オーディブルの無料期間が今だけ2倍!(12/14まで)

バフェットvs配当貴族指数!リターンが高いのはどっち?

バフェットvs配当貴族指数
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

バークシャー・ハサウェイと配当貴族指数は、長期的に米国株の市場平均(S&P500)を上回るリターンを上げてきた投資先として有名です。

これら2つのすごいところは、インデックス投資と同じように投資を継続しているだけで誰でも市場平均株価に勝ててしまうところです。継続さえできれば、ほとんどの人がマネできる再現性の高い投資法となっています。

バークシャー・ハサウェイと配当貴族指数は、どちらも長期的にインデックスを上回ってきました。しかし、どちらがより高いリターンだったのかはあまり知られていません。

そこで今回は、過去のリターンを比較することで、どちらに投資した方がよりいいのかについて考察していきます。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

著書:バリュー投資家のための「米国株」データ分析/「本当の意味で読者のためになる情報を届ける」をモットーに、2016年4月から本ブログを書いています。⇒ 運営者情報プロフィール

バークシャー・ハサウェイとは?

バークシャー・ハサウェイは、ウォーレン・バフェットが経営する投資会社です。普通の株と少し違うところは、クラスA株(BRK.A)とクラスB株(BRK.B)の2種類がある点です。

A株は1株20万ドル(2千万円)以上するため、少額から買えるようにB株が設定されています。A株もB株も1株あたりの金額が違うだけで基本的に値動きは一緒です。

バークシャー・ハサウェイの傘下には、数多くの企業が名を連ねており、どれも他社がマネできない参入障壁が高い消費独占型のビジネスモデルを持つ企業ばかりが揃っています。

銘柄分散という意味においては傘下の子会社が63社以上にものぼり、それ以外に上場企業の株式も保有してますので、一般的なインデックス指数と同等以上の効果があると言えます。

したがって、バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)に投資することは、ウォーレン・バフェットがファンドマネージャーを勤める投資信託を保有することと同じ意味を持ちます。

しかも、信託報酬のという名の手数料はかかりません。円からドルへの為替手数料&米国株の売買手数料を1度払うだけです。

ちなみにバークシャーは配当金を一切出さない銘柄です。配当金を再投資する場合、20%の税金が引かれた配当で株を買うことになりますが、バフェットはこの配当にかかる税金がもったいないと考えています。

そのため、配当を出さない代わりに他の方法で配当再投資と同じかそれ以上のリターンを株主に還元しています。投資家が何もしなくても自動で配当再投資してくれる銘柄と思ってもらえればいいと思います。

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

配当の二重課税がないのも強みじゃな。

S&P500指数との比較

バークシャー・ハサウェイは、米国の市場平均株価(S&P500指数)を長期的に上回ってきた実績があります。

次のグラフは、S&P500指数のプライスリターン(配当再投資なし)とバークシャーハサウェイ(クラスB株)の株価上昇率を比較したものです。

バフェットvsS&P500
2008/1/2~2020/6/30

詳しいリターン比較はリンク先で解説しています。

リンク バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)vs S&P500!長期リターンを徹底比較

優秀な後継者が控えている

「バフェットは高齢だけど、バークシャーに長期投資しても大丈夫なの?」と思う人もいるかも知れません。バフェットの生年月日は1930年8月30日です。2020年8月30日の誕生日で90歳になります。

確かに高齢であることは間違いありません。しかしバークシャーにはバフェットの意思を受け継ぐ優秀な後継者たちがいます。

特に有名なのはトッド・コームズ氏とテッド・ウェシュラー氏です。おそらく自身が高齢であることを意識して、バフェットがいなくてもバークシャーがこれまで通り成長していけるよう、かなり前から入念に準備しているのだと思います。

そしてすでにバフェットがいなくても、これまでと同じように成長できる強固な仕組みがバークシャーには構築されているように感じます。

ですから、スティーブジョブズ亡き後のアップル(APPL)と同じように今後10年経っても20年経っても、素晴らしいリターンが期待できるのではないでしょうか。

配当貴族指数の種類

配当貴族とは、25年以上連続で1株あたりの配当金を増やし続けている銘柄のことを言います。

これらに該当する60銘柄ほどのリターンを平均化したものが配当貴族指数と呼ばれています。

スタンダート&プアーズ社(S&P)が提供している配当貴族指数には次の3種類があります。

ディッカー指数値
タイプ
配当
再投資
配当
税金考慮
SPDAUDPプライスリターンなし
SPDAUDTトータルリターンありなし
SPDAUDNネットトータルリターンありあり

プライスリターン(PR)は受け取った配当金を再投資しなかったときのリターンになります。受け取った配当金はリターンとして含まれず、配当再投資もしないため、上記3つのうちで最も低いリターンになります。

トータルリターン(TR)は受け取った配当金を再投資したときのリターンになりますが、配当金にかかる税金が差し引かれていません。そのため、上記3つのうちで最も高いリターンとなります。実態に即して考えると、現実より高めのリターンになると言えます。

ネットトータルリターン(Net TR)は受け取った配当金を再投資したときのリターンです。再投資する配当金は税金が差し引かれた後の金額となるため、上記3つのうちで最も現実的なリターンであると言えます。バークシャー・ハサウェイ(BRK.A)との比較では、このネットトータルリターン(Net TR)を使っていきます。

MEMO
これら3つは配当貴族指数として計測されているだけで、ETFとして売買されているものではありません。

配当貴族指数のETFに唯一NOBLがあります。ただ、NOBLを購入できるのはサクソバンク証券だけで国内証券会社で取り扱いがありません。

配当貴族指数とS&P500指数のリターン

配当貴族指数は、市場平均(S&P500指数)を長期的に上回ってきた実績があります。

以下のグラフはS&P500指数のプライスリターン(配当再投資なし)と配当貴族指数のリターンを比較したもです。

S&P500vs配当貴族
2008/1/2~2020/6/30

配当貴族指数のリターン比較について、詳しくは下記ページで解説しています。

リンク 米国株の配当貴族指数とは?銘柄リスト&過去12年リターンを詳しく解説

長期リターン比較

バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)と配当貴族指数(SPDAUDN:ネットトータルリターン)を比較していきます。

配当貴族指数のネットトータルリターン(Net TR)は、源泉税を控除した後の配当を再投資した場合のリターンとなります。

適用される税率については、二重課税防止条約の便益を受けない非居住機関に対する税率とメソドロジーに書かれています。

参考 S&P 500配当貴族指数S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス

このSPDAUDNは投資信託ではなく単なる指数ですので、信託報酬(手数料)が一切差し引かれていないリターンとなります。日経平均株価やNYダウ、S&P500と同じ仲間だと言うと分かりやすいでしょうか。

配当貴族指数は暴落が起きた後の株価回復局面で市場平均株価(S&P500)とリターンの差を広げる傾向があります。

バフェットvs配当貴族指数
2008/1/2~2020/6/30

2008年1月2日を100%換算して、2020年6月30日までのトータルリターンをグラフ化しました。最終的なリターンは次のようになっています。

バークシャー(BRK.B)配当貴族指数(Net TR)
約1.94倍約3.25倍
年利5.44%年利9.89%
2008/1/2~2020/6/30
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

配当貴族指数の圧勝なのじゃ。

暴落を含まない期間の比較

今度はリーマンショックとコロナショックを含まない期間(2010年1月4日~2020年1月2日)で比較します。

暴落を含まない期間
2010/1/4~2020/1/2

2010年1月2日を100%換算し、10年後の2020年1月2日までのリターンをグラフ化しています。最終的なリターンは次のようになっています。

バークシャー(BRK.B)配当貴族指数(Net TR)
約3.45倍約3.63倍
年利13.18%年利13.76%
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

ほとんど同じくらいじゃな。

暴落に強かったのは?

リーマンショックでの最大下落率(最高値から最安値)を比べて、どちらが暴落に強いのかを検証していきます。

バフェットvs配当貴族指数(最大下落率)
2007/4/2~2010/4/1
 バークシャー(BRK.B)配当貴族指数(Net TR)
下落率最大54.3%最大49.6%
期間1年3ヶ月1年10ヶ月
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

どちらも似たり寄ったりじゃな。

これは過去の一例に過ぎないので、次の暴落でも必ず同じ結果になるとは限りません。

参考程度に見てもらえたらいいと思います。

バークシャー・ハサウェイが割安なときの見分け方

バークシャー・ハサウェイの株価には、割安だと判断できる明確な基準が存在します。その基準は「PBR(株価純資産倍率)が1.2倍以下のとき」です。

バークシャーハサウェイの自社株買いについて、バフェットがPBR1.2倍以下のときに実行すると明言しているところから来ています。

では、PBRが1.2倍になるのを待って、それまで一切株を買わなければいいのでしょうか?

