Amazonポイント|初回チャージで最大20%還元!

ベクトン・ディッキンソン(BDX)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

【BDX】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、ベクトン・ディッキンソン(BDX)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
BDX】割安な株価の目安
  • PER:15.14倍以下
  • PSR:2.42倍以下
  • PBR:3.33倍以下
  • 配当利回り:1.99%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/6/1

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

BDXはヘルスケアセクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

BDX|ベクトン・ディッキンソン調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2012年度を除いて毎年プラス成長を続けていることが分かります。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted Diluted Earnings per Share

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Becton, Dickinson and Company (BDX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

BDX|ベクトン・ディッキンソン実績PER推移
2009/1/2~2020/6/1

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。ここ数年はPERが20倍付近のところで何度か反発しているのが確認できます。

BDXの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS11.59ドル

※ 2020年5月7日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値25.95倍
中央値19.25倍
最小値12.55倍
割安の目安15.14倍
割高の目安21.63倍

※期間:2009/1/2~2020/6/1

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

BDX|ベクトン・ディッキンソン1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2017年度だけ対前年比でマイナスになっていますが、長期的には右肩上がりの成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:REVENUES
  • 発行済株式数:AVERAGE SHARES OUTSTANDING (in thousands) Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Becton, Dickinson and Company (BDX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

BDX|ベクトン・ディッキンソン実績PSR推移
2009/1/2~2020/6/1

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。ここ数年はPSRが3.5倍付近のところで何度か反発しているのが確認できます。

BDXの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)63.31ドル

※2020年5月7日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値4.98倍
中央値2.84倍
最小値1.91倍
割安の目安2.42倍
割高の目安3.52倍

※期間:2009/1/2~2020/6/1

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

BDX|ベクトン・ディッキンソン1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2017年度と2018年度にBPSが大きく伸びたのは、C.R. Bard社を買収したのが要因です。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Shareholders’ equity
  • 発行済株式数:AVERAGE SHARES OUTSTANDING (in thousands) Diluted

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Becton, Dickinson and Company (BDX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

BDX|ベクトン・ディッキンソン実績PBR推移
2009/1/2~2020/6/1

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。垂直に下げている箇所は、買収によりBPSが急激に増えたタイミングになります。

BDXの株価


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)76.18ドル

※2020年5月7日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値5.81倍
中央値3.70倍
最小値2.28倍
割安の目安3.33倍
割高の目安4.36倍

※期間:2009/1/2~2020/6/1

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Becton, Dickinson and Company (BDX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Stock Information - Dividend / Stock Split History | Becton, Dickinson and CompanyBecton, Dickinson and Company
BDX|ベクトン・ディッキンソン配当利回り推移
1985/1/2~2020/6/1

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回りが1%付近になると反発しやすい傾向にあることが確認できます。

ベクトン・ディッキンソンのような連続増配銘柄の場合、配当利回りが上がるのは株価下落あるいは増配のどちらかが原因になります。

BDXの年間配当

年間1株あたり配当金3.16ドル

BDXの株価


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値2.57%
中央値1.82%
最小値1.10%
割安の目安1.99%
割高の目安1.48%

※期間:2009/1/2~2020/6/1

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

ベクトン・ディッキンソンの会計年度は暦年とズレがあります。連続増配記録は暦年の年間配当よりも会計年度を基準にした年間配当の方が長いため、会計年度にあわせて配当を記載しています。

年度
(FY)
1Q
(10-12月)
2Q
(1-3月)
3Q
(4-6月)
4Q
(7-9月)
年間配当増配率
1986年度$0.020625$0.020625$0.020625$0.020625$0.0825
1987年度$0.023125$0.023125$0.023125$0.023125$0.092512.1%
1988年度$0.026875$0.026875$0.026875$0.026875$0.107516.2%
1989年度$0.03125$0.03125$0.03125$0.03125$0.12516.3%
1990年度$0.03375$0.03375$0.03375$0.03375$0.1358.0%
1991年度$0.03625$0.03625$0.03625$0.03625$0.1457.4%
1992年度$0.0375$0.0375$0.0375$0.0375$0.1503.4%
1993年度$0.04125$0.04125$0.04125$0.04125$0.16510.0%
1994年度$0.04625$0.04625$0.04625$0.04625$0.18512.1%
1995年度$0.05125$0.05125$0.05125$0.05125$0.20510.8%
1996年度$0.0575$0.0575$0.0575$0.0575$0.23012.2%
1997年度$0.065$0.065$0.065$0.065$0.26013.0%
1998年度$0.0725$0.0725$0.0725$0.0725$0.29011.5%
1999年度$0.085$0.085$0.085$0.085$0.34017.2%
2000年度$0.0925$0.0925$0.0925$0.0925$0.3708.8%
2001年度$0.095$0.095$0.095$0.095$0.3802.7%
2002年度$0.0975$0.0975$0.0975$0.0975$0.3902.6%
2003年度$0.100$0.100$0.100$0.100$0.4002.6%
2004年度$0.150$0.150$0.150$0.150$0.60050.0%
2005年度$0.180$0.180$0.180$0.180$0.72020.0%
2006年度$0.215$0.215$0.215$0.215$0.86019.4%
2007年度$0.245$0.245$0.245$0.245$0.98014.0%
2008年度$0.285$0.285$0.285$0.285$1.14016.3%
2009年度$0.330$0.330$0.330$0.330$1.32015.8%
2010年度$0.370$0.370$0.370$0.370$1.48012.1%
2011年度$0.410$0.410$0.410$0.410$1.64010.8%
2012年度$0.450$0.450$0.450$0.450$1.8009.8%
2013年度$0.495$0.495$0.495$0.495$1.98010.0%
2014年度$0.545$0.545$0.545$0.545$2.18010.1%
2015年度$0.600$0.600$0.600$0.600$2.40010.1%
2016年度$0.660$0.660$0.660$0.660$2.64010.0%
2017年度$0.730$0.730$0.730$0.730$2.92010.6%
2018年度$0.750$0.750$0.750$0.750$3.0002.7%
2019年度$0.770$0.770$0.770$0.770$3.0802.7%
2020年度$0.790$0.790$0.790$0.790$3.1602.6%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

BDX|ベクトン・ディッキンソン増配率推移(1987年度~1998年度)
BDX|ベクトン・ディッキンソン増配率推移(1999年度~2010年度)
BDX|ベクトン・ディッキンソン増配率推移(2011年度~2020年度)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「会計年度×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

ベクトン・ディッキンソンの場合、会計年度の年間配当は配当権利落ち日と支払い日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted Diluted Earnings per Share
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Stock Information - Dividend / Stock Split History | Becton, Dickinson and CompanyBecton, Dickinson and Company
BDX|ベクトン・ディッキンソン配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年2Q決算時点の配当性向は27%で十分な増配余力が残されています。

2020年6月1日時点データ

連続増配年数48年(会計年度基準)
前回増配(権利落ち日)2019年12月9日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月3月/6月/9月/12月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:AVERAGE SHARES OUTSTANDING (in thousands) Diluted

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

BDX|ベクトン・ディッキンソン発行済株式数

自社株買いは期待できない

2009年度~2014年度までの発行済株式数は毎年順調に減っていたものの、2015年度からは一転して毎年増え続けています。

公募増資により発行済株式数が増えると1株あたりの価値が下がることになるため、株主にとってマイナスになることもあります。

完成まで1年以上かかった著書