Amazonポイント|初回チャージで最大20%還元!

クロロックス(CLX)の配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

【CLX】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、クロロックス(CLX)の株価が割安なときのPER/PSR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
CLX】割安な株価の目安
  • PER:16.68倍以下
  • PSR:1.73倍以下
  • 配当利回り:3.32%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/5/28

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

CLXは生活必需品セクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

CLX|クロロックス調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2011年度以外は対前年比で毎年プラス成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted net earnings per share

PERの計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは継続事業のEPSから差し引いて調整後希薄化EPSにしています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 The Clorox Company (CLX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考記事のタイトルとURLを入力してください

PERの長期推移

CLX|クロロックス実績PER推移
2009/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。2016年~2019年までPERが横ばいで推移したあと、コロナショックの影響で20倍~28倍のレンジを突破しました。

クロロックスの株価


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS6.82ドル

※2020年5月1日発表データ

2020年度ガイダンス

調整後EPS
(対前年比)
6.70ドル~6.90ドル
(+5.7%~+8.8%)
期間2019年7月~2020年6月

※2020年3Q決算(2020/5/1)時点

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値27.91倍
中央値21.16倍
最小値12.79倍
割安の目安16.63倍
割高の目安24.86倍

※期間:2009/1/2~2020/5/28

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

CLX|クロロックス1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2011年度以外は対前年比で緩やかなプラス成長を続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net sales
  • 発行済株式数:Weighted average shares outstanding (in thousands) Diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 The Clorox Company (CLX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考記事のタイトルとURLを入力してください

PSRの長期推移

CLX|クロロックス実績PSR推移
2009/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。2020年3月のコロナショックで2.5倍~3.5倍のレンジを突破しました。

クロロックスの株価


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)49.99ドル

※2020年5月1日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値4.34倍
中央値2.21倍
最小値1.19倍
割安の目安1.73倍
割高の目安2.94倍

※期間:2009/1/2~2020/5/28

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 The Clorox Company (CLX) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 DividendThe Clorox Company
CLX|クロロックス配当利回り推移
1987/1/2~2020/5/28

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。2015年以降は2.2%付近のところで配当利回りが上昇しています。

クロロックスのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの上昇は株価下落あるいは増配のどちらかによってもたらされます。

クロロックスの年間配当

年間1株あたり配当金4.44ドル

クロロックスの株価


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値4.01%
中央値3.01%
最小値2.02%
割安の目安3.32%
割高の目安2.57%

※期間:2009/1/2~2020/5/28

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

1Q~4Q表記だけ会計年度にあわせています。クロロックスの会計年度は暦年とズレがあるため、3Q、4Q、1Q、2Qの順序になります。

暦年
(CY)
3Q
(1-3月)
4Q
(4-6月)
1Q
(7-9月)
2Q
(10-12月)
年間配当増配率
1986年$0.0425$0.0475$0.0475$0.0475$0.185
1987年$0.0475$0.055$0.055$0.055$0.212514.9%
1988年$0.055$0.065$0.065$0.065$0.25017.6%
1989年$0.065$0.0775$0.0775$0.0775$0.297519.0%
1990年$0.0775$0.090$0.090$0.090$0.347516.8%
1991年$0.090$0.0975$0.0975$0.0975$0.382510.1%
1992年$0.0975$0.105$0.105$0.105$0.41257.8%
1993年$0.105$0.1125$0.1125$0.1125$0.44257.3%
1994年$0.1125$0.1125$0.120$0.120$0.4655.1%
1995年$0.120$0.120$0.1325$0.1325$0.5058.6%
1996年$0.1325$0.1325$0.145$0.145$0.5559.9%
1997年$0.145$0.145$0.16$0.16$0.619.9%
1998年$0.16$0.16$0.18$0.18$0.6811.5%
1999年$0.18$0.18$0.20$0.20$0.7611.8%
2000年$0.20$0.20$0.21$0.21$0.827.9%
2001年$0.21$0.21$0.21$0.21$0.842.4%
2002年$0.21$0.21$0.22$0.22$0.862.4%
2003年$0.22$0.22$0.27$0.27$0.9814.0%
2004年$0.27$0.27$0.27$0.27$1.0810.2%
2005年$0.28$0.28$0.28$0.28$1.123.7%
2006年$0.29$0.29$0.29$0.29$1.163.6%
2007年$0.31$0.31$0.40$0.40$1.4222.4%
2008年$0.40$0.40$0.46$0.46$1.7221.1%
2009年$0.46$0.46$0.50$0.50$1.9211.6%
2010年$0.50$0.50$0.55$0.55$2.109.4%
2011年$0.55$0.55$0.60$0.60$2.309.5%
2012年$0.60$0.60$0.64$0.64$2.487.8%
2013年$0.64$0.64$0.71$0.71$2.708.9%
2014年$0.71$0.71$0.74$0.74$2.907.4%
2015年$0.74$0.74$0.77$0.77$3.024.1%
2016年$0.77$0.77$0.80$0.80$3.144.0%
2017年$0.80$0.80$0.84$0.84$3.284.5%
2018年$0.84$0.96$0.96$0.96$3.7213.4%
2019年$0.96$0.96$1.06$1.06$4.048.6%
2020年$1.06$1.06$1.11$1.11$4.347.4%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

CLX|クロロックス増配率推移(1987年~1997年)
CLX|クロロックス増配率推移(1998年~2008年)
CLX|クロロックス増配率推移(2009年~2020年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

クロロックスの場合、年間配当は配当権利落ち日と支払日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:Diluted net earnings per share
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用した1株あたり利益(EPS)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。Form-8Kにイレギュラーな損益の記載があるときは継続事業のEPSから差し引いて調整後希薄化EPSにしています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考記事のタイトルとURLを入力してください 参考 DividendThe Clorox Company
CLX|クロロックス配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年3Q決算時点の配当性向は62%で増配余力は残っています。

2020年5月28日時点データ

連続増配年数42年
前回増配(権利落ち日)2020年7月28日
配当権利落ち月1月/4月/7月/10月
配当支払い月2月/5月/8月/11月

増配ステータス

配当貴族指数
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted average shares outstanding (in thousands) Diluted

データ引用元(英語サイト)

参考記事のタイトルとURLを入力してください

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

CLX|クロロックス発行済株式数

自社株買いは期待できない

クロロックスの発行済株式数は2012年度以降、横ばいで推移しています。長期的に発行済株式数が減ってないことから、自社株買いで株主還元する方針でないことが伺えます。

完成まで1年以上かかった著書