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

答えはNOじゃ。

バークシャーのような右肩上がりに成長し続けている企業に投資する場合、株を保有する期間が長ければ長いほど株価が上がる可能性が高まります。

今日1日をとって考えても、昨日より今日、今日より明日とバークシャーは成長し続けています。そのため、いつまでも買わないというのは逆に機会損失になってしまいます。

決算期BPS前年比PBR
2007年4Q52.001.82倍
2008年4Q47.02-9.58%1.36倍
2009年4Q56.32+19.79%1.21倍
2010年4Q63.64+12.98%1.32倍
2011年4Q66.57+4.62%1.18倍
2012年4Q76.14+14.37%1.20倍
2013年4Q89.98+18.18%1.40倍
2014年4Q97.46+8.31%1.56倍
2015年4Q103.67+6.37%1.31倍
2016年4Q114.74+10.68%1.49倍
2017年4Q141.17+23.03%1.59倍
2018年4Q141.67+0.36%1.34倍
2019年4Q174.34+23.06%1.38倍

※PBR:年末の株価をもとに計算

詳しくはリンク先のページでBPSとPBRの長期データをグラフで確認できます。

リンク バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の決算データから割安な株価と買い時を分析

投資リターン向上のヒント

残念ながら今回のような過去のリターン比較をしても、未来のリターンが高い方に投資できる確率は上がりません。

投資リターンの最大化には、他にもっと重要なポイントがあります。

重要ポイント
  • 優良株に投資する
  • 定期的なリバランス
  • 運用期間と投資資金の最大化

優良株に投資する

配当貴族指数とバークシャー・ハサウェイはどちらも優良株なので、長期的なリターンはそれほど大きな差になりません。

どこに投資するにしても、結局は優良株を外しさえしなければいいわけです。

「でも何が優良株なのか分からない」という方も多いと思うので、リンク先で詳しく解説しました。

リンク 【優良株の見分け方】個人投資家が優良株に投資する現実的な方法

定期的なリバランス

何に投資するかより適切なポートフォリオ管理の方がリターンに大きく影響します。

ポートフォリオ管理とは「リスク資産と無リスク資産の割合、分散投資、定期的なリバランス」などのことです。

詳しくは、こちらのページを参照してください。

リンク 【ポートフォリオの作り方】正しい運用ルールが安定したリターンをもたらす

運用期間と投資資金の最大化

運用期間と投資資金は最終的な運用リターンを決める最重要ポイントです。

こちらのページには、運用期間と投資資金を最大化できる投資先の選び方が書かれています。

リンク 個別株とETFどっちがいい?S&P500インデックスを避けて割安高配当株に投資する理由

投資アイデア

米国株おすすめ銘柄本の著者が長期投資に適したおすすめ米国株をセクターごとに紹介【米国株】配当利回りランキング【毎日更新中】米国株25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング連続増配銘柄とは?連続増配銘柄とは?毎年増配しなくてもOKな理由を解説配当王配当王とは?銘柄リスト&市場平均との25年リターン比較を紹介配当侯爵配当侯爵とは?25年以上連続で毎年必ず増配してきた米国優良株配当チャンピオン配当チャンピオンとは?米国株には25年以上連続増配銘柄が100以上も存在する連続増配銘柄|長期リターン比較配当貴族 vs 配当王 vs 配当侯爵|連続増配銘柄の長期リターンを比較してみた【バリュー投資】成功の秘訣個人投資家がバリュー投資を成功させる現実的な方法暴落だって意外と平気!暴落だって意外と平気!リーマンショックで強さを見せた銘柄たち【www9945】配当金生活のアドバイス配当金生活はいくら必要?【億り人】www9945さんのアドバイス米国株AI銘柄40選人工知能の市場規模は圧倒的速度で拡大する!米国株のAI銘柄40選NISA口座おすすめADR【NISAおすすめ株】トータルリターンが高い高配当ADRランキング【均等加重平均】優れた投資法均等加重平均には時価総額加重平均のリターンを上回るメリットがあるインデックス投資メリットデメリットインデックス投資の弱点とは?押さえておきたいメリット・デメリット【集中投資】危険な理由【集中投資のデメリット】どんなに自信があってもオススメしない理由BRK.B-vs-S&P500|長期リターン比較バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)vs S&P500!長期リターンを徹底比較【高配当株投資】成功の秘訣”億り人”www9945先生が解説する高配当株投資のリスクを下げる方法とは?ドル円レート過去データ分析米国株投資のドル転タイミングはいつ?過去25年データを集計して分かったこと株式投資の出口戦略バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の疑似配当金生活シミュレート結果がすごかった書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い