米国株本の中身を無料公開中!

本の著者が長期保有に適したおすすめ米国株をセクターごとに紹介

米国株おすすめ銘柄
ひろめ

ひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている著書(無料公開中)のなかで、セクター分散の重要性を解説しました。

そこで今回は、各セクターごとに長期保有に適した米国株を1つずつ計10個ピックアップします。

これら米国株でポートフォリオを組めば、特定の銘柄やセクターに偏ることなく分散させることができます。

銘柄選定の主な条件

  • 株価が割安であること
  • 連続増配年数が25年以上であること
  • 長期保有に適した手堅い優良株であること

ピックアップする際に意識したことは、株価の割安さと連続増配年数です。長期投資に適した優良米国株のなかから、厳選して選びました。

配当きぞくん

配当きぞくん

今回は2023年1月6日(金)終値を基準に選定しておるぞい。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

個人投資家/ブログで無料公開した米国株の著書が累計1万部突破/日本で初めて連続増配株の定義を明確に説明した本の著者プロフィール詳細運営ポリシー

コミュニケーションサービスセクター

テレフォン&データシステムズ(TDS)

48年連続増配中の通信事業者です。2020年のフォーチュン1000に選ばれた企業でもあります。

指標1/6(金)最安値
PSR0.25倍0.21倍
PBR0.23倍0.19倍
配当利回り6.09%7.29%

上記の指標はすべて、2022年11月28日に最安値をつけています。

PERは振れ幅が大きく、割安・割高の参考にならないので記載を省略しています。

TDS

割安度
(4.5)

高配当
(4.0)

減配リスク
(2.0)

オススメ度
(4.5)

Check 【TDS】テレフォン&データシステムズの株価指標と配当利回り長期推移

生活必需品セクター

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)

47年連続増配中のドラッグストアです。配当貴族指数やダウ平均の構成銘柄でもあります。

指標1/6(金)最安値
PER7.28倍5.65倍
PSR0.24倍0.20倍
PBR1.25倍1.01倍
配当利回り5.24%6.29%

最安値をつけた時期は、すべて2022年10月7日です。

WBA

割安度
(4.0)

高配当
(3.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(4.0)

各種指標の長期推移はリンク先の線グラフで見ることができます。

Check 【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの株価指標と配当利回り長期推移

公益セクター

ノースウェスト・ナチュラル・ガス(NWN)

67年連続増配中のガス会社です。2022年11月8日の決算発表で、2022年度の調整後EPSガイダンスが2.45ドル~2.65ドル(対前年比-4.3%~+3.5%)とアナウンスされています。

指標1/6(金)最安値
PER18.94倍14.35倍
PSR1.80倍0.98倍
PBR1.54倍1.29倍
配当利回り3.94%4.56%

最安値をつけた時期は、PERが2010年2月8日、PSRが2009年5月22日、PBRが2022年10月7日、配当利回りが2014年2月4日になります。

NWN

割安度
(4.0)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(4.0)

Check ノースウェスト・ナチュラル・ガス(NWN)の株価指標と配当利回り長期推移

金融セクター

アロー・ファイナンシャル(AROW)

29年連続増配中の銀行株です。通常の四半期配当だけでなく、毎年9月に3%の株式配当も実施する銘柄でもあります。

指標1/6(金)最安値
PER11.84倍9.99倍
PSR3.99倍3.26倍
PBR1.61倍1.27倍
配当利回り3.21%4.85%

最安値をつけた時期は、PERが2022年9月30日、PSRが2009年3月9日、PBRが2020年9月23日、配当利回りが2008年6月30日です。

AROW

割安度
(3.5)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(3.5)

リンク先の線グラフを見てもらうと長期視点でどのくらい割安なのか視覚的に理解できます。

Check アロー・ファイナンシャル(AROW)の株価指標と配当利回り長期推移

資本財セクター

エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン(EXPD)

28年連続増配中の物流ロジスティック企業です。配当貴族指数にも採用されています。

過去25年間、毎年必ず増配してきた配当公爵でもあります。

指標1/6(金)最安値
PER11.36倍9.57倍
PSR0.93倍0.76倍
PBR5.07倍3.59倍
配当利回り1.24%1.82%

最安値をつけた時期は、PERとPSRが2022年9月26日、PBRが2012年10月10日、配当利回りが2020年3月20日となっています。

EXPD

割安度
(3.5)

高配当
(1.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(3.5)

Check 【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの株価指標と配当利回り長期推移

一般消費財セクター

VFコーポレーション(VFC)

VFコーポレーションは120年以上の歴史を持つアパレル企業です。連続増配年数は50年で、配当貴族指数の構成銘柄でもあります。

指標1/6(金)最安値
PER11.27倍8.46倍
PSR0.97倍0.69倍
PBR3.71倍1.45倍
配当利回り6.91%7.43%

最安値をつけたのは、PERとPSRが2009年3月6日、PBRが2009年1月12日、配当利回りが2022年11月9日となっています。

VFC

割安度
(3.0)

高配当
(4.0)

減配リスク
(1.5)

オススメ度
(3.0)

