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本の著者が長期投資に適したおすすめ米国株をセクターごとに紹介

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている著書『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』第2章で、セクター分散の重要性を解説しました。

そこで今回は、各セクターごとに長期保有に適した米国株を1つずつ計10個ピックアップします。

これら米国株でポートフォリオを組めば、特定の銘柄やセクターに偏ることなく分散させることができます。

銘柄選定の主な条件
  • 株価が割安であること
  • 連続増配年数が25年以上であること
  • 長期保有に適した手堅い優良株であること

ピックアップする際に意識したことは、株価の割安さと連続増配年数です。長期投資に適した優良米国株のなかから、厳選して選びました。

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

今月は7月2日(木)終値を基準に選定しておるぞい。

生活必需品セクター

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)

44年連続増配中のドラッグストアです。配当貴族指数やNYダウ平均の構成銘柄でもあります。

WBA
割安度
(4.5)
高配当
(3.0)
減配リスク
(1.0)
オススメ度
(4.5)

配当性向は32%で増配余力は十分残っています。

指標7/2(木)最安値
PER7.25倍6.62倍
PSR0.27倍0.24倍
PBR1.57倍1.43倍
配当利回り4.36%4.77%

最安値をつけたのは、PERとPSR、配当利回りが2020年5月13日、PBRが2020年5月15日になります。

各種指標の長期推移はリンク先にグラフがあります。こちらのグラフを見てもらうと割安感がイメージしやすくなると思います。

リンク ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

コミュニケーションサービスセクター

36年連続増配中の通信事業者です。配当貴族指数にも採用されていて、過去25年毎年増配を実施してきた配当侯爵でもあります。

AT&T(T)

AT&T
割安度
(4.0)
高配当
(4.5)
減配リスク
(1.5)
オススメ度
(4.0)

配当性向は58%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PER8.45倍7.48倍
PSR1.21倍1.04倍
PBR1.01倍0.97倍
配当利回り6.91%7.77%

最安値をつけたのは、PERとPBR、配当利回りが2020年3月23日、PSRが2009年3月9日になります。

リンク AT&Tの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

資本財セクター

マシューズ・インターナショナル(MATW)

追悼事業、産業技術事業、SGKブランドソリューション事業を展開するグローバル企業です。約1万1000人の従業員が25ヵ国以上で働いています。

追悼事業は葬儀用品を提供する事業、産業技術事業は法人向け自動化技術の設計・製造、SGKブランドソリューション事業はマーケティングコンサル事業のことです。

SGKブランドソリューション事業は2019年に買収したSchawk社の事業をそのまま残しているので、このような名称になっています。

MATW
割安度
(4.0)
高配当
(3.0)
減配リスク
(1.0)
オススメ度
(4.0)

配当性向は28%で増配余力は十分残っています。

指標7/2(木)最安値
PER6.14倍5.45倍
PSR0.38倍0.37倍
PBR0.98倍0.87倍
配当利回り4.54%4.70%

PERとPSR、配当利回りが最安値をつけたのは2020年6月25日、PBRが最安値をつけたのは2020年4月3日です。

リンク マシューズ・インターナショナル(MATW)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

金融セクター

ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル(PBCT)

28年連続増配中の銀行で、配当貴族指数に採用されています。過去25年、毎年増配を実施してきた配当侯爵でもあります。

PBCT
割安度
(3.5)
高配当
(4.0)
減配リスク
(1.5)
オススメ度
(3.5)

配当性向は52%で増配余力は残されています。

指標7/2(木)最安値
PER8.10倍6.89倍
PSR2.56倍2.23倍
PBR0.63倍0.54倍
配当利回り6.44%7.47%

最安値をつけたのは、すべて2020年4月3日です。リンク先のグラフを見てもらうとリーマンショック以降、最も割安なのが一目瞭然になっています。

リンク ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル(PBCT)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

情報技術セクター

アイ・ビー・エム(IBM)

25年連続増配中のダウ構成銘柄です。過去25年、毎年増配を実施してきた配当侯爵でもあります。

2021年1月には配当貴族指数にも組み込まれる見込みです。基本的にB to B事業が中心で、AIのワトソンが有名ですね。

IBM
割安度
(3.0)
高配当
(4.0)
減配リスク
(2.0)
オススメ度
(3.5)

配当性向は53%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PER9.65倍7.40倍
PSR1.40倍1.07倍
PBR5.36倍4.06倍
配当利回り5.45%6.84%

すべて2020年3月23日に最安値をつけています。各種指標の長期推移はリンク先のグラフに載ってます。

リンク IBMの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

公益セクター

ユー・ジー・アイ(UGI)

33年連続増配中の電力ガス会社です。UGIはアメリカだけでなく、フランス、ベルギー、オランダなど、様々な国で事業展開するグローバル企業です。

UGI
割安度
(3.0)
高配当
(3.0)
減配リスク
(1.0)
オススメ度
(3.5)

配当性向は48%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PER11.45倍8.68倍
PSR0.99倍0.35倍
PBR1.63倍1.21倍
配当利回り4.16%5.67%

最安値をつけたのは、PERとPBR、配当利回りが2020年3月18日、PSRが2009年3月9日になります。

詳しくは下記リンク先にグラフが載っています。

リンク UGIの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

一般消費財セクター

ウェイコ・グループ(WEYS)

