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【AAPL】アップルの株価が割安な時の見分け方|配当・決算データまとめ

【AAPL】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』のひろめ(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はアップル(AAPL)のバリュエーション判断として、割安&割高なPER/PSR/配当利回りを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
AAPL】割安な株価の目安
  • PER:13.32倍以下
  • PSR:2.92倍以下
  • 配当利回り:2.11%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/1/30

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

AAPLは情報技術セクターじゃな。

【AAPL】アップルのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:earnings per diluted share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、大半が直近4四半期の希薄化EPSを合計したものです。2008年3Q~2009年3Qだけイレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Apple Inc. (AAPL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
AAPL|アップル実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/1/30

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが10倍付近のときに反発しているのが確認できます。

バークシャー・ハサウェイがアップル株を初めて購入したのは2016年1Q(1月~3月)です。このときの投資判断はバフェット本人ではなく、補佐役のドット・コームズ氏かテッド・ウェシュラー氏と言われています。

こうして振り返ると、PERが10倍付近になったところで買い始めていることが分かります。

ちなみに、ウォーレン・バフェット氏が投資判断を行って本格的にアップルを購入し始めたのは、2016年4Q(10月~12月)のことです。2016年12月末のアップル保有株数は5735万株(+4213万株)、ポートフォリオの4.5%まで急上昇しました。

実績PER過去11年データ

最大値26.94倍
中央値15.97倍
最小値8.86倍
割安の目安13.32倍
割高の目安18.20倍

※期間:2009/1/2~2020/1/30

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

AAPL|アップル調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。わずか10年で8.5倍も伸びています。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

AAPL|アップル調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+24.6%の伸び率でした。

【AAPL】アップルのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total net sales
  • 発行済株式数:Shares used in computing earnings per share:Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Apple Inc. (AAPL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
AAPL|アップル実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/1/30

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向としては、PSRが2.2倍付近のところで反発しています。2009年3月のリーマンショック底値のバリュエーションが意識されたのかもしれません。

実績PSR過去11年データ

最大値5.55倍
中央値3.57倍
最小値2.18倍
割安の目安2.92倍
割高の目安3.99倍

※期間:2009/1/2~2020/1/30

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

AAPL|アップル1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。わずか10年で10倍も成長しています。

1株当たり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

AAPL|アップル1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+25.5%の伸び率でした。

【AAPL】アップルの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Apple Inc. (AAPL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Dividend HistoryApple
AAPL|アップル配当利回り推移
期間:2013/1/2~2020/1/30

アップルが配当支払いを再開したのが2012年8月からであるため、2013年から配当利回り推移をグラフ化しました。

2020年1Q決算後の配当利回りは配当支払い再開以降、最も低くなっています。

配当利回り過去7年データ

最大値3.10%
中央値1.74%
最小値0.95%
割安の目安2.11%
割高の目安1.53%

※期間:2009/1/2~2020/1/30

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

1Q~4Q表記だけ会計年度にあわせています。アップルの会計年度は暦年とズレがあるため、2Q、3Q、4Q、1Qの順序になります。

暦年
(CY)
2Q
(1-3月)
3Q
(4-6月)
4Q
(7-9月)
1Q
(10-12月)
年間配当増配率
2012年$0.3786$0.3786$0.76
2013年$0.3786$0.4357$0.4357$0.4357$1.69122.6%
2014年$0.4357$0.47$0.47$0.47$1.859.5%
2015年$0.47$0.52$0.52$0.52$2.0310.0%
2016年$0.52$0.57$0.57$0.57$2.239.9%
2017年$0.57$0.63$0.63$0.63$2.4610.3%
2018年$0.63$0.73$0.73$0.73$2.8214.6%
2019年$0.73$0.77$0.77$0.77$3.047.8%
2020年$0.77

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は、株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

AAPL|アップル増配率推移(2013年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。アップルの場合、配当権利落ち日と配当支払い日どちらを基準にしても年間配当は一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:earnings per diluted share
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、大半が直近4四半期の希薄化EPSを合計したものです。2008年3Q~2009年3Qだけイレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Dividend HistoryApple
AAPL|アップル配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年1Q決算時点の配当性向は24%で、まだまだ十分な増配余力が残されています。

2020年1月30日データ

連続増配年数8年
1株配当3.08ドル/年
前回増配(権利落ち日)2019年5月10日
配当権利落ち月2月/5月/8月/11月
配当支払い月2月/5月/8月/11月

増配ステータス 

配当貴族指数×
配当チャンピオン×
配当王×
配当公爵×

【AAPL】アップルの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Shares used in computing earnings per share:Diluted

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

AAPL|アップル発行済株式数

2012年度以降の発行済株式数は毎年着実に減少しています。毎年3%以上も減らしていることから、積極的な自社株買いで株主還元する方針であることが伺えます。

【AAPL】アップルの株価データ分析まとめ

2019年2Q~2020年1Q

調整後希薄化EPS12.66ドル
1株あたり売上高(SPS)60.09ドル

2020年1Q決算時点

年間1株あたり配当金3.08ドル

【AAPL】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER13.32倍以下18.20倍以上
PSR2.92倍以下3.99倍以上
配当利回り2.11%以上1.53%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/1/30

2020年1Q決算後(2020年1月30日)時点のPER、PSR、配当利回りは、どれも明らかに割高な水準となっています。

バリュエーションが高いだけに何らかの要因で業績成長が鈍化すると、一変して株価が急落することも考えられます。

データ分析の手順を解説

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