楽天・全米株式インデックスファンドの積立投資が資産運用の最適解になりうる理由

 

資産運用に興味があるけど、何に投資したらいいか分からないという初心者さんは意外にも多くいらっしゃいます。そんな右も左も分からない初心者さんに向けて、資産運用はこうすればうまくいくという答えを今回は紹介します。

 

実際のところ、資産運用(あるいは投資)と聞くと、頭のいい人が色んな事を考えてやらなければ損してしまうものだと考えている人が非常に多いです。ですが、実際はそんなことありません。

 

「こんなに簡単でいいの?」って拍子抜けするくらいシンプルな方法でリスクを抑えた運用ができます。方法だけ聞くと、こんなの誰でもできるやんって思われるかもしれませんが、世界に目を向けると当たり前のようにみなさん実践されています。要するに誰でもできるということです。

 

ズバリ結論から先に書きます。資産運用の最適解は『楽天・全米株式インデックスファンド』を毎月積み立てることです。これさえやれば他に何もする必要はありません。余計なことをすると逆に運用リターンが悪化してしまうので注意してください。

 

 『楽天・全米株式インデックスファンド』の積み立てが資産運用の最適解である5つの理由

理由①:長期で見ると株式の運用リターンが圧倒的

以下のグラフは、1801年にそれぞれの資産を1ドル購入したら200年後にいくらになったかを表しています。

出典:株式投資の未来

 

過去200年の運用リターン

資産の種類実質リターン
株(米国株)59万7485倍
長期米国債1072倍
短期米国債301倍
金(ゴールド)1.39倍
USドル(現金)0.07倍

 

株式がダントツで飛び抜けています。もう圧倒的ですね。ここでいう株というのはアメリカの市場平均株価のことです。200年で59万7485倍にもなっています。アメリカの市場平均株価に投資すればインフレ調整後の実質的な年率リターンが年平均6.5~7.0%期待できると言われるのは、このデータが根拠になっています。

 

一方で、USドル(現金)で持っているとインフレの影響を受けて価値が93%も失われています。これは日本円も例外ではありません。意外かもしれませんが、長期的にみると現金で貯金したままの人が一番損をすることになります。つまり、資産運用をしないで貯金したままの人が一番損をすることになるのです。

 

理由②:アクティブファンドはインデックスファンドに高確率で勝てない

『楽天・全米株式インデックスファンド』は、その名の通りインデックスファンドです。アメリカの市場平均株価に連動する投資信託になります。

 

アクティブファンドは、市場平均を上回る運用リターンをあげるために株式の売買を頻繁に行う投資信託(ETF)のことを言います。売買が多くなるため、運用コスト(信託報酬)もインデックスファンドより高く設定されています。

 

それに対してインデックスファンドは、市場平均株価に連動するように運用する投資信託(ETF)のことを言います。銘柄の入れ替えはあるものの、頻繁に売買することはありません。インデックスファンドは、別名パッシブファンドと呼ばれることもあります。運用コストも低めに設定されています。

 

15年以上の長期運用リターンを比較すると、90%のアクティブファンドが市場平均に負けてしまいます。これは日本に限ったことでなく世界共通です。ファンドマネージャーと呼ばれるプロの人たちがタイミングを見計らって株を頻繁に売買しても、市場平均を上回れるのは10%以下ということが科学的に証明されています。

ひろめ

インデックスファンドを買うだけでプロの運用に勝てるのはこのためです。

コストが高くて市場平均に負けるアクティブファンドとコストが安くて市場平均に連動するインデックスファンドでは、どちらを買えばいいか一目瞭然ですね。

 

理由③:世界全体に分散投資するよりアメリカに限定した方が運用リターンが高くなりやすい

『楽天・全米株式インデックスファンド』は、アメリカの市場平均株価に連動する投資信託です。日本で例えるなら、アメリカ版日経平均株価のようなものになります。

 

