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ストライカー(SYK)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【SYK】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、ストライカー(SYK)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
SYK】割安な株価の目安
  • PER:16.11倍以下
  • PSR:2.88倍以下
  • PBR:2.97倍以下
  • 配当利回り:1.49%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/8/7

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

SYKはヘルスケアセクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

SYK|ストライカー調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。10年以上も連続で毎年プラス成長を続けていて、きれいな右肩上がりを描いています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted EPS

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Stryker Corporation (SYK) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

SYK|ストライカー実績PER推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。長期的に続いてきたPERの上昇トレンドが2020年に途切れた様子が見て取れます。

ストライカーの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS6.88ドル

※ 2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値28.70倍
中央値19.26倍
最小値11.02倍
割安の目安16.11倍
割高の目安22.85倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

SYK|ストライカー1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。10年以上も連続で毎年SPSが伸びていることが分かります。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net sales
  • 発行済株式数:Weighted-average shares outstanding (in millions):Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Stryker Corporation (SYK) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

SYK|ストライカー実績PSR推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。PERと同じく長期的に続いてきたPSRの上昇トレンドが2020年に途切れているのが見て取れます。

ストライカーの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)37.47ドル

※2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値5.93倍
中央値3.53倍
最小値1.87倍
割安の目安2.88倍
割高の目安4.55倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

SYK|ストライカー1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2014年度を除いて、対前年比で毎年プラス成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Weighted-average shares outstanding (in millions):Diluted

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Stryker Corporation (SYK) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

SYK|ストライカー実績PBR推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PERやPSRと同じく長期的に続いてきたPBRの上昇トレンドが2020年に途切れているのが見て取れます。

ストライカーの株価


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)33.97ドル

※2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値7.42倍
中央値3.64倍
最小値2.21倍
割安の目安2.97倍
割高の目安5.42倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount Per Share

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Stryker Corporation (SYK) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Stock Information - Dividend HistoryStryker
SYK|ストライカー配当利回り推移
1992/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。長期的に続いてきた配当利回りのダウントレンドが2020年に途切れた様子が見て取れます。

ストライカーのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの低下は株価が上昇したことを意味します。

ストライカーの年間配当

年間1株あたり配当金2.30ドル

ストライカーの株価


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値1.95%
中央値1.29%
最小値0.77%
割安の目安1.49%
割高の目安1.13%

※期間:2009/1/2~2020/8/7

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

ストライカーは2009年4Qに年1回配当から四半期配当に移行しました。年1回配当だった時期の配当支払いがない四半期は「-」としています。

会計年度は暦年と一緒なので、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1992年$0.00625$0.00625
1993年$0.0075$0.007520.0%
1994年$0.00875$0.0087516.7%
1995年$0.010$0.01014.3%
1996年$0.01125$0.0112512.5%
1997年$0.025$0.025122.2%
1998年$0.0275$0.027510.0%
1999年$0.030$0.0309.1%
2000年$0.0325$0.03258.3%
2001年$0.04$0.0423.1%
2002年$0.05$0.0525.0%
2003年$0.06$0.0620.0%
2004年$0.07$0.0716.7%
2005年$0.09$0.0928.6%
2006年$0.11$0.1122.2%
2007年$0.22$0.22100.0%
2008年$0.33$0.3350.0%
2009年$0.40$0.10$0.5051.5%
2010年$0.15$0.15$0.15$0.18$0.6326.0%
2011年$0.18$0.18$0.18$0.2125$0.752519.4%
2012年$0.2125$0.2125$0.2125$0.265$0.902519.9%
2013年$0.265$0.265$0.265$0.305$1.1021.9%
2014年$0.305$0.305$0.305$0.345$1.2614.5%
2015年$0.345$0.345$0.345$0.38$1.41512.3%
2016年$0.38$0.38$0.38$0.425$1.56510.6%
2017年$0.425$0.425$0.425$0.47$1.74511.5%
2018年$0.47$0.47$0.47$0.52$1.9310.6%
2019年$0.52$0.52$0.52$0.575$2.13510.6%

※基準:配当支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

SYK|ストライカー増配率推移(1993年~2003年)
SYK|ストライカー増配率推移(2004年~2014年)
SYK|ストライカー増配率推移(2015年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted EPS
  • 四半期配当:Amount Per Share

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Stock Information - Dividend HistoryStryker
SYK|ストライカー配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年2Q決算時点の配当性向は33%で、まだまだ十分な増配余力が残されています。

連続増配年数

連続増配年数27年
前回増配(権利落ち日)2019年12月30日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted-average shares outstanding (in millions):Diluted

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

SYK|ストライカー発行済株式数

自社株買いは期待できない

ストライカーの発行済株式数は、2011年度を除いてほとんど減ってません。長期的に横ばいで推移していることから、自社株買いで株主還元する方針でないことが伺えます。

株価データ分析まとめ

ここまで見てきた各種指標の長期推移は、どれも似た動きをしています。どの指標も長い時間をかけて割高になってきただけに、業績のプラス成長がストップすると株価が急落する可能性が高いと言えます。

もとの株価が明らかに割高であることから、短期的に株価が大きく下げたとしても割安な水準まで下がるには年単位の時間がかかると見ています。