Amazonギフト券|初回チャージで1000円分もらえる

【UVV】ユニバーサルの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【UVV】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はユニバーサル(UVV)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去11年分の決算データをもとに分析した結果です。

先に結論
UVV】割安な株価の目安
  • PER:9.61倍以下
  • PSR:0.50倍以下
  • PBR:0.97倍以下
  • 配当利回り:4.81%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/3/20

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

UVVは生活必需品セクターじゃな。

【UVV】ユニバーサルのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted earnings per share

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、イレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Universal Corporation (UVV) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
UVV|ユニバーサル実績PER推移
2009/1/2~2020/3/20

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが11倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PER過去11年データ

最大値20.33倍
中央値12.74倍
最小値5.92倍
割安の目安9.61倍
割高の目安16.02倍

※期間:2009/1/2~2020/3/20

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

UVV|ユニバーサル調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2016年度以降は対前年比で毎年プラス成長を続けています。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

UVV|ユニバーサル調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年4Q~2020年3Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で-1.8%でした。

【UVV】ユニバーサルのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Sales and other operating revenues
  • 発行済株式数:Weighted average shares outstanding

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Universal Corporation (UVV) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
UVV|ユニバーサル実績PSR推移
2009/1/2~2020/3/20

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。リーマンショック以降の緩やかな上昇トレンドが2017年に反転してダウントレンドに切り替わっています。

実績PSR過去11年データ

最大値1.02倍
中央値0.61倍
最小値0.31倍
割安の目安0.50倍
割高の目安0.68倍

※期間:2009/1/2~2020/3/20

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

UVV|ユニバーサル1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2010年度以降は増えたり減ったりを繰り返しながら長期的に横ばいで推移しているのが確認できます。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

UVV|ユニバーサル1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年4Q~2020年3Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+0.9%の伸び率でした。

【UVV】ユニバーサルのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Weighted average shares outstanding

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Universal Corporation (UVV) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
UVV|ユニバーサル実績PBR推移
2009/1/2~2020/3/20

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRは0.6倍~1.6倍の範囲に収まっていて、長期的に横ばいで推移しているのが確認できます。

実績PBR過去11年データ

最大値1.58倍
中央値1.09倍
最小値0.67倍
割安の目安0.97倍
割高の目安1.17倍

※期間:2009/1/2~2020/3/20

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

UVV|ユニバーサル1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2014年度以降の成長は微増で、ほぼ横ばいで推移しています。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

UVV|ユニバーサルBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年4Q~2020年3Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+4.6%の伸び率でした。

【UVV】ユニバーサルの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:AMOUNT

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Universal Corporation (UVV) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 DIVIDEND HISTORY | Universal CorporationUniversal Corporation
UVV|ユニバーサル配当利回り推移
1993/1/4~2020/3/20

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回り2.5%付近が底になって反発してきた様子が見て取れます。

ユニバーサルのような連続増配銘柄の場合、配当利回りが上昇したときは株価下落あるいは増配のどちらかがあったことを意味します。

配当利回り過去11年データ

最大値7.68%
中央値4.22%
最小値2.66%
割安の目安4.81%
割高の目安3.78%

※期間:2009/1/2~2020/3/20

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

ユニバーサルの会計年度は暦年とズレがあります。1Q~4Q表記だけ会計年度にあわせているため、4Q、1Q、2Q、3Qの順序になっています。

暦年
(CY)
4Q
(1-3月)
1Q
(4-6月)
2Q
(7-9月)
3Q
(10-12月)
年間配当増配率
1992年$0.20$0.20$0.20$0.20$0.80
1993年$0.22$0.22$0.22$0.22$0.8810.0%
1994年$0.24$0.24$0.24$0.24$0.969.1%
1995年$0.25$0.25$0.25$0.25$1.004.2%
1996年$0.26$0.26$0.26$0.26$1.022.0%
1997年$0.27$0.27$0.27$0.27$1.063.9%
1998年$0.28$0.28$0.28$0.28$1.125.7%
1999年$0.30$0.30$0.30$0.30$1.207.1%
2000年$0.31$0.31$0.31$0.31$1.243.3%
2001年$0.32$0.32$0.32$0.32$1.283.2%
2002年$0.34$0.34$0.34$0.34$1.366.3%
2003年$0.36$0.36$0.36$0.36$1.445.9%
2004年$0.39$0.39$0.39$0.39$1.568.3%
2005年$0.42$0.42$0.42$0.42$1.687.7%
2006年$0.43$0.43$0.43$0.43$1.722.4%
2007年$0.44$0.44$0.44$0.44$1.762.3%
2008年$0.45$0.45$0.45$0.45$1.802.3%
2009年$0.46$0.46$0.46$0.46$1.842.2%
2010年$0.47$0.47$0.47$0.47$1.882.2%
2011年$0.48$0.48$0.48$0.48$1.922.1%
2012年$0.49$0.49$0.49$0.49$1.962.1%
2013年$0.50$0.50$0.50$0.50$2.002.0%
2014年$0.51$0.51$0.51$0.51$2.042.0%
2015年$0.52$0.52$0.52$0.52$2.082.0%
2016年$0.53$0.53$0.53$0.53$2.121.9%
2017年$0.54$0.54$0.54$0.54$2.161.9%
2018年$0.55$0.55$0.75$0.75$2.6020.4%
2019年$0.75$0.75$0.76$0.76$3.0216.2%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

UVV|ユニバーサル増配率推移(1993年~2005年)
UVV|ユニバーサル増配率推移(2006年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

ユニバーサルの場合、暦年の年間配当は配当権利落ち日と配当支払い日どちらを基準にしても年間配当は一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted earnings per share
  • 四半期配当:AMOUNT

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、イレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 DIVIDEND HISTORY | Universal CorporationUniversal Corporation
UVV|ユニバーサル配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年3Q決算時点の配当性向は84%で高めになっています。

2020年3月20日時点データ

連続増配年数48年
1株配当3.04ドル/年
前回増配(権利落ち日)2019年7月5日
配当権利落ち月1月/4月/7月/10月
配当支払い月2月/5月/8月/11月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

【UVV】ユニバーサルの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted average shares outstanding

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

UVV|ユニバーサル発行済株式数

発行済株式数は基本的に横ばいで、数年に一度大きく減っているのが確認できます。

長期スパンで発行済株式数を減らしていることから、長期的には自社株買いで株主還元する方針であることが伺えます。

【UVV】ユニバーサルの株価データ分析まとめ

2019年4Q~2020年3Q

調整後希薄化EPS3.64ドル
1株あたり売上高(SPS)77.81ドル

2020年3Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)52.28ドル
年間1株あたり配当金3.04ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回りが計算できます。

【UVV】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER9.61倍以下16.02倍以上
PSR0.50倍以下0.68倍以上
PBR0.97倍以下1.17倍以上
配当利回り4.81%以上3.78%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/3/20

ユニバーサルのPERとPSR、PBRの長期推移はどれも一定の範囲に収まっているのに対し、配当利回りだけ少し異なる動きをしています。

さらに細かい動きを見ると、PERが同じ水準で何度も反発しているのが確認できて最も意識されているように感じます。

このことから、ユニバーサルの株価指標で最も重視すべきはPER、次にPSRとPBR、最後に配当利回りの順になります。

そして、ひとつの指標だけでなく複数指標で割安になっているときにバリュー投資することがリスクを抑えるうえで最も大切だと考えています。

データ分析の手順を解説

試し読みできます

書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い