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【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【EXPD】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はエクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン(EXPD)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去11年分のデータをもとに分析した結果です。

先に結論
EXPD】割安な株価の目安
  • PER:22.15倍以下
  • PSR:1.37倍以下
  • PBR:4.54倍以下
  • 配当利回り:1.48%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/2/19

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

EXPDは資本財セクターじゃな。

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Adjusted EPS(Diluted)

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。2017年4Q決算だけGAAP EPSから税制改正の影響を除いて調整後希薄化EPSにしています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Expeditors International of Washington, Inc. (EXPD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン実績PER推移
2009/1/2~2020/2/19

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが20倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PER過去11年データ

最大値39.01倍
中央値24.12倍
最小値17.53倍
割安の目安22.15倍
割高の目安26.11倍

※期間:2009/1/2~2020/2/19

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度に大きく伸びているのは税制改正によって法人税率が下がったことが要因であると考えることができます。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+12.3%の伸び率でした。

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Revenues
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Expeditors International of Washington, Inc. (EXPD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン実績PSR推移
2009/11/2~2020/2/19

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。PSRが1.2倍付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

実績PSR過去11年データ

最大値2.23倍
中央値1.52倍
最小値0.92倍
割安の目安1.37倍
割高の目安1.68倍

※期間:2009/1/2~2020/2/19

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+9.8%の伸び率でした。

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Expeditors International of Washington, Inc. (EXPD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン実績PBR推移
2009/1/2~2020/2/19

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。ここ最近はPBRが5.75倍付近のところで反発する傾向にあることが確認できます。

実績PBR過去11年データ

最大値7.17倍
中央値5.07倍
最小値3.59倍
割安の目安4.54倍
割高の目安5.81倍

※期間:2009/1/2~2020/2/19

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年1Q~2019年4Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+6.1%の伸び率でした。

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Expeditors International of Washington, Inc. (EXPD) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Expeditors International of Washington, Inc.(EXPD)Dividend historySeeking Alpha
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン配当利回り推移
1994/1/3~2020/2/19

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。ここ数年は1.1%~1.45%の範囲で配当利回りが動いています。

エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの上昇は株価下落あるいは増配によって、配当利回りの減少は株価上昇によってのみ起こります。

配当利回り過去11年データ

最大値1.71%
中央値1.35%
最小値0.70%
割安の目安1.48%
割高の目安1.15%

※期間:2009/1/2~2020/2/19

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

二期配当

エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1994年$0.003125$0.003125$0.00625
1995年$0.00375$0.00375$0.007520.0%
1996年$0.00500$0.00500$0.010033.3%
1997年$0.00625$0.00625$0.012525.0%
1998年$0.00875$0.00875$0.017540.0%
1999年$0.0125$0.0125$0.02542.9%
2000年$0.0175$0.0175$0.03540.0%
2001年$0.025$0.025$0.0542.9%
2002年$0.030$0.030$0.0620.0%
2003年$0.040$0.040$0.0833.3%
2004年$0.055$0.055$0.1137.5%
2005年$0.075$0.075$0.1536.4%
2006年$0.11$0.11$0.2246.7%
2007年$0.14$0.14$0.2827.3%
2008年$0.16$0.16$0.3214.3%
2009年$0.19$0.19$0.3818.8%
2010年$0.20$0.20$0.405.3%
2011年$0.25$0.25$0.5025.0%
2012年$0.28$0.28$0.5612.0%
2013年$0.30$0.30$0.607.1%
2014年$0.32$0.32$0.646.7%
2015年$0.36$0.36$0.7212.5%
2016年$0.40$0.40$0.8011.1%
2017年$0.42$0.42$0.845.0%
2018年$0.45$0.45$0.907.1%
2019年$0.50$0.50$1.0011.1%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン増配率推移(1995年~2006年)
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン増配率推移(2007年~2017年)
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン増配率推移(2018年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの場合、配当権利落ち日と配当支払い日どちらを基準にしても年間配当は一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:Adjusted EPS(Diluted)
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。2017年4Q決算だけGAAP EPSから税制改正の影響を除いて調整後希薄化EPSにしています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Expeditors International of Washington, Inc.(EXPD)Dividend historySeeking Alpha
EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2019年4Q決算時点の配当性向は29%で、まだまだ十分な増配余力が残されています。

2020年2月19日時点データ

連続増配年数25年
1株配当1.00ドル/年
前回増配(権利落ち日)2019年5月31日
配当権利落ち月5月/11月
配当支払い月6月/12月

増配ステータス 

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

EXPD|エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン発行済株式数

発行済株式数が毎年着実に減り続けていることから、自社株買いで株主還元する方針を持っていることが伺えます。

【EXPD】エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンの株価データ分析まとめ

2019年1Q~2019年4Q

調整後希薄化EPS3.39ドル
1株あたり売上高(SPS)47.15ドル

2019年4Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)12.66ドル
年間1株あたり配当金1.00ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回りが計算できます。

【EXPD】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER22.15倍以下26.11倍以上
PSR1.37倍以下1.68倍以上
PBR4.54倍以下5.81倍以上
配当利回り1.48%以上1.15%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/2/19

2019年4Q決算後(2020年2月19日)時点の実績PER、PSR、配当利回りは割安でも割高でもない水準、実績PERは割高となっています。

したがって株価のバリュエーションは割高ではないものの、明確に割安とはいえない水準であるため、バリュー投資するにはまだ早いと判断することができます。

データ分析の手順を解説

中身が読めるリンク一覧

書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い