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暴落だって意外と平気!リーマンショックで強さを見せた銘柄たち

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

株で損をするのが恐くてなかなか投資できないという人たちにとって、手堅くプラスリターンを得られる銘柄があるとすれば少しずつでも買ってみようと思えるのではないでしょうか。

そこで今回は、リーマンショックの株価の動きを参考に暴落局面でも強さを発揮するであろう銘柄を紹介したいと思います。

これらの銘柄は、たとえ暴落が起きなかったとしても、保有しながら定期的に買い続けるだけで安定してプラスリターンを期待できる投資先でもあるので、誰でも真似できる再現性の高い投資法となっています。

リーマンショックで市場平均株価はどう動いたか?

リーマンブラザーズが倒産したのが2008年9月でした。そのため、2008年のイメージが強いリーマンショックですが、直近の最高値は2007年10月に記録して、2007年10月からダウントレンドが始まっています。

最終的に底を打ったのが2009年3月だったので、約1年半もの期間、株価が平均して下がり続けたことになります。

S&P500指数

年月株価状況
2007年10月約1,560ドル暴落前の最高値
  
2008年9月約1,200ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2009年3月約683ドルリーマンショック
底値圏
  
 2013年4月約1,580ドル 暴落前の
最高値更新

S&P500は、リーマンショックで暴落前の高値からマイナス56%を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約4年2ヵ月でした。

NYダウ

年月株価状況
2007年10月約14,000ドル暴落前の最高値
  
2008年9月約11,420ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2009年3月約6,626ドルリーマンショック
底値圏
  
 2013年2月約14,000ドル 暴落前の
最高値更新

NYダウは、リーマンショックで暴落前の高値からマイナス53%を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は、約3年9ヵ月でした。

リーマンショックで強かった銘柄を厳選して紹介

リーマンショックで市場平均よりも下落幅が少なかった銘柄の中から、現在でも将来有望と思われる銘柄をピックアップして紹介していきます。

銘柄ごとにリーマンショックでどういった株価の動きをしたか分かりやすく伝えるために、株価チャートと表を使って解説します。これを見てもらえれば、今回紹介する銘柄に関しては、意外にも株価は下落しなかったんだなってことを実感してもらえると思います。

今回紹介する銘柄
  • アイ・ビー・エム(IBM)
  • コルゲート・パルモリブ(CL)
  • マクドナルド(MCD)
  • ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
  • コカ・コーラ(KO)
  • アボット・ラボラトリーズ(ABT)
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

チャートの下落率は、最高値から底値までの最大下落率を計算して表記しておるぞい。

アイ・ビー・エム(IBM)

アイ・ビー・エム(IBM)は人工知能AI「ワトソン」を販売するグローバルIT企業です。100年以上の歴史を持ち、法人向けのB to B(ビジネスtoビジネス)をメイン顧客に据えて事業展開している会社です。

大幅なビジネスモデルの転換により5年以上も業績がひたすら下がり続けてきました。しかしこれはクラウドやAIなどの次世代事業に注力するためにとった経営戦略です。そのため、今後確実に起こるAI革命の恩恵を受けるであろう銘柄のひとつと見られています。

IBM株価推移(月足)
年月株価状況
2007年10月約120ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年7月約130ドル【IBM】
暴落前の最高値
  
2008年9月約124ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2008年11月約70ドル【IBM】
暴落後の底値
  
2009年3月約90ドル市場平均が
暴落後の底値
  
2009年12月約130ドル【IBM】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年7.15+17.0%
2008年8.89+24.3%
2009年10.10+13.6%
2010年11.52+14.1%

リーマンショックのときは約4ヶ月でマイナス47%の最大下落率を記録しています。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約1年2ヵ月でした。

最大下落率が市場平均よりも小さく、他の銘柄と比べて株価の戻りが非常に速かったことが分かります。これはリーマンショックでもEPSがほとんど沈むことなく、順調に成長を続けたことが要因です。

リンク 【IBM】アイ・ビー・エムの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

コルゲート・パルモリブ(CL)

日本人には馴染みのない企業かも知れませんが、歯磨き粉シェア世界一を誇り、インドの歯磨き粉におけるシェアは50%以上を占めています。

CL|コルゲート・パルモリーブ株価推移(月足)
年月株価状況
2007年10月約76ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年1月約82ドル【CL】
暴落前の最高値
  
2008年9月約75ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2008年10月約54ドル【CL】
暴落後の最安値
  
2009年3月約54ドル市場平均が
暴落後の底値
  
2009年11月約87ドル【CL】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年1.60+30.1%
2008年1.83+14.4%
2009年2.19+20.0%
2010年2.15-1.8%

リーマンショックのときは約9ヶ月でマイナス34%の最大下落率を記録しています。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約1年2ヵ月でした。

最大下落率が市場平均よりも小さく、他の銘柄と比べて株価の戻りが速かったことが分かります。

リンク 【CL】コルゲート・パルモリーブの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

マクドナルド(MCD)

マクドナルドは今回紹介する銘柄の中で下落率が一番小さかった銘柄です。リーマンショックでも業績がほとんど落ちずに成長し続けてきました。

MCD|マクドナルド株価推移(月足)
年月株価状況
2007年10月約60ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年8月約67ドル【MCD】
暴落前の最高値
  
