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【BRK.B】バークシャー・ハサウェイvs市場平均(S&P500)|長期リターン比較

BRK.B-vs-S&P500|長期リターン比較
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』のひろめ(@hiromethods)です。

バークシャー・ハサウェイは世界一の投資家ウォーレン・バフェットの持株会社です。配当を出さない銘柄であるものの、世界的に有名な優良株として知られています。

そこで、実際の長期リターンがどうだったのか市場平均(S&P500)と比較してみたいと思います。

クラスB株(BRK.B)で比較する理由

バークシャー・ハサウェイには、クラスA株(BRK.A)とクラスB株(BRK.B)の2種類があります。クラスA株はクラスB株の1,500倍に設定されていて、株主総会の議決権を有するのはクラスA株だけと決められています。

バークシャー・ハサウェイ
  • クラスA株(BRK.A)=クラスB株(BRK.B)×1,500

バークシャー・ハサウェイには株式分割を行わないという方針があります。そのため、クラスA株(BRK.A)は1株30万ドル(約3,000万円)を超える株価に値上がりしました。

このままだと少額投資したい個人投資家がバークシャー・ハサウェイに投資できなくなってしまいます。そこで、株式分割の代わりに議決権なしのクラスB株(BRK.B)が設定されることになりました。

クラスA株(BRK.A)は高額すぎて個人投資家が購入することは無いと考えられるため、クラスB株(BRK.B)の株価データを使って長期リターンを比較しようと思います。

長期リターン比較|BRK.B vs S&P500

バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)と市場平均(S&P500)の年次リターンを計算したのが次の結果です。S&P500は、指数そのものの株価データ「^GSPC」を使っています。分配金を含まない純粋な株価どうしの比較です。

年次リターン(過去15年分)

期間BRK.BS&P500リターン差
2004年4.74%9.33%-4.59%
2005年1.26%3.84%-2.59%
2006年23.64%11.78%+11.86%
2007年30.00%3.65%+26.35%
2008年-30.21%-37.58%+7.38%
2009年-1.11%19.67%-20.79%
2010年20.98%11.00%+9.97%
2011年-5.11%-1.12%-3.99%
2012年15.47%11.68%+3.80%
2013年27.21%26.39%+0.82%
2014年27.79%12.39%+15.40%
2015年-11.48%-0.69%-10.79%
2016年24.65%11.24%+13.41%
2017年20.99%18.42%+2.58%
2018年3.53%-7.01%+10.54%
合計+264.22%+126.15%+138.06%

過去15年分の比較からS&P500指数の分配金を考慮したとしても明らかにバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)のトータルリターンが市場平均(S&P500)を上回っています。

配当を出さないメリット

配当を出さないのは一見デメリットのように感じるかもしれませんが、税制面でのメリットがあります。

受け取った配当で再投資したときのことを考えてみましょう。配当再投資では税金が引かれたあとの金額で株を買うことになります。ウォーレン・バフェットは、この配当にかかる税金がもったいないと考えているわけですね。

バークシャー・ハサウェイでは配当を出さない代わりに利益を再投資することとしています。世界一の投資家が投資先を選んで自動的に配当再投資してくれるようなイメージですね。

その結果、配当にかかる税金を支払わずに配当再投資と同等以上の複利効果を株主に還元し続けてきました。これは適切な再投資ができるバークシャー・ハサウェイだからこそ成せるワザなのかもしれません。

これほどまでに素晴らしいパフォーマンスを上げてきたバークシャー・ハサウェイは優良株であり、投資対象から外すのはもったいないことです。

バークシャー・ハサウェイに投資することは、ウォーレン・バフェット氏が認めた企業に分散投資するようなものでもあります。バリュエーションが割安と判断できる状況に巡り合ったときはポートフォリオの1銘柄として積極的に購入していい銘柄です。

このページは拙著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』をブログ用に編集・追記したものです。技術評論社のご厚意で書籍の内容を一部公開しています。書籍を購入すると特典ファイルのダウンロードができます。

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