Check 【VFC】VFコーポレーションの株価指標と配当利回り長期推移

ヘルスケアセクター

アッヴィ(ABBV)

51年連続増配中の医薬品メーカーで、配当貴族指数にも採用されています。

2013年にアボット・ラボラトリーズからスピンオフした企業です。スピンオフ前の連続増配年数を引き継いで50年連続増配中になります。

指標1/6(金)最安値
PER12.34倍7.21倍
PSR5.12倍2.86倍
配当利回り3.55%7.32%

最安値をつけた時期は、PERと配当利回りが2020年3月23日、PSRが2019年8月15日です。

アッヴィのBPSは2018年~2019年にかけてマイナスで債務超過の状態にありました。そのため、PBRは割安・割高の参考にならないので除外しています。

ABBV


高配当
(1.0)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(2.5)

Check アッヴィ(ABBV)の株価指標と配当利回り長期推移

情報技術セクター

アイ・ビー・エム(IBM)

27年連続増配中のダウ平均構成銘柄です。過去25年、毎年増配を続けてきた配当公爵でもあります。

2021年1月からは配当貴族指数にも採用されています。

指標1/6(金)最安値
PER16.20倍7.07倍
PSR2.15倍1.02倍
PBR6.47倍3.88倍
配当利回り4.59%7.16%

PERとPBRと配当利回りが最安値をつけたのは2020年3月23日、PSRが最安値をつけたのは2009年1月20日となっています。

IBM

割安度
(2.5)

高配当
(3.0)

減配リスク
(2.5)

オススメ度
(2.0)

Check IBMの株価指標と配当利回り長期推移

素材セクター

ニューコア(NUE)

49年連続増配中の鉄鋼メーカーです。配当貴族指数にも採用されていて、過去25年連続で毎年必ず増配してきた配当公爵でもあります。

指標1/6(金)最安値
PSR0.87倍0.38倍
PBR2.11倍0.83倍
配当利回り1.42%5.67%

すべて2020年3月23日に最安値をつけています。PERは振れ幅が大きく、割安・割高の参考にならないので記載していません。

NUE

割安度
(2.0)

高配当
(1.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(1.5)

Check 【NUE】ニューコアの株価指標と配当利回り長期推移

PERを省略する理由は、上記リンク先でも解説しています。リンク先の線グラフを見てもらうと理解しやすいと思います。

エネルギーセクター

シェブロン(CVX)

35年連続増配中のシェブロンは、世界有数のオイルメジャーです。2022年1月26日には+6.0%の増配を発表しています。

指標1/6(金)最安値
PSR1.51倍0.43倍
PBR2.16倍0.70倍
配当利回り3.22%9.52%

最安値をつけた時期は、PSRが2009年3月5日、PBRと配当利回りが2020年3月23日となっています。

CVX

割安度
(1.5)

高配当
(2.5)

減配リスク
(1.0)

オススメ度
(1.5)

Check シェブロン(CVX)の株価指標と配当利回り長期推移

米国株おすすめ銘柄ランキング

ここまで各セクターごとに10銘柄を紹介してきました。ピックアップした米国株のなかで優先順位をつけるとしたら次のようなランキングになります。

順位銘柄連続増配配当貴族配当
チャンピオン
配当王配当公爵配当性向セクター
1位TDS48年××176%コミュニケーション
2位WBA47年×43%生活必需品
3位NWN67年××75%公益
4位AROW29年×××38%金融
5位EXPD28年×14%資本財
6位VFC50年×78%一般消費財
7位ABBV51年××44%ヘルスケア
8位IBM27年×72%情報技術
9位NUE50年7%素材
10位CVX35年××30%エネルギー

ランクインしている銘柄はすべて、連続増配年数が25年以上の米国株になります。

ランキング表の左側にある「+」をタップしてみてください。増配ステータスが出てきます。

配当貴族配当チャンピオン配当王配当公爵の列は、条件を満たしていたら〇、満たさなければ×を付けています。

Check 連続増配株の条件とは?毎年増配しなくてもOKな理由を解説

集中投資は避けましょう

本にも書きましたが、集中投資はリスクリターンの観点からオススメしません。どんなに株価が割安だったとしても、100%値上がりするわけじゃないからです。

1銘柄に集中投資してしまうと、株価が下がったとき困ったことになります。

「それじゃ、具体的にどうすればいいの?」って思いますよね。

1銘柄につき、ポートフォリオの7.5%を超えなければ大丈夫です。どの銘柄も5%~7.5%の範囲に収まるようにしましょう。

Check 【ポートフォリオの作り方】正しい運用ルールが安定したリターンをもたらす

というわけで、各セクターごとに割安かつ減配リスクの低いおすすめ米国株を紹介してきました。こうして見ると、かなり手堅いラインナップになってます。

今回ピックアップした米国株は高配当かつ減配リスクが低い銘柄ばかりです。仮に含み損を抱えたとしても配当再投資すれば、さらに利回りが上がります。

もちろん減配リスクがゼロではないので銘柄分散は必須です。そして、もし減配したときは損切りが大前提になります。

増配が続く限り長期保有しやすいと思うので、よかったら参考にしてみてください。

Check 【毎日更新中】米国株25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング