米国株本の中身を無料公開中!

本の著者が長期保有に適したおすすめ米国株をセクターごとに紹介

米国株おすすめ銘柄
ひろめ

ひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている著書(無料公開中)のなかで、セクター分散の重要性を解説しました。

そこで今回は、各セクターごとに長期保有に適した米国株を1つずつ計10個ピックアップします。

これら米国株でポートフォリオを組めば、特定の銘柄やセクターに偏ることなく分散させることができます。

銘柄選定の主な条件

  • 株価が割安であること
  • 連続増配年数が25年以上であること
  • 長期保有に適した手堅い優良株であること

ピックアップする際に意識したことは、株価の割安さと連続増配年数です。長期投資に適した優良米国株のなかから、厳選して選びました。

配当きぞくん

配当きぞくん

今月は2022年1月7日(金)終値を基準に選定しておるぞい。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

個人投資家/ブログで無料公開した米国株の著書が累計1万部突破/日本で初めて連続増配株の定義を明確に説明した本の著者。プロフィール詳細運営ポリシー

公益セクター

ノースウェスト・ナチュラル・ガス(NWN)

65年連続増配中のガス会社です。2021年11月5日の決算発表で、2021年度の調整後EPSガイダンスが2.40ドル~2.60ドル(対前年比+4.3%~+13.0%)とアナウンスされています。

指標1/7(金)最安値
PER18.11倍14.35倍
PSR1.85倍0.98倍
PBR1.71倍1.45倍
配当利回り3.88%4.56%

最安値をつけた時期は、PERが2010年2月8日、PSRが2009年5月22日、PBRが2013年9月5日、配当利回りが2014年2月4日になります。

NWN

割安度
(3.5)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(4.0)

Check 【NWN】ノースウェスト・ナチュラル・ガスの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

コミュニケーションサービスセクター

テレフォン&データシステムズ(TDS)

47年連続増配中の通信事業者です。2020年のフォーチュン1000に選ばれた企業でもあります。

指標1/7(金)最安値
PSR0.45倍0.34倍
PBR0.41倍0.38倍
配当利回り3.37%4.38%

PERは振れ幅が大きく、割安・割高の参考にならないので、あえて記載していません。

最安値をつけた時期は、PSRとPBRが2020年3月12日、配当利回りが2020年3月23日になります。

TDS

割安度
(3.5)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.5)

オススメ度
(4.0)

Check 【TDS】テレフォン&データシステムズの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

生活必需品セクター

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)

45年連続増配中のドラッグストアです。配当貴族指数やダウ平均の構成銘柄でもあります。

指標1/7(金)最安値
PER10.16倍6.62倍
PSR0.34倍0.21倍
PBR1.99倍1.41倍
配当利回り3.55%5.58%

最安値をつけた時期は、PERが2020年5月13日、PSRとPBR、配当利回りが2020年10月29日になります。

WBA

割安度
(3.0)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(4.0)

Check 【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

各種指標の長期推移は上記リンク先にグラフがあります。こちらを見てもらうと割安感がイメージしやすくなると思います。

金融セクター

コミュニティ・トラスト・バンコープ(CTBI)

41年連続増配中の銀行株です。2021年7月28日に+3.9%の増配が発表されました。

指標1/7(金)最安値
PER9.61倍8.04倍
PSR3.57倍2.24倍
PBR1.18倍0.79倍
配当利回り3.51%5.79%

最安値をつけた時期は、PERが2020年3月23日、PSRが2011年10月3日、PBRが2020年9月23日、配当利回りが2020年6月15日です。

CTBI

割安度
(3.0)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.5)

オススメ度
(3.5)

Check 【CTBI】コミュニティ・トラスト・バンコープの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

上記リンク先のグラフを見てもらうと、長期視点でどのくらい割安なのかが理解しやすくなります。

ヘルスケアセクター

アッヴィ(ABBV)

49年連続増配中の医薬品メーカーで、配当貴族指数にも採用されています。

2013年にアボット・ラボラトリーズからスピンオフした企業です。スピンオフ前の連続増配年数を引き継いで49年連続増配中になります。

指標1/7(金)最安値
PER10.96倍7.21倍
PSR4.34倍2.86倍
配当利回り4.18%7.32%

最安値をつけた時期は、PERと配当利回りが2020年3月23日、PSRが2019年8月15日です。

なお、アッヴィのBPSは2018年からマイナスになっていて債務超過の状態にあります。PBRは割安・割高の参考にならないので除外しています。

ABBV

割安度
(2.5)

高配当
(3.0)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(3.5)

Check 【ABBV】アッヴィの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

情報技術セクター

アイ・ビー・エム(IBM)

26年連続増配中のダウ平均構成銘柄です。過去25年、毎年増配を実施してきた配当公爵でもあります。

2021年1月には配当貴族指数にも採用されました。事業内容はB to Bが中心で、AIのワトソンが有名です。

指標1/7(金)最安値
PER15.52倍7.40倍
PSR1.64倍1.07倍
PBR5.50倍4.06倍
配当利回り4.87%6.84%

すべての指標が、2020年3月23日に最安値をつけています。

IBM

割安度
(2.5)

高配当
(3.0)

減配リスク
(2.5)

オススメ度
(3.0)

