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シンタス(CTAS)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【CTAS】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、シンタス(CTAS)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
CTAS】割安な株価の目安
  • PER:18.23倍以下
  • PSR:1.22倍以下
  • PBR:1.94倍以下
  • 配当利回り:1.55%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/7/24

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

CTASは資本財セクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

CTAS|シンタス調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2011年度以降は対前年比で毎年プラス成長を続けていて、きれいな右肩上がりを描いています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:EPS excluding above items

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Cintas Corporation (CTAS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

CTAS|シンタス実績PER推移
2009/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。リーマンショック以降続いてきた上昇トレンドが2018年に途切れた様子が見られます。

株価チャート


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS8.10ドル

※ 2020年7月23日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値37.36倍
中央値23.19倍
最小値8.68倍
割安の目安18.23倍
割高の目安27.92倍

※期間:2009/1/2~2020/7/24

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

CTAS|シンタス1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。きれいな右肩上がりではないものの、2010年度以降は対前年比で毎年プラス成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total revenue
  • 発行済株式数:Diluted average number of shares outstanding

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Cintas Corporation (CTAS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

CTAS|シンタス実績PSR推移
2009/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2020年3月のコロナショックにより長らく続いてきたPSRの上昇トレンドが途切れました。

株価チャート


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)66.70ドル

※2020年7月23日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値4.58倍
中央値1.81倍
最小値0.70倍
割安の目安1.22倍
割高の目安2.71倍

※期間:2009/1/2~2020/7/24

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

CTAS|シンタス1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2018年度にBPSが大きく伸びているのはG&Kを買収したことによるものです。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Diluted average number of shares outstanding

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Cintas Corporation (CTAS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

CTAS|シンタス実績PBR推移
2009/1/2~2020/7/24

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRの長期的な上昇トレンドが2020年3月のコロナショックで途切れました。

株価チャート


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)30.45ドル

※2020年7月23日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値10.52倍
中央値3.69倍
最小値1.19倍
割安の目安1.94倍
割高の目安6.30倍

※期間:2009/1/2~2020/7/24

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 年間配当:annual dividend

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Cintas Corporation (CTAS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
CTAS|シンタス配当利回り推移
1994/1/3~2020/7/24

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。2016年以降の配当利回りは、ほとんどの期間で0.75%~1.3%の範囲に収まっています。

シンタスのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの減少は株価下落のみによって起こります。反対に、配当利回りの上昇は株価下落あるいは増配のどちらかによって起こります。

年間配当

年間1株あたり配当金2.55ドル

株価チャート


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値2.59%
中央値1.22%
最小値0.74%
割安の目安1.55%
割高の目安1.00%

※期間:2009/1/2~2020/7/24

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

シンタスの配当支払いは少し特殊で、年間配当が1度にまとめて支払われるスタイルとなっています。

また、会計年度が暦年とズレていて、1Qが6~8月、2Qが9~11月、3Qが12~2月、4Qが3~5月となっています。

Form-10Kを見る限り、シンタスは会計年度ベースの増配を意識しているようなので、会計年度を基準に年間配当を記載しています。

年度
(FY)
1Q
(6-8月)
2Q
(9-11月)
3Q
(12-2月)
4Q
(3-5月)
年間配当増配率
1994年度$0.047$0.047
1995年度$0.057$0.05721.4%
1996年度$0.067$0.06717.6%
1997年度$0.083$0.08325.0%
1998年度$0.100$0.10020.0%
1999年度$0.120$0.12020.0%
2000年度$0.147$0.14722.2%
2001年度$0.187$0.18727.3%
2002年度$0.220$0.22017.9%
2003年度$0.250$0.25013.6%
2004年度$0.270$0.2708.0%
2005年度$0.290$0.2907.4%
2006年度$0.320$0.32010.3%
2007年度$0.350$0.3509.4%
2008年度$0.390$0.39011.4%
2009年度$0.460$0.46017.9%
2010年度$0.470$0.4702.2%
2011年度$0.490$0.4904.3%
2012年度$0.540$0.54010.2%
2013年度$0.640$0.64018.5%
2014年度$0.770$0.77020.3%
2015年度$0.850$0.85010.4%
2016年度$1.050$1.05023.5%
2017年度$1.330$1.33026.7%
2018年度$1.620$1.62021.8%
2019年度$2.050$2.05026.5%
2020年度$2.550$2.55024.4%

※基準:配当権利落ち日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

CTAS|シンタス増配率推移(1995年度~2006年度)
CTAS|シンタス増配率推移(2007年度~2020年度)

上記は先ほどの配当履歴にあった増配率をグラフ化したものです。「会計年度×配当権利落ち日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:EPS excluding above items
  • 年間配当:annual dividend

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、GAAP EPSから一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
CTAS|シンタス配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年4Q決算時点の配当性向は31%で、まだまだ十分な増配余力が残されています。

2020年7月24日時点データ

連続増配年数37年
前回増配(権利落ち日)2019年11月7日
配当権利落ち月11月(年一配当)
配当支払い月12月

増配ステータス

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Diluted average number of shares outstanding

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

CTAS|シンタス発行済株式数

自社株買いの期待ができる

シンタスの発行済株式数は、2017年度と2018年度を除いて減少しています。よそのため、長期的な自社株買いで株主還元する方針を取っていることが伺えます。