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【AMZN】アマゾンの株価が割安なときの見分け方

【AMZN】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はアマゾン(AMZN)のバリュエーション判断として、割安&割高なPER/PSR/PBRを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
AMZN】割安な株価の目安
  • PSR:2.00倍以下
  • PBR:13.00倍以下

※分析期間:2009/1/2~2020/1/31

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

AMZNは一般消費財セクターじゃな。

【AMZN】アマゾンのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted earnings per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、hとんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。2012年3Qと2017年4Qだけイレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Amazon.com, Inc. (AMZN) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
AMZN|アマゾン実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/1/31

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。アマゾンの場合、PERでのバリュエーション判断がほとんどアテになりません。そのため、次に示す割安・割高な目安はPERで省略しています。

実績PER過去11年データ

最大値2375.29倍
中央値141.91倍
最小値-1332.91倍

※期間:2009/1/2~2020/1/31

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

AMZN|アマゾン調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2017年度まではほとんど利益を出してきませんでしたが、2018年度からは以前よりも利益を出すようになってきました。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

AMZN|アマゾン調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で-4.0%でした。

【AMZN】アマゾンのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total net sales
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used in computation of earnings per share:Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Amazon.com, Inc. (AMZN) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
AMZN|アマゾン実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/1/31

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向としては、PSRが3倍付近のときに反発してきた回数が多いことに気づきます。

実績PSR過去11年データ

最大値4.90倍
中央値2.47倍
最小値1.16倍
割安の目安2.00倍
割高の目安3.21倍

※期間:2009/1/2~2020/1/31

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

AMZN|アマゾン1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。過去10年で10倍という凄まじいペースでSPSが成長しています。

1株当たり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

AMZN|アマゾン1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+26.2%の伸び率でした。

【AMZN】アマゾンのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total stockholders’ equity
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used in computation of earnings per share:Diluted

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Amazon.com, Inc. (AMZN) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
AMZN|アマゾン実績PBR推移
期間:2009/1/2~2020/1/31

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向としては、PBRが17倍付近のときに反発する回数が多かったことが確認できます。2020年1月31日時点のPBRは、過去11年の中央値付近にあります。

実績PBR過去11年データ

最大値29.50倍
中央値16.22倍
最小値8.36倍
割安の目安13.00倍
割高の目安21.12倍

※期間:2009/1/2~2020/1/31

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

AMZN|アマゾン1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり純資産です。2015年度以降の伸び率が急激に上昇しています。10年で約10.5倍というPSRに引けを取らないペースでPBRも成長していることが確認できます。

1株当たり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

AMZN|アマゾンBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+26.94%の伸び率でした。

【AMZN】アマゾンの配当利回り

2020年1月31日現在、アマゾンは配当を出さない銘柄となっています。そのため、アマゾンの配当利回りは0%で株価上昇率がそのままトータルリターンになる銘柄です。

【AMZN】アマゾンの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted-average shares used in computation of earnings per share:Diluted

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

AMZN|アマゾン発行済株式数

発行済株式数は基本的に毎年少しずつ増えていることが確認できます。したがって、自社株買いで株主に還元する方針ではないことが伺えます。

【AMZN】アマゾンの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS23.01ドル
1株あたり売上高(SPS)555.49ドル

2019年4Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)122.89ドル

【AMZN】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PSR2.00倍以下3.21倍以上
PBR13.00倍以下21.12倍以上

※分析期間:2009/1/2~2020/1/31

PERの割安・割高な目安は参考にならないため記載を省略しています。アマゾンの場合、最も重視される指標はPSRです。というのも、Amazon CEOジェフ・ベゾス氏が利益を見るのではなく売上高を見てくれと以前から主張してきたからです。

2019年4Q決算後(2020年1月31日)時点のPSRは3.62倍で割高、PBRは16.35倍で中央値付近となっています。

過去の傾向として、PSRが3倍付近、PBRが17倍付近のときに反発する回数が多かったことから、グロース株投資をする人は何か参考になるかもしれません。

データ分析の手順は拙著で解説しています

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