アーリーリタイア実現に必要な2つの最低条件は意外にも手の届くところにあった

アーリーリタイアするには?

私は社会人になって以降、アーリーリタイアするにはどうしたらいいか日々考え続けてきました。転職を機に、数年先の見通しが立ったので色々と計算をしてみたところ、意外にもアーリーリタイアが手の届く範囲まで近づいていることに気がつきました。そこで今回は、アーリーリタイアを実現するために必要な2つの最低条件をご紹介します。

2020年6月がターゲット

今の仕事には転勤があります。現在の勤務地は気に入っているのでいいのですが、転勤する可能性のある勤務地は1ヶ所を除いてどこも行きたくありません。したがって、私に残された時間は転勤の辞令が出るまでの期間となります。

2017年4月に転職をして、こちらの勤務地に配属となりました。最低2年は転勤しないというのが違いない状況で、長ければ4年、5年と動かないこともあるようです。

様々な情報をトータルして考えた結果、3年は残れる可能性が高いと判断し、2020年6月1日に退職してアーリーリタイアする前提で行動することにしました。

年間生活費は160万円必要

まずアーリーリタイア後の生活費が年間いくらかかるか把握しなければなりません。現在私は京都府に住んでますが、月平均10万~12万円の生活費です。月平均11.25万円の支出で年間135万円になりますので、これだけあれば今の生活を続けるのに十分です。

したがって、年間生活費135万円(11.25万/月)+社会保険料25万円/年あればいいわけです。合計160万円の年間生活費が必要ということです。

アーリーリタイアすればこれまで余計にかかっていた出費がなくなるので、実際にはもっと支出を減らせると思いますが、あえて余裕を持たせています。

条件1 配当収入

2020年6月までに年間配当収入がいくらになるか計算します。ただその前に、給与所得から年間いくら投資に回せるか把握しなければなりません。2017年6月~2020年5月の3年間でいくら投資に回せるか考えていきます。

手取り年収を計算したところ、残業代抜きで約360万円でした。月の平均支出は12万円以下なので、差し引きすると年間216万円は投資に回すことができます。さらに毎年昇給していきますので年収も上がります。年ごとにざっくり計算してみたところ、こんな感じになりました。

貯蓄収入支出
2017年6月~12月125万205万80万
2018年1月~12月236万374万138万
2019年1月~12月249万387万138万
2020年1月~5月114万172万58万
合計724万1138万414万

3年で724万円投資に回せる結果になりました。思っていた以上に多くてビックリです。月の支出は11万5000円で計算しています。引っ越しの効果が出ていますね。東京で生活していたら月14万の支出だったので、こんな風にはなっていなかったです。

2017年6月のト―タル資産は約1150万円なので、合計すると1874万円になります。

・1150万+724万円=1874万円

つまり、2017年6月~2020年5月まで運用リターンがマイナスにならなければ、トータル資産が1874万円になることが分かりました。アーリーリタイアすればさらに退職金が乗っかってきますから、3年間の受取配当と合わせてトータル資産2000万円は十分届く可能性が高いです。

2020年までの3年間でIBMやAT&T、ベライゾン(VZ)、フィリップモリス(PM)、アルトリアグループ(MO)などの高配当かつ連続増配している銘柄を保有して配当再投資できれば、トータルの受取配当を増やすことができます。具体例として、主力銘柄のIBMで考えるとこんな感じになります。

・IBMの増配ペース

IBMの1株あたりの年間配当は、2017年6月時点で「6.00ドル」、連続増配年数は22年です。ここ数年の増配ペースは四半期配当で0.1ドル/株ずつなので、今後の増配ペースはこんな感じになる見込みです。

四半期配当年間配当増配年数
2015年4月1.3ドル5.2ドル20年
2016年4月1.4ドル5.6ドル21年
2017年4月1.5ドル6.0ドル22年
2018年4月1.6ドル6.4ドル23年
2019年4月1.7ドル6.8ドル24年
2020年4月1.8ドル7.2ドル25年

