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ジェニュイン・パーツ(GPC)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【GPC】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、ジェニュイン・パーツ(GPC)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
GPC】割安な株価の目安
  • PER:16.48倍以下
  • PSR:0.73倍以下
  • PBR:3.06倍以下
  • 配当利回り:3.33%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/8/7

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

GPCは一般消費財セクターじゃな。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

著書:バリュー投資家のための「米国株」データ分析/「本当の意味で読者のためになる情報を届ける」をモットーに、2016年4月から本ブログを書いています。⇒ 運営者情報プロフィール

業績データ

1株あたり利益(EPS)

GPC|ジェニュイン・パーツ調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度にEPSが大きく伸びたのはAlliance Automotive Group(AAG)を買収したことによるものです。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted net income per common share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

GAAP EPSと調整後EPSの違いについては、以下のリンク先で解説しています。

リンク 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

次に出てくる「PERの長期推移」も上記と同じEPSデータを使って求めています。

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

GPC|ジェニュイン・パーツ実績PER推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが15倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

株価チャート


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS5.09ドル

※ 2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
=0

PER推移グラフデータ

最大値24.02倍
中央値18.13倍
最小値8.58倍
割安の目安16.48倍
割高の目安19.52倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

割安・割高の判断基準は四分位数しぶんいすうを使っています。⇒ 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

GPC|ジェニュイン・パーツ1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。右肩上がりで毎年必ずプラス成長を続けているのを確認できます。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net sales
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

GPC|ジェニュイン・パーツ実績PSR推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去にPSRが0.75倍付近のところで何度も反発しているのが確認できます。

株価チャート


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)125.49ドル

※2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
=0

PSR推移グラフデータ

最大値1.11倍
中央値0.80倍
最小値0.36倍
割安の目安0.73倍
割高の目安0.91倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

GPC|ジェニュイン・パーツ1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。きれいな右肩上がりとはいかないものの、長期的に伸びていることが分かります。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total equity
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

GPC|ジェニュイン・パーツ実績PBR推移
2009/1/2~2020/2/14

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRが3.6倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

株価チャート


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)19.90ドル

※2020年7月30日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
=0

PBR推移グラフデータ

最大値4.88倍
中央値3.86倍
最小値1.72倍
割安の目安3.06倍
割高の目安4.18倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Genuine Parts Company(GPC)Dividend historySeeking Alpha
GPC|ジェニュイン・パーツ配当利回り推移
1987/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回り2.0%付近のところが底になって反発してきた様子が確認できます。

ジェニュイン・パーツのような連続増配銘柄の場合、配当利回りが上がる要因は株価下落あるいは増配のどちらかになります。

年間配当

年間1株あたり配当金3.16ドル

株価チャート


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
=0%

最新の配当利回りは下記のページでも確認できます。米国株式市場の取引時間帯もデータ更新されるランキングです。

リンク 【米国株】25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング

配当利回り推移グラフデータ

最大値6.38%
中央値2.98%
最小値2.12%
割安の目安3.33%
割高の目安2.73%

※期間:2009/1/2~2020/8/7

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

ジェニュイン・パーツの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1986年$0.095$0.095$0.095$0.095$0.38
1987年$0.101$0.101$0.101$0.101$0.4046.3%
1988年$0.116$0.116$0.116$0.116$0.46414.9%
1989年$0.1333$0.1333$0.1333$0.1333$0.53314.9%
1990年$0.1533$0.1533$0.1533$0.1533$0.61315.0%
1991年$0.1611$0.1611$0.1611$0.1611$0.6445.1%
1992年$0.1667$0.1667$0.1667$0.1667$0.6673.4%
1993年$0.1767$0.1767$0.1767$0.1767$0.7076.0%
1994年$0.1917$0.1917$0.1917$0.1917$0.7678.5%
1995年$0.210$0.210$0.210$0.210$0.849.6%
1996年$0.2233$0.2233$0.2233$0.2233$0.8936.3%
1997年$0.240$0.240$0.240$0.240$0.967.5%
1998年$0.250$0.250$0.250$0.250$1.004.2%
1999年$0.260$0.260$0.260$0.260$1.044.0%
2000年$0.275$0.275$0.275$0.275$1.105.8%
2001年$0.285$0.285$0.285$0.285$1.143.6%
2002年$0.290$0.290$0.290$0.290$1.161.8%
2003年$0.295$0.295$0.295$0.295$1.181.7%
2004年$0.300$0.300$0.300$0.300$1.201.7%
2005年$0.3125$0.3125$0.3125$0.3125$1.254.2%
2006年$0.3375$0.3375$0.3375$0.3375$1.358.0%
2007年$0.365$0.365$0.365$0.365$1.468.1%
2008年$0.390$0.390$0.390$0.390$1.566.8%
2009年$0.400$0.400$0.400$0.400$1.602.6%
2010年$0.410$0.410$0.410$0.410$1.642.5%
2011年$0.450$0.450$0.450$0.450$1.809.8%
2012年$0.495$0.495$0.495$0.495$1.9810.0%
2013年$0.538$0.538$0.538$0.538$2.1528.7%
2014年$0.575$0.575$0.575$0.575$2.306.9%
2015年$0.615$0.615$0.615$0.615$2.467.0%
2016年$0.6575$0.6575$0.6575$0.6575$2.636.9%
2017年$0.675$0.675$0.675$0.675$2.702.7%
2018年$0.720$0.720$0.720$0.720$2.886.7%
2019年$0.7625$0.7625$0.7625$0.7625$3.055.9%
2020年$0.790$0.790$0.790$0.790$3.163.6%

※基準:配当権利落ち日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(1987年~1999年)
GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(2000年~2011年)
GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(2012年~2020年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted net income per common share
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0000040987&type=8-K&dateb=&owner=exclude&count=100

参考 Genuine Parts Company(GPC)Dividend historySeeking Alpha
GPC|ジェニュイン・パーツ配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年2Q決算時点の配当性向は62%で増配余力は残されています。

連続増配年数

連続増配年数63年
次回増配(権利落ち日)2020年3月5日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

GPC|ジェニュイン・パーツ発行済株式数

自社株買いの期待ができる

GPCの発行済株式数は毎年着実に減っているため、自社株買いで株主還元する方針であることが分かります。