過去の長期リターンを比較すると、全世界の市場平均株価に連動するインデックスファンドよりもアメリカの市場平均株価に連動するインデックスファンドの方が運用リターンが高いことが歴史的に証明されています。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド(VTI) 』の姉妹ファンドである『楽天・全世界株式インデックスファンド(VT)』と比較すると以下のようになります。

どちらも最初のスタートを100に合わせています。9年間のトータルリターンは明らかにアメリカが勝利しているのが分かりますね。

アメリカ(VTI)世界(VT)
約1.97倍約1.38倍
年7.82%年3.64%

 

資本主義の本家である米国株が世界全体に勝ち続けられるのは、株主のことを第一に考えて企業経営する文化が根付いているためです。米国企業のほとんどが株価を上げることを念頭に経営されているということです。企業が儲かったときに、きちんと株主に還元する文化が根付いているからこそ、これだけの差をつけることができるのです。

 

また、アメリカは今後も若い現役世代の人口が増えていく国です。先進国に限って言えば世界で唯一の国になります。確かに、世界全体の人口も増えていきますがメインは新興国です。その新興国では株主還元という意味において、どうしてもアメリカに劣ってしまいます。

 

こうしたことから、今後もアメリカの市場平均株価が世界平均を上回り続ける可能性が高いことは明らかです。

 

理由④:『楽天・全米株式インデックスファンド』の信託報酬が低コスト

投資信託(ETF)には、必ず信託報酬(運用コスト)が発生します。これはファンドを保有しているだけで引かれ続ける維持費のようなものです。この信託報酬が高ければ高いほど、最終的な手元に残るお金も少なくなってしまいます。

 

資産運用すると最終的に数百万~数千万円単位で投資信託を保有することになりますから、信託報酬が年1%でも高くなると、年間何万円もの差が生まれます。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』の一番の強みは、信託報酬が年0.1696%(税込)と低コストであることです。日本円で購入できる投資信託としては、業界最安クラスです。さらに、ノーロードですから売買手数料は無料です。手数料を気にすることなく、少額からでも気軽に積み立てできるのもメリットですね。

 

また、この投資信託は日本の証券口座で直接円建て購入できるのも画期的なところです。これまでであれば、いったん円をドルに両替して、米国株口座でドル建てETFを購入しなければ、低コストなインデックスファンドを手にすることができませんでした。

 

こうしたことを考えると、2017年10月に発売された『楽天・全米株式インデックスファンド』は日本の証券業界に革命を起こしたと言っていいでしょう。素晴らしいことです。

 

理由⑤:伝説の投資家ウォーレンバフェットがS&P500指数への投資を推奨している

ウォーレンバフェットは1930年生まれのアメリカ人で、現在80代のおじいさんです。世界の長者番付に毎年必ずトップ10入りするほどのすごい人です。2017年はビルゲイツに次いで世界2位の長者番付に入っています。

バフェットは、バークシャー・ハサウェイという会社を通して株を保有しており、1965年~2016年の50年間で1万9725倍という運用リターンをあげているんです。ホントすごすぎですよね。

 

【バークシャー・ハサウェイ(BRK.A)とS&P500の比較】

 

バークシャーの

株価リターン

S&P500

(配当込み)

過去50年の

運用リターン

(1965年~2016年)

19725倍127倍

 

 

これだけ差が開いているのをみると、バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の株を直接買ったらいいのではないかと思うかもしれません。確かにその通りなのですが、バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の株を購入するには、米国株口座を開設して、円からドルに両替えする必要が出てきます。

 

また、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」や「つみたてNISA」を利用するならバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)は対象外になってしまいます。そのため、これら制度を利用するなら『楽天・全米株式インデックスファンド』を選択することになります。

 

すでに米国株口座を開設していて、一般NISA(年120万円×5年)を使うというのであれば、バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の積み立て投資がオススメです。

 

さて前置きが長くなってしまいましたが、ここからがお伝えしたいことです。

 