※2018年4月~2020年4月は推定です。

IBMは毎年4月に増配を発表します。このまま順調に増配を続ければ、ちょうど2020年には25年連続増配で配当貴族入りします。

もしこのままIBMの業績が低迷し続けて、平均取得株価を140ドルに落とすことができれば、2020年の配当利回りは5.14%(税引前)まで上がります。すると、20%税引後でも4.11%の配当が受け取れます。極端なことを言えば、IBMを1株140ドルで2000万円購入できれば条件1はクリアできるのです。(そこまで1銘柄に集中投資するつもりはないですけどね。)

そして、NISA口座の600万円分をフル活用すれば配当にかかる税金を抑えることができますので、仮にトータル資産2000万円に届かなかったとしても年間受取配当80万円(税引後)は十分射程圏内です。

ちなみに、IBMは配当性向が低いので、減収記録がこのまま続いたとしても増配余力は十分残されています

2017年EPS

ガイダンス

11.35ドル

(GAAP) 

1株配当(年間)6.00ドル
配当性向52.8%

※配当性向は2017年第1四半期(1Q)決算のガイダンスで示された年間予想EPS(GAAPベース)をもとに算出しています。

参考 【IBM】2017年第1四半期(1Q)決算発表で株価急落!

乱暴な言い方をすれば、IBMの業績がここから半分になっても1株6.00ドルの配当は維持できます。つまり、配当に関してIBMは間違いない銘柄ということです。そして、AIのワトソンを中心とした新規事業が今後伸びていく期待もあります。したがって、既存事業の業績が大きく悪化したとしても長期的には株価の上昇余地はかなりあると見ています。

というわけで、1つ目の最低条件は年間受取配当金が税引後80万円でした。これができれば年間生活費160万円のうちの半分がまかなえるので「セミ配当金生活」が実現します。

条件2 ブログ収入

残りの80万円はブログ収入で補います。Googleアドセンスで年間80万円稼ぐには、月間PVがいくら必要なのでしょうか。一般的に、1PV=0.2円~0.4円の価値があると言われているため、平均をとって「0.3円/PV」で計算します。

・80万÷0.3円/PV÷12か月≒22万2222PV/月

この計算結果から月間22.3万PVが必要だと分かりました。

『複利のチカラで億り人』は、2017年5月時点で月間2万6000PVあります。ここから3年かけて取り組めば意外に到達できなくもない数字です。ブログ更新をしっかり継続できれば、十分到達できるチャンスはあると思います。

念のためブログ収入にかかる税金についても触れておきます。ブログ収入は個人事業主の開業届さえ事前に出していれば、青色申告特別控除65万円が適用できます。ですので、基礎控除38万円と合わせると、合計103万円まで非課税にできます。つまり年間80万円のブログ収入は、そのまま100%手取りになるということです。

参考 セミリタイアするなら個人事業主がお得!青色申告カンタン節税方法まとめ

というわけで、2つめの最低条件は月間22.3万PVでした。

アーリーリタイアの最低条件まとめ

これからは2020年6月1日の退職をターゲットに行動していきます。それまでに以下の二つの最低条件をクリアできれば私の勝ちです。

条件1.年間受取配当:80万円(税引後)

条件2.ブログの月間PV数:22.3万PV

投資対象には、配当を出さないバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)のような銘柄も含みます。なぜなら、配当代わりに毎年数%の株式を売却して疑似配当を出し続けても、年率リターンが高い銘柄であれば資産は増えていくからです。

参考 バフェットの力をかりる疑似配当金生活ならアーリーリタイア必要資金を下げられる

もう雇われの身から脱却できるのであれば、市場平均に勝とうが負けようがそんなの知ったこっちゃありません。持続可能なアーリーリタイアさえで実現できれば、あとは野となれ山となれです。とにかく自分の掲げた目標を達成するために、ひたすら行動するだけですね。

2020年6月といえば、東京オリンピック直前で日本が盛り上がっている時期かと思います。そんなタイミングで私はアーリーリタイアしようと目論んでるわけですが、果たして3年後にはどんな未来が待ち受けているのでしょうか?

未来はいつだって不確実です。進捗状況を随時定期的に更新していきますので、私の人生が今後どう動いていくか、ぜひ見届けてもらえたらと思います

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