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【GPC】ジェニュイン・パーツの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【GPC】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はジェニュイン・パーツ(GPC)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
GPC】割安な株価の目安
  • PER:16.61倍以下
  • PSR:0.74倍以下
  • PBR:3.06倍以下
  • 配当利回り:3.26%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/2/21

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

GPCは一般消費財セクターじゃな。

【GPC】ジェニュイン・パーツのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted net income per common share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GPC|ジェニュイン・パーツ実績PER推移
2009/1/2~2020/2/21

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが15倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PER過去11年データ

最大値24.02倍
中央値18.23倍
最小値8.58倍
割安の目安16.61倍
割高の目安19.59倍

※期間:2009/1/2~2020/2/21

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

GPC|ジェニュイン・パーツ調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度にEPSが大きく伸びたのはAlliance Automotive Group(AAG)を買収したことによるものです。

2020年度ガイダンス

調整後EPS
(対前年比)
5.8ドル~5.9ドル
(+1.8%~+3.5%)
期間2020年1月~2020年12月

※2019年4Q決算(2020/2/19)時点

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

GPC|ジェニュイン・パーツ調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+8.7%の伸び率でした。

【GPC】ジェニュイン・パーツのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net sales
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GPC|ジェニュイン・パーツ実績PSR推移
2009/1/2~2020/2/21

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去にPSRが0.75倍付近のところで何度も反発しているのが確認できます。

実績PSR過去11年データ

最大値1.11倍
中央値0.81倍
最小値0.36倍
割安の目安0.74倍
割高の目安0.92倍

※期間:2009/1/2~2020/2/21

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

GPC|ジェニュイン・パーツ1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。右肩上がりで毎年必ずプラス成長を続けているのを確認できます。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

GPC|ジェニュイン・パーツ1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+7.8%の伸び率でした。

【GPC】ジェニュイン・パーツのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total equity
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GPC|ジェニュイン・パーツ実績PBR推移
2009/1/2~2020/2/14

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRが3.6倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PBR過去11年データ

最大値4.88倍
中央値3.88倍
最小値1.72倍
割安の目安3.06倍
割高の目安4.19倍

※期間:2009/1/2~2020/2/21

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

GPC|ジェニュイン・パーツ1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。きれいな右肩上がりとはいかないものの、長期的に伸びていることが確認できます。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

GPC|ジェニュイン・パーツBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+4.5%の伸び率でした。

【GPC】ジェニュイン・パーツの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Genuine Parts Company (GPC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Genuine Parts Company(GPC)Dividend historySeeking Alpha
GPC|ジェニュイン・パーツ配当利回り推移
1987/1/2~2020/2/21

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回り2.6%付近のところで過去に何度も反発してきたことが確認できます。

ジェニュイン・パーツのような連続増配銘柄の場合、配当利回りが上がる要因は株価下落あるいは増配のどちらかになります。

配当利回り過去11年データ

最大値6.38%
中央値2.96%
最小値2.12%
割安の目安3.26%
割高の目安2.72%

※期間:2009/1/2~2020/2/21

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

ジェニュイン・パーツの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1986年$0.0950$0.0950$0.0950$0.0950$0.380
1987年$0.1010$0.1010$0.1010$0.1010$0.4046.3%
1988年$0.1160$0.1160$0.1160$0.1160$0.46414.9%
1989年$0.1333$0.1333$0.1333$0.1333$0.53314.9%
1990年$0.1533$0.1533$0.1533$0.1533$0.61315.0%
1991年$0.1611$0.1611$0.1611$0.1611$0.6445.1%
1992年$0.1667$0.1667$0.1667$0.1667$0.6673.4%
1993年$0.1767$0.1767$0.1767$0.1767$0.7076.0%
1994年$0.1917$0.1917$0.1917$0.1917$0.7678.5%
1995年$0.2100$0.2100$0.2100$0.2100$0.8409.6%
1996年$0.2233$0.2233$0.2233$0.2233$0.8936.3%
1997年$0.2400$0.2400$0.2400$0.2400$0.9607.5%
1998年$0.2500$0.2500$0.2500$0.2500$1.0004.2%
1999年$0.2600$0.2600$0.2600$0.2600$1.0404.0%
2000年$0.2750$0.2750$0.2750$0.2750$1.1005.8%
2001年$0.2850$0.2850$0.2850$0.2850$1.1403.6%
2002年$0.2900$0.2900$0.2900$0.2900$1.1601.8%
2003年$0.2950$0.2950$0.2950$0.2950$1.1801.7%
2004年$0.3000$0.3000$0.3000$0.3000$1.2001.7%
2005年$0.3125$0.3125$0.3125$0.3125$1.2504.2%
2006年$0.3375$0.3375$0.3375$0.3375$1.3508.0%
2007年$0.3650$0.3650$0.3650$0.3650$1.4608.1%
2008年$0.3900$0.3900$0.3900$0.3900$1.5606.8%
2009年$0.4000$0.4000$0.4000$0.4000$1.6002.6%
2010年$0.4100$0.4100$0.4100$0.4100$1.6402.5%
2011年$0.4500$0.4500$0.4500$0.4500$1.8009.8%
2012年$0.4950$0.4950$0.4950$0.4950$1.98010.0%
2013年$0.5380$0.5380$0.5380$0.5380$2.1528.7%
2014年$0.5750$0.5750$0.5750$0.5750$2.3006.9%
2015年$0.6150$0.6150$0.6150$0.6150$2.4607.0%
2016年$0.6575$0.6575$0.6575$0.6575$2.6306.9%
2017年$0.6750$0.6750$0.6750$0.6750$2.7002.7%
2018年$0.7200$0.7200$0.7200$0.7200$2.8806.7%
2019年$0.7625$0.7625$0.7625$0.7625$3.0505.9%

※基準:配当権利落ち日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(1987年~1999年)
GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(2000年~2011年)
GPC|ジェニュイン・パーツ増配率推移(2012年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Adjusted diluted net income per common share
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0000040987&type=8-K&dateb=&owner=exclude&count=100

参考 Genuine Parts Company(GPC)Dividend historySeeking Alpha
GPC|ジェニュイン・パーツ配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2019年4Q決算時点の配当性向は54%で増配余力は残されています。

2020年2月21日時点データ

連続増配年数63年
1株配当3.16ドル/年
次回増配(権利落ち日)2020年3月5日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王
配当公爵

【GPC】ジェニュイン・パーツの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted average common shares outstanding — assuming dilution

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

GPC|ジェニュイン・パーツ発行済株式数

発行済株式数が毎年着実に減っていることから、自社株買いで株主還元する方針であることが確認できます。

【GPC】ジェニュイン・パーツの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS5.70ドル
1株あたり売上高(SPS)132.73ドル

2019年4Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)25.29ドル
年間1株あたり配当金3.16ドル
調整後EPSガイダンス5.8~5.9ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回り、予想PERが計算できます。

【GPC】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER16.61倍以下19.59倍以上
PSR0.74倍以下0.92倍以上
PBR3.06倍以下4.19倍以上
配当利回り3.26%以上2.72%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/2/21

2019年4Q決算後(2020年2月21日)時点の実績PER、PBR、配当利回りは割安でも割高でもない水準、実績PSRはギリギリ割安となっています。

複数の指標からトータルで判断するに割高ではないものの、割安というわけでもないため、投資妙味があるとは言えない状況です。

データ分析の手順を解説

中身が読めるリンク一覧

書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い