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【NISAおすすめ株】トータルリターンが高い高配当ADRランキング

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

NIISA口座で配当狙いの投資をするなら、米国株よりも配当の現地課税がないADR(米国預託証券)がおすすめです。

というのも、NISA口座では米国株の配当における外国所得税10%が非課税にならないからです。

ここで書くと長くなるので、詳しくはこちらの記事にまとめています。

リンク 配当の二重課税が発生しないADRと日本株

日本株ではなくADRを紹介する理由

どうしてわざわざ日本株ではなくドル建てADRを紹介するのかというと、長期投資ではADRの方がトータルリターンが高くなる可能性が高いためです。

日本の高配当株は、アメリカの市場平均株価(S&P500指数)と対等に勝負できる銘柄がゼロに等しいという現実があるんです。

そこで今回は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券の米国株口座でドル建て購入できるADRのなかから、配当だけでなく株価上昇も期待できる個別株をランキング形式で発表します。

ランクインした銘柄はすべて連続増配銘柄になります。毎年、現地通貨建てで配当金が増配されてきた銘柄たちです。

注意

どんなに素晴らしい銘柄でも割高なときに買ってしまえば長期でみるとトータルリターンが低くなります。大切なのは購入するときの配当利回り、PERなどの各種指標が割安なときに購入することです。

ADRランキングの選定基準

日本のネット証券で買える連続増配ADRのなかから過去15年でトータルリターンの高かった順にランクづけをしていきます。

具体的なトータルリターン算出条件は次のように設定します。

算出条件
  • 配当再投資はナシ
  • 税金/手数料は考慮せずに比較
  • 年初を基準に年末のリターンを算出
  • トータルリターン=株価上昇率+配当(分配)利回り
    配当(分配)利回り=年間配当/年初株価

比較対象となるインデックスETFは、IVV(iシェアーズ・コア S&P 500 ETF)を採用しました。

こちらのETFを選んだ理由は、設定日が2000年5月だったからです。

インデックスETFといえばVOOも有名ですが、設定日が2010年9月と歴史が浅く株価がさかのぼれないのでIVVを採用しました。

「年率リターン=株価上昇率+配当(分配)金」で、リターン差がマイナスだとIVVが勝利、プラスだと個別株が勝利した年になります。

おすすめADRランキング

第1位:ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)

おすすめADR第1位は、イギリスADRのブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)です。ロンドンに本社を構えるグローバル企業ですね。

株価上昇率比較(BTI対IVV)
2005/1/3~2020/1/2

こちらのグラフは2005年1月のスタート地点を100%に合わせたときの株価上昇率です。

長期的にはインデックスと同じくらいの株価上昇率に落ち着いているのが分かります。

過去15年の株価上昇率

BTIIVV
2.50倍2.71倍
年率+6.30%年率+6.87%

2005年~2020年の15年でブリティッシュアメリカンタバコが2.50倍に対して、インデックスETFが2.71倍という結果になりました。

上記の結果は株価そのものを比較しているため配当金は含まれていません。そこで配当を含めたトータルリターンを比較すると次のようになります。

トータルリターンの比較

暦年BTIIVVリターン差
2005年+36.30%+5.28%+31.02%
2006年+27.28%+13.83%+13.45%
2007年+40.23%+5.59%+34.64%
2008年-27.78%-35.84%+8.07%
2009年+23.11%+22.21%+0.90%
2010年+24.03%+13.05%+10.98%
2011年+27.97%+0.82%+27.16%
2012年+9.98%+14.15%-4.17%
2013年+10.25%+28.89%-18.65%
2014年+6.66%+14.48%-7.82%
2015年+8.37%+1.25%+7.12%
2016年+7.80%+13.62%-5.82%
2017年+23.69%+20.73%+2.96%
2018年-48.79%-5.17%-43.62%
2019年+43.00%+30.97%+12.04%
平均+14.14%+9.59%+4.55%

BTIのトータルリターンはインデックスに対して10勝5敗(勝率66%)、年率平均+4.55%と素晴らしい成績です。

高配当タバコ株は配当込みだとリターンがかなり上乗せされますね。

実は高配当の連続増配ADRでS&P500指数と勝負できる銘柄はホント少ないんです。私が調べた限りではブリティッシュアメリカンタバコが唯一でした。

詳しい銘柄の説明や業績、配当推移、増配率の詳細はこちらのリンク先に書いてあります。

リンク 【BTI】ブリティッシュアメリカンタバコは配当の二重課税がない連続増配銘柄

第2位:ディアジオ(DEO)