Check 【IBM】の銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

資本財セクター

マシューズ・インターナショナル(MATW)

追悼事業、産業技術事業、SGKブランドソリューション事業を展開するグローバル企業です。約1万1000人の従業員が25ヵ国以上で働いています。

追悼事業は葬儀用品を提供する事業、産業技術事業は法人向け自動化技術の設計・製造、SGKブランドソリューション事業はマーケティングコンサル事業のことです。

SGKブランドソリューション事業は2019年に買収したSchawk社の事業をそのまま残しているので、このような名称になっています。

指標1/7(金)最安値
PER11.04倍5.94倍
PSR0.69倍0.37倍
PBR1.80倍0.87倍
配当利回り2.43%4.70%

PERとPSR、配当利回りが最安値をつけた時期は2020年6月25日、PBRが最安値をつけた時期は2020年4月3日です。

MATW

割安度
(2.5)

高配当
(2.0)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(3.0)

Check 【MATW】マシューズ・インターナショナルの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

一般消費財セクター

レゲット・アンド・プラット(LEG)

50年連続増配中の大手総合メーカーです。配当貴族指数の構成銘柄でもあります。

指標1/7(金)最安値
PER15.15倍8.74倍
PSR1.17倍0.41倍
PBR3.65倍1.00倍
配当利回り4.00%9.79%

PERが最安値をつけたのは2020年3月23日、PSRとPBR、配当利回りが最安値をつけたのは2009年3月9日となっています。

LEG

割安度
(2.0)

高配当
(3.0)

減配リスク
(2.0)

オススメ度
(2.5)

Check 【LEG】レゲット・アンド・プラットの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

素材セクター

ニューコア(NUE)

48年連続増配中の鉄鋼メーカーです。配当貴族指数にも採用されていて、過去25年連続で毎年必ず増配してきた配当公爵でもあります。

指標1/7(金)最安値
PSR1.06倍0.38倍
PBR2.48倍0.83倍
配当利回り1.75%5.67%

すべて2020年3月23日に最安値をつけています。PERは振れ幅が大きく、割安・割高の参考にならないので記載していません。

NUE

割安度
(1.5)

高配当
(1.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(2.0)

Check 【NUE】ニューコアの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

PERを省略する理由は、上記リンク先でも解説しています。リンク先の線グラフを見てもらうと理解しやすいと思います。

エネルギーセクター

シェブロン(CVX)

34年連続増配中のシェブロンは、世界有数のオイルメジャーです。2021年4月28日に+3.9%の増配を発表したので選びました。

指標1/7(金)最安値
PSR1.78倍0.43倍
PBR1.77倍0.70倍
配当利回り4.29%15.28%

最安値をつけた時期は、PSRが2009年3月5日、PBRと配当利回りが2020年3月23日となっています。

CVX

割安度
(1.5)

高配当
(3.0)

減配リスク
(2.5)

オススメ度
(2.0)

Check 【CVX】シェブロンの銘柄分析:株価指標と配当利回りから導いた割安な株価の条件

米国株おすすめ銘柄ランキング

ここまで各セクターごとに10銘柄を紹介してきました。ピックアップした米国株のなかで優先順位をつけるとしたら次のようなランキングになります。

順位銘柄連続増配配当貴族配当
チャンピオン
配当王配当公爵配当性向セクター
1位NWN66年××70%公益
2位TDS47年××69%コミュニケーション
3位WBA46年×33%生活必需品
4位CTBI41年×××34%金融
5位ABBV50年××46%ヘルスケア
6位IBM26年×75%情報技術
7位MATW27年×××27%資本財
8位LEG50年×61%一般消費財
9位NUE49年×12%素材
10位CVX34年××96%エネルギー

ランクインしている銘柄はすべて、連続増配年数が25年以上の米国株になります。

ランキング表の左側にある「+」をタップしてみてください。増配ステータスが出てきます。

配当貴族配当チャンピオン配当王配当公爵の列は、条件を満たしていたら〇、満たさなければ×を付けています。

Check 連続増配株の条件とは?毎年増配しなくてもOKな理由を解説

集中投資は避けましょう

本にも書きましたが、集中投資はリスクリターンの観点からオススメしません。どんなに株価が割安だったとしても、100%値上がりするわけじゃないからです。

1銘柄に集中投資してしまうと、株価が下がったとき困ったことになります。

「それじゃ、具体的にどうすればいいの?」って思いますよね。

1銘柄につき、ポートフォリオの7.5%を超えなければ大丈夫です。どの銘柄も5%~7.5%の範囲に収まるようにしましょう。

Check 【ポートフォリオの作り方】正しい運用ルールが安定したリターンをもたらす

というわけで、各セクターごとに割安かつ減配リスクの低いおすすめ米国株を紹介してきました。こうして見ると、かなり手堅いラインナップになってます。

今回ピックアップした米国株は高配当かつ減配リスクが低い銘柄ばかりです。仮に含み損を抱えたとしても配当再投資すれば、さらに利回りが上がります。

もちろん減配リスクがゼロではないので銘柄分散は必須です。そして、もし減配したときは損切りが大前提になります。

増配が続く限り長期保有しやすいと思うので、よかったら参考にしてみてください。

Check 【毎日更新中】米国株25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング