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【CFR】カレン・フロスト・バンカーズの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【CFR】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はカレン・フロスト・バンカーズ(CFR)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去の決算データをもとに分析した結果です。

先に結論
CFR】割安な株価の目安
  • PER:14.60倍以下
  • PSR:4.01倍以下
  • PBR:1.52倍以下
  • 配当利回り:3.38%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/5/1

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

CFRは金融セクターじゃな。

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Earnings per common share – diluted

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化GAAP EPSを合計したものです。一貫性のある比較を行うために、2009年2Qと2009年4Q、2017年4Qだけ一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Cullen/Frost Bankers, Inc. (CFR) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ実績PER推移
2009/1/2~2020/5/1

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。ほとんどの期間で10倍~20倍の範囲をPERが動いているのが分かります。

実績PER過去11年データ

最大値20.95倍
中央値16.28倍
最小値7.20倍
割安の目安14.60倍
割高の目安18.68倍

※期間:2009/1/2~2020/5/1

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度にEPSが大きく伸びているのは、税制改革による法人税率の引き下げがプラス要素になっています。

2017年度の実効税率は約35%だったのに対し、2018年度は約21%と大幅に低下しました。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+7.4%の伸び率でした。

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net interest income-Credit loss expense+Total non-interest income
  • 発行済株式数:Weighted-average common shares – diluted

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Cullen/Frost Bankers, Inc. (CFR) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ実績PSR推移
2009/1/2~2020/5/1

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。徐々にPSRの振れ幅が大きくなっているのが見て取れます。

実績PSR過去11年データ

最大値6.52倍
中央値4.42倍
最小値2.33倍
割安の目安4.01倍
割高の目安5.07倍

※期間:2009/1/2~2020/5/1

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。10年以上も連続で毎年プラス成長を続けているのが確認できます。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+4.8%の伸び率でした。

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • BPS:Book value per common share at end of quarter

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Cullen/Frost Bankers, Inc. (CFR) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考記事のタイトルとURLを入力してください
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ実績PBR推移
2009/1/2~2020/5/1

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。PSRと同様にPBRの振れ幅が年々大きくなっています。

実績PBR過去11年データ

最大値2.49倍
中央値1.65倍
最小値0.82倍
割安の目安1.52倍
割高の目安1.88倍

※期間:2009/1/2~2020/5/1

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。きれいな右肩上がりではないものの、ここ10年は2014年度を除いて毎年プラス成長を続けています。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

CFR|カレン・フロスト・バンカーズBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+6.7%の伸び率でした。

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Cullen/Frost Bankers, Inc. (CFR) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 DividendsCullen/Frost Bankers
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ配当利回り推移
1994/1/3~2020/5/1

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。配当利回りが2%付近のところで反発しやすい傾向にあることが確認できます。

配当利回り過去11年データ

最大値5.77%
中央値3.06%
最小値1.89%
割安の目安3.38%
割高の目安2.68%

※期間:2009/1/2~2020/5/1

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

四半期配当

カレン・フロスト・バンカーズの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1994年$0.0375$0.0375$0.0375$0.055$0.1675
1995年$0.055$0.055$0.0875$0.0875$0.28570.1%
1996年$0.0875$0.105$0.105$0.105$0.402541.2%
1997年$0.105$0.125$0.125$0.125$0.4819.3%
1998年$0.125$0.150$0.150$0.150$0.57519.8%
1999年$0.150$0.175$0.175$0.175$0.67517.4%
2000年$0.175$0.195$0.195$0.195$0.7612.6%
2001年$0.195$0.215$0.215$0.215$0.8410.5%
2002年$0.215$0.22$0.22$0.22$0.8754.2%
2003年$0.22$0.24$0.24$0.24$0.947.4%
2004年$0.24$0.265$0.265$0.265$1.03510.1%
2005年$0.265$0.30$0.30$0.30$1.16512.6%
2006年$0.30$0.34$0.34$0.34$1.3213.3%
2007年$0.34$0.40$0.40$0.40$1.5416.7%
2008年$0.40$0.42$0.42$0.42$1.667.8%
2009年$0.42$0.43$0.43$0.43$1.713.0%
2010年$0.43$0.45$0.45$0.45$1.784.1%
2011年$0.45$0.46$0.46$0.46$1.832.8%
2012年$0.46$0.48$0.48$0.48$1.903.8%
2013年$0.48$0.50$0.50$0.50$1.984.2%
2014年$0.50$0.51$0.51$0.51$2.032.5%
2015年$0.51$0.53$0.53$0.53$2.103.4%
2016年$0.53$0.54$0.54$0.54$2.152.4%
2017年$0.54$0.57$0.57$0.57$2.254.7%
2018年$0.57$0.67$0.67$0.67$2.5814.7%
2019年$0.67$0.71$0.71$0.71$2.808.5%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ増配率推移(1995年~2004年)
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ増配率推移(2005年~2015年)
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ増配率推移(2016年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

カレン・フロスト・バンカーズの場合、暦年の年間配当は配当権利落ち日と配当支払い日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:Earnings per common share – diluted
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化GAAP EPSを合計したものです。一貫性のある比較を行うために、2009年2Qと2009年4Q、2017年4Qだけ一過性の損益を除いた調整後希薄化EPSを使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考記事のタイトルとURLを入力してください 参考 DividendsCullen/Frost Bankers
CFR|カレン・フロスト・バンカーズ配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年1Q決算時点の配当性向は49%で増配余力は残されています。

2020年5月1日時点データ

連続増配年数26年
1株配当2.84ドル/年
前回増配(権利落ち日)2019年5月30日
配当権利落ち月2月/5月/8月/11月
配当支払い月3月/6月/9月/12月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Weighted-average common shares – diluted

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

CFR|カレン・フロスト・バンカーズ発行済株式数

カレン・フロスト・バンカーズの発行済株式数は長期的に横ばいで推移しています。少しずつ増えたり減ったりを繰り返していることから、自社株買いで株主還元する方針でないことが伺えます。

【CFR】カレン・フロスト・バンカーズの株価データ分析まとめ

2019年2Q~2020年1Q

調整後希薄化EPS5.80ドル
1株あたり売上高(SPS)20.37ドル

2020年1Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)61.17ドル
年間1株あたり配当金2.84ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回りが計算できます。

【CFR】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER14.60倍以下18.68倍以上
PSR4.01倍以下5.07倍以上
PBR1.52倍以下1.88倍以上
配当利回り3.38%以上2.68%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/5/1

2020年3月のコロナショックで実績PER、PSR、PBR、配当利回り全てが割安な水準まで下がりました。

カレン・フロスト・バンカーズのような銀行株は、不況入りすると業績が不安定化して株価が荒くなりやすいので、余裕を持って投資することが大切だと考えています。

データ分析の手順を解説

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書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い