第2位はイギリスADRのディアジオ(DEO)です。世界でお酒を販売するグローバル酒造メーカーですね。

スミノフやギネスなど日本でも有名なブランドのお酒を製造販売しています。

株価上昇率比較(DEO対IVV)
2005/1/3~2020/1/2

こちらのグラフも2005年1月のスタート地点を100%に合わせたときの株価上昇率です。

長期的にはインデックスと同じくらいの株価上昇率であるものの、ディアジオがIVVを上回っています。

過去15年の株価上昇率

DEOIVV
2.91倍2.71倍
年率+7.38%年率+6.87%

2005年~2020年の15年でディアジオが2.91倍に対してインデックスETFが2.71倍という結果になりました。

上記の結果は株価そのものを比較しているため配当金は含まれていません。そこで配当を含めたトータルリターンを比較すると次のようになります。

トータルリターンの比較

暦年DEOIVVリターン差
2005年+5.42%+5.28%+0.14%
2006年+36.97%+13.83%+23.14%
2007年+11.22%+5.59%+5.63%
2008年-30.35%-35.84%+5.49%
2009年+24.70%+22.21%+2.49%
2010年+10.40%+13.05%-2.66%
2011年+21.04%+0.82%+20.22%
2012年+34.71%+14.15%+20.56%
2013年+13.95%+28.89%-14.94%
2014年-9.96%+14.48%-24.44%
2015年+0.22%+1.25%-1.04%
2016年-0.64%+13.62%-14.26%
2017年+43.12%+20.73%+22.39%
2018年+0.14%-5.17%+5.31%
2019年+23.27%+30.97%-7.70%
平均+12.28%+9.59%+2.69%

ディアジオのトータルリターンはインデックスに対して10勝5敗(勝率66%)、年率平均+2.69%になりました。

株価上昇率、トータルリターンともにインデックスを上回るパフォーマンスを上げていますね。

第3位:ユニリーバ(UL)

第3位にランクインしたのはイギリスADRのユニリーバ(UL)です。新興国の売上が全体の多くを占める生活必需品セクターのグローバル企業です。

株価上昇率比較(UL対IVV)
2005/1/3~2020/1/2

こちらのグラフも2005年1月のスタート地点を100%に合わせたときの株価上昇率です。

長期的にはインデックスと同じくらいですが、わずかにIVVが上回っています。

過去15年の株価上昇率

ULIVV
2.61倍2.71倍
年率+6.60%年率+6.87%

2005年~2020年の15年でユニリーバが2.61倍に対してインデックスETFが2.71倍という結果でした。

上記の結果は株価そのものを比較しているため配当金は含まれていません。そこで配当を含めたトータルリターンを比較すると次のようになります。

トータルリターンの比較

暦年ULIVVリターン差
2005年+5.81%+5.28%+0.54%
2006年+26.09%+13.83%+12.25%
2007年+36.88%+5.59%+31.29%
2008年-35.54%-35.84%+0.30%
2009年+38.78%+22.21%+16.57%
2010年-0.39%+13.05%-13.44%
2011年+12.05%+0.82%+11.24%
2012年+17.42%+14.15%+3.27%
2013年+9.19%+28.89%-19.70%
2014年+4.16%+14.48%-10.32%
2015年+11.14%+1.25%+9.88%
2016年-0.23%+13.62%-13.85%
2017年+40.36%+20.73%+19.63%
2018年-1.41%-5.17%+3.76%
2019年+13.20%+30.97%-17.77%
平均+11.83%+9.59%+2.24%

ユニリーバのトータルリターンはインデックスに対して10勝5敗(勝率66%)、年率平均+2.24%になりました。

株価上昇率のみではインデックスを下回ってましたが、配当込みのトータルリターンでユニリーバが逆転しています。

ユニリーバの詳しい業績や配当履歴、事業内容についてはリンク先のページが参考になります。

リンク 【UL】ユニリーバの業績、配当金、増配率【イギリスADR】

NISA口座の投資先で迷ったときは

NISA口座で配当狙いの投資をするなら、日本株より外国所得税ゼロ%のADRがおすすめです。業績の安定感、株価上昇率、株主還元の姿勢は素晴らしいものがあります。

配当にこだわらないなら、インデックスの方が管理はラクになります。しかし精神的なガマンが必要になるときが必ず訪れるので、不況でもETFを売らない根気強さが求められます。

というのも、世界的不況になったら株価暴落と減配が同時に押し寄せるリスクが高いからです。

その点、今回紹介した高配当な連続増配銘柄に分散投資すれば、株価の含み損はS&P500指数と同じでも配当は減配されず、むしろ増配する方が多くなります。

ほったらかしでも定期的に振り込まれる配当が心な支えになるため、投資を継続させやすい特徴があります。

「結局どっち選べばいいの?」って話ですが、この辺は投資する人の年齢やリスク許容度によって正解が変わってきます。

詳しくはこちらの記事で具体的な考え方について解説しているので、様々な条件から自分に合った選択を見つけましょう。

リンク 個別株とETFどっちがいい?S&P500インデックスを避けて割安高配当株に投資する理由

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

投資先を選ぶときの参考になるのじゃ。

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