook, Inc. (FB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
FB|フェイスブック実績PSR推移
期間:2013/1/2~2020/1/30

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2019年にPSRが8倍付近のところで反発してきた傾向が確認できます。

実績PSR過去7年データ

最大値23.41倍
中央値15.27倍
最小値6.96倍
割安の目安11.91倍
割高の目安17.97倍

※期間:2009/1/2~2020/1/30

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

FB|フェイスブック1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。上場して以来、毎年必ず対前年比でプラス成長を続けています。

1株当たり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

FB|フェイスブック1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2012年2Q~2019年4Q決算の直近8年平均を計算したところ、年率換算で+34.4%の伸び率でした。

【FB】フェイスブックのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total stockholders’ equity
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used to compute earnings per share attributable to Class A and Class B common stockholders:Diluted

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Facebook, Inc. (FB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
FB|フェイスブック実績PBR推移

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRが6倍前後のときに反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PBR過去7年データ

最大値11.91倍
中央値7.01倍
最小値4.50倍
割安の目安6.14倍
割高の目安7.60倍

※期間:2009/1/2~2020/1/30

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

FB|フェイスブック1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり純資産です。上場して以来、毎年必ず対前年比プラス成長を続けています。

1株当たり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

FB|フェイスブックBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2012年3Q~2019年1Q決算の直近8年平均を計算したところ、年率換算で+26.7%の伸び率でした。

【FB】フェイスブックの配当

フェイスブックは配当を出さない銘柄となっています。つまり、株価上昇率がそのままトータルリターンになります。

【FB】フェイスブックの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used to compute earnings per share attributable to Class A and Class B common stockholders:Diluted

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

FB|フェイスブック発行済株式数

2014年度を除いて発行済株式数は横ばいで推移しています。少しずつ増えたり減ったりを繰り返していることから、明確に自社株買いで株主還元する方針を取っているわけでないと考えることができます。

【FB】フェイスブックの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS6.44ドル
1株あたり売上高(SPS)24.62ドル

2019年4Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)35.20ドル

【FB】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER31.76倍以下51.46倍以上
PSR11.91倍以下17.97倍以上
PBR6.14倍以下7.60倍以上

※分析期間:2009/1/2~2020/1/30

2013年以降の実績PER、PSR、PBR推移をグラフ化した結果、PSRは8倍付近、PBRは6倍付近のところで反発しやすい傾向が確認できました。

2019年4Q決算後(2020年1月30日)時点のPSRとPBRは割安、PERは割安でも割高でもない水準となっています。

グロース株ということで将来の業績を織り込んでのバリュエーションだと思われるため、何らかの要因で業績成長が鈍化すると株価が急落する可能性も考えられます。

データ分析の手順は拙著で解説しています

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