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キンバリー・クラーク(KMB)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【KMB】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、キンバリー・クラーク(KMB)の株価が割安なときのPER/PSR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
KMB】割安な株価の目安
  • PER:14.40倍以下
  • PSR:1.34倍以下
  • 配当利回り:4.07%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/7/24

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

KMBは生活必需品セクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

KMB|キンバリー・クラーク調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2015年度以外は対前年比で毎年プラス成長を続けていることが確認できます。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted earnings per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

KMB|キンバリー・クラーク実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。リーマンショック底値のときはPER10倍付近、2018年はPER15倍付近で反発している様子が確認できます。

キンバリー・クラークの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS7.88ドル

※ 2020年7月23日発表データ

2020年度ガイダンス

調整後EPS
(対前年比)
7.4ドル~7.6ドル
(+7.6%~+10.5%)
期間2020年1月~2020年12月

※2020年2Q決算(2020/7/23)時点

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値23.98倍
中央値17.73倍
最小値10.05倍
割安の目安14.40倍
割高の目安19.40倍

※期間:2009/1/2~2020/7/24

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

KMB|キンバリー・クラーク1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高になります。2015年度にガクンと減少しているのはヘルスケア事業をスピンオフしたためです。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net Sales
  • 発行済株式数:Average diluted shares for three months ended

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

KMB|キンバリー・クラーク実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2016年以降は、PSR2.0~2.75倍のレンジを動いているのが分かります。

キンバリー・クラークの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)55.12ドル

※2020年7月23日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値2.77倍
中央値1.93倍
最小値0.89倍
割安の目安1.34倍
割高の目安2.33倍

※期間:2009/1/2~2020/7/24

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Cash Dividends Declared

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Dividend/Split History | Kimberly-Clark CorporationKimberly-Clark Corporation
KMB|キンバリー・クラーク配当利回り推移
期間:1990/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回りが4%付近のところで反発してきた回数が多い傾向にあります。

キンバリー・クラークの年間配当

年間1株あたり配当金4.28ドル

キンバリー・クラークの株価


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値5.77%
中央値3.39%
最小値2.64%
割安の目安4.07%
割高の目安3.09%

※期間:2009/1/2~2020/7/24

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

キンバリー・クラークの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1990年$0.170$0.170$0.170$0.170$0.680
1991年$0.185$0.185$0.185$0.205$0.76011.8%
1992年$0.205$0.205$0.205$0.205$0.8207.9%
1993年$0.215$0.215$0.215$0.215$0.8604.9%
1994年$0.220$0.220$0.220$0.220$0.8802.3%
1995年$0.225$0.225$0.225$0.225$0.9002.3%
1996年$0.230$0.230$0.230$0.230$0.9202.2%
1997年$0.240$0.240$0.240$0.240$0.9604.3%
1998年$0.250$0.250$0.250$0.250$1.0004.2%
1999年$0.260$0.260$0.260$0.260$1.0404.0%
2000年$0.270$0.270$0.270$0.270$1.0803.8%
2001年$0.280$0.280$0.280$0.280$1.1203.7%
2002年$0.300$0.300$0.300$0.300$1.2007.1%
2003年$0.340$0.340$0.340$0.340$1.36013.3%
2004年$0.400$0.400$0.400$0.400$1.60017.6%
2005年$0.450$0.450$0.450$0.450$1.80012.5%
2006年$0.490$0.490$0.490$0.490$1.9608.9%
2007年$0.530$0.530$0.530$0.530$2.1208.2%
2008年$0.580$0.580$0.580$0.580$2.3209.4%
2009年$0.600$0.600$0.600$0.600$2.4003.4%
2010年$0.660$0.660$0.660$0.660$2.64010.0%
2011年$0.700$0.700$0.700$0.700$2.8006.1%
2012年$0.740$0.740$0.740$0.740$2.9605.7%
2013年$0.810$0.810$0.810$0.810$3.2409.5%
2014年$0.840$0.840$0.840$0.840$3.3603.7%
2015年$0.880$0.880$0.880$0.880$3.5204.8%
2016年$0.920$0.920$0.920$0.920$3.6804.5%
2017年$0.970$0.970$0.970$0.970$3.8805.4%
2018年$1.000$1.000$1.000$1.000$4.0003.1%
2019年$1.030$1.030$1.030$1.030$4.1203.0%
2020年$1.070$1.070$1.070$1.070$4.2803.9%

※基準:配当権利落ち日

四半期配当および年間配当は、株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(1991年~2003年)
KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(2004年~2015年)
KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(2016年~2020年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted earnings per share
  • 四半期配当:Cash Dividends Declared

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Dividend/Split History | Kimberly-Clark CorporationKimberly-Clark Corporation
KMB|キンバリー・クラーク配当性向推移

上記のグラフは直近1年の調整後希薄化EPSを使って出した配当性向推移になります。2020年2Q決算時点の配当性向は54%で増配余力は残っています。

2020年7月24日データ

連続増配年数48年
次回増配(権利落ち日)2020年3月5日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Average diluted shares for three months ended

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

KMB|キンバリー・クラーク発行済株式数

自社株買いの期待ができる

キンバリー・クラークの発行済株式数は2010年度以降、毎年減り続けています。よって、自社株買いで株主に還元する方針を取っていることが伺えます。