伝説の投資家ウォーレンバフェットは、個人投資家に向けてS&P500に連動する低コストなインデックスファンド(VOO)を推奨しています。そして、バフェットの奥さんに対しての遺言でも同じアドバイスをしています。

 

具体的には、資産の90%をS&P500に連動する低コストインデックスファンド(VOO)に、残りの10%を短期米国債に投資するようアドバイスしています。現金がまったくないのに驚かれると思いますが、当然これは生活防衛資金を抜きにしたポートフォリオになります。

 

短期米国債10%に関しては、アメリカ人向けにアドバイスしているというのもありますから、日本人なら無理に短期米国債を買わなくても構いません。代わりに10%日本円で持っていても運用成績は大きく変わらないでしょう。S&P500指数に90%を傾けることが何より大切です。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)』は、バフェットが推奨するS&P500(VOO)とほぼ同じ値動きをする低コストな投資信託です。だからこそ、こうしてオススメしています。

 

実際の購入では、給料の一部を定期的に積み立てていくようにしてください。一度に余剰資金の90%を『楽天・全米株式インデックスファンド』に投資するのではなく、数年かけて徐々に90%まで増やしていくのが最適解となります。

 

毎月の積立金額の目安は?

積み立てペースが遅いと、それだけ運用期間も短くなってしまい、トータルリターンも下がりやすくなってしまいます。かと言って、一度に全部購入してしまうと、直後に暴落に巻き込まれて資産が急激に減ってしまう可能性が出てきます。

 

そこで目安にするのは、2年~3年かけて余剰資金の90%を積み立てるペースです。もちろんこれは生活防衛資金を除いた余剰資金での話です。

生活防衛資金とは

生活防衛資金は、急に収入が途絶えてしまっても生活に困らないように蓄えておく貯金です。1年~2年分の生活費が目安になります。

サラリーマンであれば毎月の収入がありますから、大体こんなイメージでしょうか。

1ヶ月の積立金額 = 毎月の貯蓄額 +(余剰資金 ÷24)

積み立てペースは個々の置かれた状況によっても異なります。そのため、ご自分で考えた納得のペースでまず始めてみるといいと思います。それに、必ず毎月同じペースで積み立てなればならないというわけではありません。一度やってみて多すぎるなと思えば減らしてもいいですし、まだ余裕があったということであれば増やしてみるといいです。

ひろめ

大切なのは継続することですね。

資産運用を成功させるために必ず守ってほしいこと

資産運用を成功させるために必要なたったひとつのことは、何が起きても絶対に積み立てをやめないことです。はっきり言って、これさえできれば成功します。

 

そこでオススメなのが、自動積立機能を利用することです。

 

株価が暴落するときは、たいてい数ヶ月~1年かけて下がり続けます。日に日に評価額が下がっていくのを見て、恐怖に耐えられなくなり積み立てを放棄してしまうのが失敗の王道パターンなのです。

 

もし仮に、株価暴落と円高のダブルパンチで『楽天・全米株式インデックスファンド』の円建て評価額が3分の1になっても、淡々と機械的に積み立てを続ける必要があります。そのためには、自動積立機能を利用するのが色んな意味で一番ラクというわけです。

 

また、暴落が起きなかったとしても手動で積み立てをしていると、どうしても買い忘れが発生します。それなら自動積立を設定しておいて、あとは存在を忘れているくらいがちょうどいいです。

 

3600以上の広く分散した銘柄に投資する『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)』であれば、価値がゼロになることは絶対にありません。そして、積み立て期間が長ければ長いほど資産が安定して増えていきます。

 

自動積立機能の設定方法については以下にリンクを貼っておきますね。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』はどこで積み立てできる?

SBI証券」、「楽天証券」、「マネックス証券」で100円から積み立てることができます。もちろん、どの証券会社にも自動積立機能がついてます。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』を積み立てるだけであれば、3つの証券会社の手数料は一律です。唯一の違いは、投資信託を保有することでもらえるポイント還元率です。

 

ただしポイント還元に関しては、おまけ程度のポイントしかつかないので気にするほどではありません。それよりも、どこの銀行と連携できるかなど、使い勝手を重視して証券会社を選択した方がメリットが大きいです。

 

 

資産運用の最適解である『楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)』とは?

投資信託についての説明がまだでしたね。

『楽天全米株式インデックスファンド』は、アメリカの市場平均株価に連動する投資信託です。上記のような仕組みを使って低コストを実現しています。

 

元になる投資対象ファンドは、米国ETFである『バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)』になります。このVTIのコスト(年0.04%)に0.1296%を上乗せすることで、年0.1696%(税込)という低コストな投資信託が運用されています。

つまり、間接的にVTIを購入しているということです。

 

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』と『バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)』の値動きは一緒ということになります。ただし、円建て評価額はドル円の為替レートにも影響を受けますから、円高になればVTIが上がっても評価額は上がらないということも起こります。

詳細 円からドルへの両替はいつするか?過去20年のデータを集計してわかったこと

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』は、分配金(配当)を出さずに自動で再投資してくれます。これは国内分の課税20.315%を払わずに再投資できるメリットになります。積立し続けるだけで後は特に何もする必要がないというのは、非常にラクでうれしいですね。

 

『バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)』とは?

『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)』の大もとである『バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)』について説明します。

 

構成銘柄数は3638銘柄(2017年12月31日時点)となっており、アメリカの大型株、中型株、小型株ほとんどすべてをカバーしています。すなわち、これ1本でアメリカ全体への投資が実現できるということになります。

 

保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合

順位企業名割合
1位アップル (AAPL) 2.8%
2位マイクロソフト(MSFT)2.4%
3位アルファベット(GOOGL)2.3%
4位アマゾン(AMZN)1.7%
5位フェイスブック(FB)1.5%
6位バークシャー・ハサウェイ(BRK.A)1.4%
7位ジョンソンエンドジョンソン (JNJ)1.4%
8位JPモルガン(JPM)1.3%
9位エクソンモービル(XOM)1.3%
10位バンクオブアメリカ(BAC)1.1%
上位10銘柄の割合17.2%

 

上位5銘柄は、日本でもおなじみのハイテク銘柄が独占しています。そして、6位には先ほど紹介したウォーレンバフェットのバークシャー・ハサウェイ(BRK.A)が入っています。

 

『楽天・全米株式インデックスファンド』を積み立てるだけで、こうした世界的大企業の株主になれるということですね。

 

業種別割合はこんな感じになっています。

業種別の割合は、アメリカの株式市場における時価総額を反映しています。金融セクターが最も高くなっていますが、時代によって順位が入れ替わるものですから特に気にする必要はないでしょう。参考程度です。

 

【VTI】2017年12月31日時点のデータ

名称VTI
信託報酬年0.04%(税込)
構成銘柄数3638銘柄
利益成長率9.9%
設定日2001年5月24日

 

資産運用の最適解まとめ

日本人にとっての資産運用の最適解をまとめると以下のようになります。

  1. 『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)』を機械的に毎月積み立てる。
  2. 1.で決めた積み立てルールを絶対に守る。

たったこれだけです。

 

タイミングを見計らって売買を繰り返すアクティブファンドの90%が、15年以上の長期リターンでインデックスファンドに負けています。感情に振り回されず、機械的に積み立てることこそ有効な手段となるのです。

 

暴落が起きるタイミングを100%的中させることはできません。未来にどんなことが起こるか分からないからこそ、着実かつ安定した資産運用をするために、インデックスファンドの積み立てが必要不可欠なのです。

 

資産運用で資産を築くには何十年もの時間がかかります。だからこそ、若いうちに始めることがとても大切です。若いうちから始めておくことで後からやっててよかったと効果が実感できるものになります。

 

日本では今後も若い世代の人口が急激な勢いで減っていきます。だからこそ日本の若い世代には、つみたてNISAや一般NISA、iDECOなどの節税制度を使いながら、一日でもはやく資産運用を始めてほしいと思います。