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【GD】ゼネラル・ダイナミクスの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【GD】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はゼネラル・ダイナミクス(GD)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去11年分の決算データをもとに分析した結果です。

先に結論
GD】割安な株価の目安
  • PER:10.35倍以下
  • PSR:0.80倍以下
  • PBR:2.04倍以下
  • 配当利回り:2.65%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/4/17

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

GDは資本財セクターじゃな。

【GD】ゼネラル・ダイナミクスのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Earnings per share—diluted

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の希薄化GAAP EPSを合計したものです。一貫性のある比較を行うため、2008年2Q、2012年1Q、2012年4Q、2017年4Q、2018年2Qだけイレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 General Dynamics Corporation (GD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GD|ゼネラル・ダイナミクス発行済株式数
2009/1/2~2020/4/17

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。9年近く続いてきたPERの上昇トレンドが2018年に終了して、ダウントレンドに切り替わっているのが確認できます。

実績PER過去11年データ

最大値23.11倍
中央値14.81倍
最小値5.91倍
割安の目安10.35倍
割高の目安17.01倍

※期間:2009/1/2~2020/4/17

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

GD|ゼネラル・ダイナミクス調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2013年度以降は対前年比で毎年プラス成長が続いています。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

GD|ゼネラル・ダイナミクス調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+6.9%の伸び率でした。

【GD】ゼネラル・ダイナミクスのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Revenue
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 General Dynamics Corporation (GD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GD|ゼネラル・ダイナミクス実績PSR推移
2009/1/2~2020/4/17

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。長年続いてきたPSRの上昇トレンドが2018年に終了し、ダウントレンドに切り替わっています。

実績PSR過去11年データ

最大値2.25倍
中央値1.29倍
最小値0.48倍
割安の目安0.80倍
割高の目安1.50倍

※期間:2009/1/2~2020/4/17

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

GD|ゼネラル・ダイナミクス1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2018年度にSPSが大きく伸びたのは、CSRA Inc.を買収したことが要因です。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

GD|ゼネラル・ダイナミクス1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+5.2%の伸び率でした。

【GD】ゼネラル・ダイナミクスのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 General Dynamics Corporation (GD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
GD|ゼネラル・ダイナミクス実績PBR推移
2009/1/2~2020/4/17

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PSRと同じく、長年続いてきたPBRの上昇トレンドが2018年に終了してダウントレンドに切り替わっています。

実績PBR過去11年データ

最大値6.08倍
中央値3.04倍
最小値1.41倍
割安の目安2.04倍
割高の目安4.24倍

※期間:2009/1/2~2020/4/17

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

GD|ゼネラル・ダイナミクス1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2016年度以降のBPSは、対前年比でプラス成長を継続しています。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

GD|ゼネラル・ダイナミクスBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+4.5%の伸び率でした。

【GD】ゼネラル・ダイナミクスの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 General Dynamics Corporation (GD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Stock Information - Dividend/Split HistoryGeneral Dynamics
GD|ゼネラル・ダイナミクス配当利回り推移
1991/1/2~2020/4/17

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。2020年3月の急落ではリーマンショック底値でつけた配当利回り付近で反発しています。

配当利回り過去11年データ

最大値3.86%
中央値2.22%
最小値1.46%
割安の目安2.65%
割高の目安1.95%

※期間:2009/1/2~2020/4/17

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

ゼネラル・ダイナミクスの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1991年$0.03125$0.03125$0.03125$0.03125$0.125
1992年$0.03125$0.050$0.050$0.050$0.1812545.0%
1993年$0.050$0.050$0.050$0.075$0.22524.1%
1994年$0.075$0.0875$0.0875$0.0875$0.337550.0%
1995年$0.0875$0.09375$0.09375$0.09375$0.368759.3%
1996年$0.09375$0.1025$0.1025$0.1025$0.401258.8%
1997年$0.1025$0.1025$0.1025$0.1025$0.412.2%
1998年$0.1025$0.11$0.11$0.11$0.43255.5%
1999年$0.11$0.12$0.12$0.12$0.478.7%
2000年$0.12$0.13$0.13$0.13$0.518.5%
2001年$0.13$0.14$0.14$0.14$0.557.8%
2002年$0.14$0.15$0.15$0.15$0.597.3%
2003年$0.15$0.16$0.16$0.16$0.636.8%
2004年$0.16$0.18$0.18$0.18$0.7011.1%
2005年$0.18$0.20$0.20$0.20$0.7811.4%
2006年$0.20$0.23$0.23$0.23$0.8914.1%
2007年$0.23$0.29$0.29$0.29$1.1023.6%
2008年$0.29$0.35$0.35$0.35$1.3421.8%
2009年$0.35$0.38$0.38$0.38$1.4911.2%
2010年$0.38$0.42$0.42$0.42$1.6410.1%
2011年$0.42$0.47$0.47$0.47$1.8311.6%
2012年$0.47$0.51$0.51$0.51$2.009.3%
2013年$0.51$0.56$0.56$0.56$2.199.5%
2014年$0.56$0.62$0.62$0.62$2.4210.5%
2015年$0.62$0.69$0.69$0.69$2.6911.2%
2016年$0.69$0.76$0.76$0.76$2.9710.4%
2017年$0.76$0.84$0.84$0.84$3.2810.4%
2018年$0.84$0.93$0.93$0.93$3.6310.7%
2019年$0.93$1.02$1.02$1.02$3.999.9%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

GD|ゼネラル・ダイナミクス増配率推移(1992年~2004年)
GD|ゼネラル・ダイナミクス増配率推移(2005年~2015年)
GD|ゼネラル・ダイナミクス増配率推移(2016年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

ゼネラル・ダイナミクスの場合、暦年の年間配当は配当権利落ち日と配当支払い日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:Earnings per share—diluted
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の希薄化GAAP EPSを合計したものです。一貫性のある比較を行うため、2008年2Q、2012年1Q、2012年4Q、2017年4Q、2018年2Qだけイレギュラーな損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Stock Information - Dividend/Split HistoryGeneral Dynamics
GD|ゼネラル・ダイナミクス配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2019年4Q決算時点の配当性向は34%で、まだまだ増配余力は残されています。

2020年4月17日時点データ

連続増配年数29年
1株配当4.40ドル/年
前回増配(権利落ち日)2020年4月8日
配当権利落ち月1月/4月/7月/10月
配当支払い月2月/5月/8月/11月

増配ステータス

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

【GD】ゼネラル・ダイナミクスの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

GD|ゼネラル・ダイナミクス発行済株式数

ゼネラル・ダイナミクスの発行済株式数は、ほとんどの年で減少しています。長期的に発行済株式数を減らしていることから、自社株買いで株主還元する方針を持っていることが見て取れます。

【GD】ゼネラル・ダイナミクスの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS11.98ドル
1株あたり売上高(SPS)135.27ドル

2019年4Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)46.67ドル
年間1株あたり配当金4.40ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回りが計算できます。

【GD】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER10.35倍以下17.01倍以上
PSR0.80倍以下1.50倍以上
PBR2.04倍以下4.24倍以上
配当利回り2.65%以上1.95%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/4/17

ここまで見てきた各種指標の長期推移は、すべて2018年にトレンドが切り替わって反転しています。

トレンドが反転してから2年以上が経過して割安になりつつありますが、配当利回り以外のPER、PSR、PBRはリーマンショック底値でつけた水準には達していない状況です。

自信を持って割安と判断するには、ひとつの指標だけでなく複数の指標で割安になっているかどうかを見ることが大切になると考えています。

データ分析の手順を解説

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書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い