38年連続増配中のシューズメーカーです。時価総額が低いので株価の値が飛びやすく、流動性は低めとなっています。

WEYS
割安度
(2.5)
高配当
(3.5)
減配リスク
(1.5)
オススメ度
(3.0)

配当性向は52%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PER11.42倍7.81倍
PSR0.70倍0.53倍
PBR1.00倍0.77倍
配当利回り4.59%5.83%

最安値をつけたのは、すべて2020年3月12日です。7/2(木)時点の指標でも、リーマンショック底値より割安になっています。

詳しくはリンク先のグラフを見てもらうと分かりやすいです。

リンク ウェイコ・グループ(WEYS)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

ヘルスケアセクター

アッヴィ(ABBV)

48年連続増配中の医薬品メーカーで、配当貴族指数にも採用されています。

2013年にアボット・ラボラトリーズからスピンオフした企業で、スピンオフ前の連続増配年数を引き継いで48年連続増配になります。

ABBV
割安度
(2.0)
高配当
(4.0)
減配リスク
(1.5)
オススメ度
(3.0)

配当性向は51%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PER10.72倍7.21倍
PSR4.31倍2.86倍
配当利回り4.77%7.32%

最安値をつけたのは、PERと配当利回りが2020年3月23日、PSRが2019年8月15日です。

なお、アッヴィのBPSは2018年からマイナスになっていて債務超過の状態にあります。そのため、PBRはバリュエーション判断の参考にならないので除外しています。

リンク先で各指標のグラフ推移を見ることができます。

リンク アッヴィ(ABBV)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

素材セクター

ニューコア(NUE)

47年連続増配中の鉄鋼メーカーです。配当貴族指数にも採用されていて、過去25年連続で毎年必ず増配してきた配当侯爵でもあります。

ニューコア
割安度
(1.5)
高配当
(2.5)
減配リスク
(1.5)
オススメ度
(2.5)

配当性向は44%で増配余力は残っています。

指標7/2(木)最安値
PSR0.57倍0.38倍
PBR1.23倍0.83倍
配当利回り3.89%5.67%

すべて2020年3月23日に最安値をつけています。なお、PERは振れ幅が大きくバリュエーション判断の参考にならないので記載してません。

PERを省略する理由はリンク先で解説しているので、こちらを見てもらうと理解できます。

リンク ニューコア(NUE)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

エネルギーセクター

NACCOインダストリーズ(NC)

35年連続増配中のNCは、子会社を通じて石炭鉱業および天然資源産業を行っています。

NC
割安度
(1.0)
高配当
(1.5)
減配リスク
(1.0)
オススメ度
(1.5)

エネルギーセクターは割安感というより消去法で選びました。というのも、エネルギーセクターの25年以上連続増配銘柄は3つしかないからです。

エクソンモービル(XOM)の配当性向は156%、シェブロン(CVX)の配当性向は86%と高くなっていて、今後の原油価格によっては減配することも十分考えられます。

NACCOインダストリーズ(NC)の配当性向は18%で減配リスクが低いことから消去法で選びました。

指標7/2(木)最安値
PSR1.19倍0.06倍
PBR0.56倍0.01倍
配当利回り3.29%14.87%

NACCOインダストリーズは、2012年9月にマテリアルハンドリング子会社をスピンオフ、2017年9月に家庭用品事業をスピンオフしています。

スピンオフ以前と現在の事業規模は大きく異なっていて、単純比較できない状況です。

最安値の数値はスピンオフ以前のリーマンショック底値をつけた2009年3月のものなので、現在の数値と比較してもあまり意味ないのですが、一応参考程度に載せておきました。

なお、PERは振れ幅が大きすぎるのとマイナスだった期間もあったので、バリュエーション判断の参考にならず省略しています。

米国株おすすめランキング

ここまで各セクターごとに10銘柄を紹介してきました。ピックアップした米国株のなかで優先順位をつけるとしたら次のようなランキングになります。

順位銘柄連続増配配当貴族配当侯爵セクター
1位WBA44年生活必需品
2位T36年コミュニケーションサービス
3位MATW25年××資本財
4位PBCT28年金融
5位IBM25年×情報技術
6位UGI33年××公益
7位WEYS38年××一般消費財
8位ABBV48年ヘルスケア
9位NUE47年素材
10位NC38年×エネルギー

1位はダントツでWBAですね。明らかに割安だと思います。配当性向32%で増配余力も問題なしです。配当侯爵でもあるので今後も毎年増配を実施してくれるでしょう。

2位MATWと3位AT&Tの割安感は似たり寄ったりです。メジャーで安定感のあるTを上位にしました。

5位のIBMと6位のUGIも割安感が同じくらいです。UGIは2020年度EPSガイダンスが直近1年より下がる見込みなので、IBMを上位にしました。

7位WEYSと8位ABBVの割安度も似ていたのですが、少しだけWEYSの方が割安だったので上位にしました。

10位のNCは割安でもなんでもないですが、配当性向の低さから消去法で選ばれているので、迷わず10位にしています。

分散することも忘れずに

というわけで、各セクターごとに割安かつ減配リスクの低いおすすめ米国株を紹介してきました。こうして見ると、かなり手堅いラインナップになってます。

今回ピックアップした米国株は高配当なのに減配リスクが低いので、仮に含み損を抱えることになっても配当再投資でさらに利回りを上げることができます。

長期保有し続けやすいと思うので、よかったら参考にしてみてください。

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