Amazonタイムセール祭り開催中!(9/21まで)

【集中投資のデメリット】どんなに自信があってもオススメしない理由

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

拙著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』では、長期投資を前提として12~18銘柄の均等分散投資と定期的なリバランスを推奨しています。

場合によっては大きなリターンが狙える集中投資ですが、次のようなデメリットがあるため避けるべきだと考えています。

集中投資のデメリット
  • 再現性が低い
  • 失うものが大きい
  • 運の要素に左右されすぎる
  • 損失の繰越控除が3年以内
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

ひとつずつ見てくのじゃ。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

著書:バリュー投資家のための「米国株」データ分析/「本当の意味で読者のためになる情報を届ける」をモットーに、2016年4月から本ブログを書いています。⇒ 運営者情報プロフィール

再現性が低い

集中投資は再現性が低いというデメリットがあります。なかには集中投資で大きなリターンを得る人もいますが、それはごく一部に過ぎません。成功した人の影には、何倍もの損失を出した人たちがいます。

集中投資でリターンを得るには、多少のことで動じないメンタルが必要です。しかし、大半の人はネガティブな材料が出て株価が下がると、どんな優良株でも不安になって売りたくなるものです。常に一貫した行動を取るのは思った以上に難しい現実があります。

そもそも、過去にどんな優れたリターンを上げてきた銘柄でも、この先同じように株価が上がり続けるとは限りません。過去の実績が未来を保証するわけではないからですね。

世界は人類がこれまで経験したことのない速さで変化しするようになりました。おまけに変化の速度は、今後さらに速くなっていきます。変化するスピードが速くなるということは、不確実性の高い世の中になることを意味します。ただでさえ困難な未来予測がさらに難しくなるわけです。

投資に絶対はありません。投資をギャンブルにしたくないのであれば、どんなに自信があっても集中投資はせずに分散投資を選択するのが賢明と言えます。

失うものが大きい

集中投資している銘柄の株価が下がると、ポートフォリオ全体のダメージも大きくなります。しかも、値下がり前の株価まで戻るには値下がり率より高い値上がり率が必要になります。

仮に株価が50%下がって半分になったとしましょう。すると、もとの株価に戻るにはそこから100%値上がりしなければなりません。

一度でも集中投資で大きな損失を出してしまったら、もとに戻すのはかなり大変なことです。場合によっては二度と戻らない可能性だってあります。

だからこそ、再起不要とならないように均等分散投資を推奨しています。リターンを得るには市場から退場しないことが何より大切です。

運の要素に左右されすぎる

集中投資のパフォーマンスは実力よりも運の要素に大きく左右されます。ポートフォリオの銘柄数を減らせば減らすほど、投資の実力が反映されにくくなわけですね。

きちんと優良株だけに集中投資できたとしても、運が悪ければ大きな含み損を抱えるリスクをゼロにはできません。逆に、どんな劣悪な銘柄でも運がよければ大きなリターンを得られる可能性があるとも言えます。

確かに集中投資で大きな成果を出せることもありますが、それは投資の実力があったからというより運がよかったからこそ得られた結果です。

運の要素はコントロールできません。でも、実力は自身の努力で身に付けることができます。だからこそ、実力が反映されやすい分散投資を選択して、必然のリターンを目指すことが再現性の高い建設的な行動になるわけです。

損失の繰越控除が3年以内

税制上も不利な側面があります。株式売買による損失の繰越は、最大3年と決められているからです。しかも、確定申告しないと税金の損失は繰り越せません。

集中投資すると保有銘柄数が少なくなるため、パフォーマンスは二極化しやすくなります。含み損を抱えたときに含み益の銘柄がないと、心理的に含み損が出ている銘柄を売却しにくくなります。

なぜなら、年間収支がマイナスになれば確定申告で損失の繰越をする手間が増え、3年以内にマイナス収支以上のプラス収支を出さなければ税制上損するリスクを負うことになるからです。

MEMO
年間収支=損失確定額+利益確定額(+受取配当金)

損失を確定させることで自身の投資判断が誤りだったと認めることになるうえに、税制上のリスクも負うことになります。途中で保有株を売却したくなっても身動きが取れずに塩漬けになりやすいのはこうした背景があります。

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

均等分散なら保有株の大半が含み損になるようなことは稀じゃから状況にあわせて銘柄入れ替えがしやすいのじゃ。

集中投資のデメリットまとめ

私は過去にアイ・ビー・エム(IBM)とアルトリアグループ(MO)に集中投資した結果、パフォーマンスが市場平均(S&P500指数)を大きく下回った経験があります。その経験から学んだことが、まさしく今回書いたことです。

集中投資を避けるべき理由
  • 再現性が低い
  • 失うものが大きい
  • 運の要素に左右されすぎる
  • 損失の繰越控除が3年以内

最初から分散投資していれば、結果的に今よりもっと資産を増やすことができてました。大きな機会損失だったと思います。

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

おぬしは遠回りすることなく最短で資産を増やすのじゃ。

投資アイデア

【バリュー投資】成功の秘訣個人投資家がバリュー投資を成功させる現実的な方法【米国株】配当利回りランキング【毎日更新中】米国株25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング連続増配銘柄とは?連続増配銘柄とは?毎年増配しなくてもOKな理由を解説配当貴族米国株の配当貴族指数とは?銘柄リスト&過去12年リターンを詳しく解説配当王配当王とは?銘柄リスト&市場平均との25年リターン比較を紹介配当侯爵配当侯爵とは?25年以上連続で毎年必ず増配してきた米国優良株配当チャンピオン配当チャンピオンとは?米国株には25年以上連続増配銘柄が100以上も存在する連続増配銘柄|長期リターン比較配当貴族 vs 配当王 vs 配当侯爵|連続増配銘柄の長期リターンを比較してみた米国株おすすめ銘柄本の著者が長期投資に適したおすすめ米国株をセクターごとに紹介優良株【優良株の見分け方】個人投資家が優良株に投資する現実的な方法暴落だって意外と平気!暴落だって意外と平気!リーマンショックで強さを見せた銘柄たち【www9945】配当金生活のアドバイス配当金生活はいくら必要?【億り人】www9945さんのアドバイス米国株AI銘柄40選人工知能の市場規模は圧倒的速度で拡大する!米国株のAI銘柄40選バフェットvs配当貴族指数バフェットvs配当貴族指数!リターンが高いのはどっち?NISA口座おすすめADR【NISAおすすめ株】トータルリターンが高い高配当ADRランキング【均等加重平均】優れた投資法均等加重平均には時価総額加重平均のリターンを上回るメリットがあるインデックス投資メリットデメリットインデックス投資の弱点とは?押さえておきたいメリット・デメリットBRK.B-vs-S&P500|長期リターン比較バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)vs S&P500!長期リターンを徹底比較【高配当株投資】成功の秘訣”億り人”www9945先生が解説する高配当株投資のリスクを下げる方法とは?【運用ルール】ポートフォリオ【ポートフォリオの作り方】正しい運用ルールが安定したリターンをもたらすドル円レート過去データ分析米国株投資のドル転タイミングはいつ?過去25年データを集計して分かったこと株式投資の出口戦略バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の疑似配当金生活シミュレート結果がすごかった個別株とETFどっちがいい?個別株とETFどっちがいい?S&P500インデックスを避けて割安高配当株に投資する理由

このページは拙著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』をブログ用に編集・追記したものです。技術評論社のご厚意で書籍の内容を一部公開しています。書籍を購入すると特典ファイルのダウンロードができます。