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【KMB】キンバリー・クラークの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【KMB】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はキンバリー・クラーク(KMB)のバリュエーション判断として、割安&割高なPER/PSR/配当利回りを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
KMB】割安な株価の目安
  • PER:14.30倍以下
  • PSR:1.33倍以下
  • 配当利回り:4.10%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/1/24

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

KMBは生活必需品セクターじゃな。

【KMB】キンバリー・クラークのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted earnings per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
KMB|キンバリー・クラーク実績PER推移
期間:2009/1/2~2020/1/24

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。リーマンショック底値のときはPER10倍付近、2018年にはPER15倍付近で反発していることが確認できます。

実績PER過去11年データ

最大値23.98倍
中央値17.56倍
最小値10.05倍
割安の目安14.30倍
割高の目安19.32倍

※期間:2009/1/2~2020/1/24

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

KMB|キンバリー・クラーク調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2015年度以外は対前年比で毎年プラス成長を続けていることが確認できます。

2020年度ガイダンス

調整後EPS
(対前年比)
7.10ドル~7.35ドル
(+3.2%~6.8%)
期間2020年1月~2020年12月

※2019年4Q決算(2020/1/23)時点

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

KMB|キンバリー・クラーク調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+4.4%の伸び率でした。

【KMB】キンバリー・クラークのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net Sales
  • 発行済株式数:Average diluted shares for three months ended

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
KMB|キンバリー・クラーク実績PSR推移
期間:2009/1/2~2020/1/24

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。このグラフを見ただけで、明らかにPSRが割高なのが理解できます。

実績PSR過去11年データ

最大値2.73倍
中央値1.91倍
最小値0.89倍
割安の目安1.33倍
割高の目安2.29倍

※期間:2009/1/2~2020/1/24

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

KMB|キンバリー・クラーク1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高になります。2015年度にガクンと減少しているのはヘルスケア事業をスピンオフしたためです。

1株当たり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

KMB|キンバリー・クラーク1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+1.7%の伸び率でした。

【KMB】キンバリー・クラークの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Cash Dividends Declared

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Kimberly-Clark Corporation (KMB) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Dividend/Split History | Kimberly-Clark CorporationKimberly-Clark Corporation
KMB|キンバリー・クラーク配当利回り推移
期間:1990/1/2~2020/1/24

配当利回り過去11年データ

最大値5.77%
中央値3.43%
最小値2.64%
割安の目安4.10%
割高の目安3.13%

※期間:2009/1/2~2020/1/24

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

キンバリー・クラークの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1990年$0.170$0.170$0.170$0.170$0.680
1991年$0.185$0.185$0.185$0.205$0.76011.8%
1992年$0.205$0.205$0.205$0.205$0.8207.9%
1993年$0.215$0.215$0.215$0.215$0.8604.9%
1994年$0.220$0.220$0.220$0.220$0.8802.3%
1995年$0.225$0.225$0.225$0.225$0.9002.3%
1996年$0.230$0.230$0.230$0.230$0.9202.2%
1997年$0.240$0.240$0.240$0.240$0.9604.3%
1998年$0.250$0.250$0.250$0.250$1.0004.2%
1999年$0.260$0.260$0.260$0.260$1.0404.0%
2000年$0.270$0.270$0.270$0.270$1.0803.8%
2001年$0.280$0.280$0.280$0.280$1.1203.7%
2002年$0.300$0.300$0.300$0.300$1.2007.1%
2003年$0.340$0.340$0.340$0.340$1.36013.3%
2004年$0.400$0.400$0.400$0.400$1.60017.6%
2005年$0.450$0.450$0.450$0.450$1.80012.5%
2006年$0.490$0.490$0.490$0.490$1.9608.9%
2007年$0.530$0.530$0.530$0.530$2.1208.2%
2008年$0.580$0.580$0.580$0.580$2.3209.4%
2009年$0.600$0.600$0.600$0.600$2.4003.4%
2010年$0.660$0.660$0.660$0.660$2.64010.0%
2011年$0.700$0.700$0.700$0.700$2.8006.1%
2012年$0.740$0.740$0.740$0.740$2.9605.7%
2013年$0.810$0.810$0.810$0.810$3.2409.5%
2014年$0.840$0.840$0.840$0.840$3.3603.7%
2015年$0.880$0.880$0.880$0.880$3.5204.8%
2016年$0.920$0.920$0.920$0.920$3.6804.5%
2017年$0.970$0.970$0.970$0.970$3.8805.4%
2018年$1.000$1.000$1.000$1.000$4.0003.1%
2019年$1.030$1.030$1.030$1.030$4.1203.0%
2020年$1.070$1.070$1.070$1.070$4.2803.9%

※基準:配当権利落ち日

四半期配当および年間配当は、株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(1991年~2003年)
KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(2004年~2015年)
KMB|キンバリー・クラーク増配率推移(2016年~2020年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted earnings per share
  • 四半期配当:Cash Dividends Declared

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Dividend/Split History | Kimberly-Clark CorporationKimberly-Clark Corporation
KMB|キンバリー・クラーク配当性向推移

上記のグラフは直近1年の調整後希薄化EPSを使って出した配当性向推移になります。2019年4Q決算時点の配当性向は60%で、まだ増配余力は残されています。

2020年1月24日データ

連続増配年数47年
1株配当4.28ドル/年
次回増配(権利落ち日)2020年3月5日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

【KMB】キンバリー・クラークの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Average diluted shares for three months ended

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

KMB|キンバリー・クラーク発行済株式数

2010年度以降、発行済株式数を毎年減らし続けていることから、自社株買いで株主に還元する方針を取っていることが伺えます。

【KMB】キンバリー・クラークの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS6.88ドル
1株あたり売上高(SPS)53.57ドル

2019年4Q決算時点

年間1株あたり配当金4.28ドル

【KMB】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER14.30倍以下19.32倍以上
PSR1.33倍以下2.29倍以上
配当利回り4.10%以上3.13%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/1/24

2019年4Q決算後(2020年1月24日)時点のPER、PSR、配当利回りどれをとっても割高です。

バリュエーションが高いだけに、何らかの要因で業績成長率が鈍化すると株価が急落する可能性も大いに考えられます。

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