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アルファベット(GOOGL)の決算データから割安な株価と買い時を分析

【GOOGL】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、アルファベット(GOOGL)の株価が割安なときのPER/PSR/PBRを具体的に解説します。

注意

アルファベットは2015年に誕生したGoogleの親会社です。そのため、2015年度3Q以前はGoogle Inc.の業績データを使用しています。

先に結論
GOOGL】割安な株価の目安
  • PER:20.31倍以下
  • PSR:5.56倍以下
  • PBR:3.80倍以下

※分析期間:2009/1/2~2020/6/12

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

GOOGLはコミュニケーションサービスセクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

GOOGL|アルファベット調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。きれいな右肩上がりで毎年必ず対前年比プラス成長を続けて続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted EPS

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、ほどんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、イレギュラーな損益が出たときだけ除外して調整後希薄化EPSにしています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Alphabet Inc. (GOOGL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

GOOGL|アルファベット実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/6/12

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。リーマンショックの底値でつけた15倍付近が意識されて、その後も15倍付近のところで複数回反発しているのが確認できます。

GOOGLの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS50.35ドル

※2020年4月28日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値32.20倍
中央値23.41倍
最小値14.71倍
割安の目安20.31倍
割高の目安25.61倍
PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

GOOGL|アルファベット1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。PERと同じようにきれいな右肩上がりを描いています。毎年必ず対前年比プラス成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total revenues
  • 発行済株式数:Number of shares used in diluted earnings per share calculation

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Alphabet Inc. (GOOGL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

GOOGL|アルファベット実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/6/12

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向としては、PSRが5倍付近のところで反発する回数が多くなっています。

GOOGLの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)240.77ドル

※2020年4月28日発表データ

PSR推移グラフデータ

最大値8.85倍
中央値6.19倍
最小値4.23倍
割安の目安5.56倍
割高の目安6.77倍
PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

GOOGL|アルファベット1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり純資産です。PER、PSRと同じようにきれいな右肩上がりを描いています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total stockholders’ equity
  • 発行済株式数:Number of shares used in diluted earnings per share calculation

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Alphabet Inc. (GOOGL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

GOOGL|アルファベット実績PBR推移
2009/1/2~2020/6/12

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。2016年以降はPBRが4倍付近のところで反発してきたことが確認できます。

GOOGLの株価


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)294.19ドル

※2020年4月28日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値5.95倍
中央値4.26倍
最小値2.99倍
割安の目安3.80倍
割高の目安4.59倍
PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当利回りは0%

アルファベットは配当を出さない銘柄ですので、配当利回りは0%です。株価上昇率がそのままトータルリターンになります。

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Number of shares used in diluted earnings per share calculation

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

GOOGL|アルファベット発行済株式数

自社株買いは期待できない

アルファベットの発行済株式数は長期的に横ばいで推移しています。よって、自社株買いで株主還元しない方針であることが伺えます。

株価データ分析まとめ

ここ数年のデータはPERが20倍付近、PSRが5倍付近、PBRが4倍付近のときに反発しているので、グロース株投資をするときの参考になるかもしれません。

もちろん、ここに書いた傾向が崩れて反発ラインより大きく割安になる可能性も十分あり得るので、参考程度に考えましょう。