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カーライル(CSL)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

【CSL】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、カーライル(CSL)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
CSL】割安な株価の目安
  • PER:16.53倍以下
  • PSR:9.91倍以下
  • PBR:2.01倍以下
  • 配当利回り:1.60%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/6/19

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

CSLは資本財セクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

CSL|カーライル調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。増減を繰り返しながら長期スパンで成長していることが分かります。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 継続事業の希薄化EPS:Diluted earnings per share attributable to common shares:Income from continuing operations

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。

Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは、一貫性のある比較を行うために継続事業の希薄化EPSから除外して調整後希薄化EPSにしています。

イレギュラーな損益がないときは、継続事業の希薄化EPSがそのまま調整後希薄化EPSとなります。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Carlisle Companies Incorporated (CSL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

CSL|カーライル実績PER推移
2009/1/2~2020/6/19

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが15倍付近になったところで反発するケースが多くみられます。

株価チャート


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS8.14ドル

※ 2020年4月21日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値26.85倍
中央値18.80倍
最小値6.35倍
割安の目安16.53倍
割高の目安20.13倍

※期間:2009/1/2~2020/6/19

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

CSL|カーライル1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2015年度以降は対前年比で毎年プラス成長しています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Revenues
  • 発行済株式数:Average shares outstanding (in thousands):Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Carlisle Companies Incorporated (CSL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

CSL|カーライル実績PSR推移
2009/1/2~2020/6/19

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2014年以降のPSRは、大半が12.5倍~20倍の範囲に収まっています。

株価チャート


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)8.45ドル

※2020年4月21日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値20.93倍
中央値14.59倍
最小値3.63倍
割安の目安9.91倍
割高の目安17.72倍

※期間:2009/1/2~2020/6/19

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

CSL|カーライル1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり純資産です。10年以上連続で毎年プラス成長を続けていて、きれいな右肩上がりを描いています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Average shares outstanding (in thousands):Diluted

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Carlisle Companies Incorporated (CSL) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

CSL|カーライル実績PBR推移
2009/1/2~2020/6/19

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PBRが2.2倍付近になったところで反発するケースが多くみられます。

株価チャート


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)44.60ドル

※2020年4月21日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値3.54倍
中央値2.47倍
最小値0.99倍
割安の目安2.01倍
割高の目安2.76倍

※期間:2009/1/2~2020/6/19

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Dividends declared and paid per share

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Carlisle Companies Incorporated (CSL) Stock Historical PricesYahoo! Finance
CSL|カーライル配当利回り推移
1990/1/2~2020/6/19

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回り1%付近のところが底になって反発してきた様子が確認できます。

カーライルのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの上昇は株価下落あるいは増配のどちらかによって起こります。

年間配当

年間1株あたり配当金2.00ドル

株価チャート


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値3.42%
中央値1.37%
最小値0.96%
割安の目安1.60%
割高の目安1.22%

※期間:2009/1/2~2020/6/19

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

カーライルの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1990年$0.0375$0.0375$0.03875$0.03875$0.1525
1991年$0.03875$0.03875$0.0400$0.0400$0.15753.3%
1992年$0.0400$0.0400$0.0425$0.0425$0.16504.8%
1993年$0.0425$0.0425$0.0450$0.0450$0.17506.1%
1994年$0.0450$0.0450$0.0500$0.0500$0.19008.6%
1995年$0.0500$0.0500$0.0550$0.0550$0.210010.5%
1996年$0.0550$0.0550$0.06125$0.06125$0.232510.7%
1997年$0.06125$0.06125$0.070$0.070$0.262512.9%
1998年$0.070$0.070$0.080$0.080$0.30014.3%
1999年$0.080$0.080$0.090$0.090$0.34013.3%
2000年$0.090$0.090$0.100$0.100$0.38011.8%
2001年$0.100$0.100$0.105$0.105$0.4107.9%
2002年$0.105$0.105$0.1075$0.1075$0.4253.7%
2003年$0.1075$0.1075$0.110$0.110$0.4352.4%
2004年$0.110$0.110$0.115$0.115$0.4503.4%
2005年$0.115$0.115$0.125$0.125$0.4806.7%
2006年$0.125$0.125$0.135$0.135$0.5208.3%
2007年$0.135$0.135$0.145$0.145$0.5607.7%
2008年$0.145$0.145$0.155$0.155$0.6007.1%
2009年$0.155$0.155$0.16$0.16$0.6305.0%
2010年$0.16$0.16$0.17$0.17$0.6604.8%
2011年$0.17$0.17$0.18$0.18$0.7006.1%
2012年$0.18$0.18$0.20$0.20$0.7608.6%
2013年$0.20$0.20$0.22$0.22$0.84010.5%
2014年$0.22$0.22$0.25$0.25$0.94011.9%
2015年$0.25$0.25$0.30$0.30$1.10017.0%
2016年$0.30$0.30$0.35$0.35$1.30018.2%
2017年$0.35$0.35$0.37$0.37$1.44010.8%
2018年$0.37$0.37$0.40$0.40$1.5406.9%
2019年$0.40$0.40$0.50$0.50$1.80016.9%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

CSL|カーライル増配率推移(1991年~2001年)
CSL|カーライル増配率推移(2002年~2012年)
CSL|カーライル増配率推移(2013年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

カーライルの場合、年間配当は配当権利落ち日と支払日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 継続事業の希薄化EPS:Diluted earnings per share attributable to common shares:Income from continuing operations
  • 四半期配当:Dividends declared and paid per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。

Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは、一貫性のある比較を行うために継続事業の希薄化EPSから除外して調整後希薄化EPSにしています。

イレギュラーな損益がないときは、継続事業の希薄化EPSがそのまま調整後希薄化EPSになります。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
CSL|カーライル配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年1Q決算時点の配当性向は25%で、増配余力は十分に残されています。

2020年6月19日データ

連続増配年数43年
前回増配(権利落ち日)2019年8月19日
配当権利落ち月2月/5月/8月/11月
配当支払い月3月/6月/9月/12月

増配ステータス 

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Average shares outstanding (in thousands):Diluted

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

CSL|カーライル発行済株式数

自社株買いの期待ができる

2010~2014年度まで発行済株式数が少しずつ増え続けてきたものの、2015年度以降は毎年減り続けています。

2017~2019年度は毎年4%前後も発行済株式数を減らしていることから、自社株買いで積極的に株主還元する方針であることが伺えます。

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