2008年9月約65ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2008年10月約46ドル【MCD】
暴落後の底値
  
2009年3月約50ドル市場平均が
暴落後の底値
  
2010年3月約67ドル【MCD】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年1.98-30.0%
2008年3.76+89.9%
2009年4.11+9.3%
2010年4.58+11.4%

リーマンショックのときは約3ヶ月でマイナス21%の最大下落率を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約1年5ヶ月でした。

リンク 【MCD】マクドナルドの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

ヘルスケアセクターといえば、ジョンソン&ジョンソン(JNJ) が非常に有名です。間違いなく鉄板の業績安定株と言えるでしょう。

JNJ|ジョンソン・エンド・ジョンソン株価推移(月足)
年月株価状況
2007年10月約65ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年9月約72ドル【JNJ】暴落前の最高値
リーマン
ブラザーズ倒産
  
2009年3月約46ドル【JNJ】と市場平均
暴落後の底値
  
2013年1月約74ドル【JNJ】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年3.63-2.7%
2008年4.57+25.9%
2009年4.40-3.7%
2010年4.78+8.6%
2011年3.49-27.0%
2012年3.86+10.6%

リーマンショックのときは約半年でマイナス36%の最大下落率を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約3年10ヵ月でした。

下落率がインデックスより低めなのはいいのですが、意外にも暴落前の最高値を更新するまでに市場平均と同じくらいの時間がかかっています。

リンク 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

コカ・コーラ(KO)

バフェット銘柄としても有名な生活必需品セクターのコカ・コーラ(KO)です。誰もが知ってる飲料メーカーであり、圧倒的なブランド力を有します。

KO|コカ・コーラ株価推移(月足)

※2012年8月に1:2の株式分割を行っているため、この株価から2分の1すると現在の株価に換算できます。

年月株価状況
2007年10月約60ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年7月約65ドル【KO】
暴落前の最高値
  
2008年9月約50ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2009年3月約38ドル【KO】と市場平均
暴落後の底値
  
2010年12月約65ドル【KO】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年1.28+18.5%
2008年1.25-2.3%
2009年1.47+17.6%
2010年2.53+72.1%

リーマンショックのときは約1年3ヶ月でマイナス42%の最大下落率を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約1年9ヵ月でした。

下落率はインデックスより少し低めで、暴落前の最高値を更新するまでにかかった時間は他の銘柄と比べて短かかったことが分かります。

リンク 【KO】コカ・コーラの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

アボット・ラボラトリーズ(ABT)

2013年に新薬事業部門が分離独立して、アッヴィ(ABBV)という会社が新たに設立されました。

下のチャートは分離独立前の株価推移なので、現在のアボット・ラボラトリーズ(ABT)とは厳密には異なります。

ABT|アボット・ラボラトリーズ株価推移(月足)
年月株価状況
2007年10月約55ドル市場平均が
暴落前の最高値
  
2008年1月約61ドル【ABT】
暴落前の最高値
  
2008年9月約60ドルリーマン
ブラザーズ倒産
  
2009年3月約45ドル市場平均が
暴落後の底値
  
2009年5月約41ドル【ABT】
暴落後の底値
  
2012年3月約61ドル【ABT】
暴落前の最高値更新

年間EPS推移

EPS前年比
2007年2.31+106.3%
2008年3.12+35.1%
2009年3.69+18.3%
2010年2.96-19.8%
2011年3.01+1.7%
2012年3.72+23.6%

リーマンショックでは約8ヶ月でマイナス32%の最大下落率を記録しました。暴落前の最高値を更新するのにかかった時間は約4年3ヵ月でした。

下落率がインデックスより低めなのはいいのですが、暴落前の最高値を更新するまでに市場平均より長い時間がかかっています。

リンク 【ABT】アボット・ラボラトリーズの配当・決算データから割安な株価と買い時を解説

リーマンショックで強さを見せた銘柄まとめ

共通点は連続増配

紹介銘柄

銘柄最大下落率最高値更新に要した時間
IBMマイナス47%約1年2ヶ月
CLマイナス34%約1年2ヶ月
MCDマイナス21%約1年5か月
JNJマイナス36%約3年10ヶ月
KOマイナス42%約1年9ヶ月
ABTマイナス32%約4年3ヶ月

今回取り上げた銘柄には「連続増配」という共通点があります。

配当は下落局面で株価下支えの役割を果たします。特に、上記の連続増配銘柄は独自の強みを持って長期で成長を続けてきた企業ばかりなので、ちょっとやそっとの経済危機でも業績が悪化しづらい強みを持っています。

市場平均

銘柄最大下落率最高値更新に要した時間
NYダウ-53%約3年9ヶ月
S&P500-56%約4年2ヶ月 

暴落局面では安全な投資先へと資金を避難させようとします。そして、利下げされたドルから配当のもらえる安定した業績の連続増配銘柄に資金が流れることもあります。

ここで大切になってくるのが買い方です。一度にまとめて買うのではなく、時間または取得株価を一定間隔あけて少しづつ買い増ししていくことが重要になります。

こうすることで、どのタイミングで暴落が起きても含み損を最小限に抑えることができ、冷静に手持ちのキャッシュで割安になった株を買い増しすることができるからです。

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