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米国株の決算資料SEC Filingとは?Form-8K/Form-10Q/Form-10Kを解説

米国株の決算資料はインターネット上で無料公開されていて、誰でも閲覧することができます。このページでは、米国株の決算で開示される資料の種類や決算データの入手先について初心者でも分かるようにゼロから解説します。

SEC Filingは米国上場企業の正式な報告資料

米国株における四半期決算データの正式資料はSEC Filing という公的文書です。SEC Filing は名前のとおりSECに提出する書類で、上場企業は決められた報告フォームで決算資料を開示することになっています。

そもそもSECとはSecurities and Exchange Commissionの略で、米国証券取引委員会のことをいいます。

SECとは?

米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)

SEC Filing は過去の分も含めて無料公開されています。ここに書かれたデータが正式なものとなるため、四半期決算のデータはここから入手するのが基本です。

SEC Filingが見れるWebサイト

銘柄ごとのSEC Filingは、基本的に企業ホームページに掲載されています。「基本的に」と書いたのは、稀に企業ホームページでSEC Filingが見れない企業もあるからです。

そのようなときは、SEC(米国証券取引委員会)公式ホームページのEDGAR(the Electronic Data Gathering, Analysis, and Retrieval system)にアクセスしてSEC Filingを閲覧します。

参考 SEC公式ホームページSEC.gov | Company Search Page

SEC公式ホームページでSEC Filingを探すときは「Fast Sarch」と書いてある検索ボックスにディッカーシンボルを入れると簡単にたどり着けます。

SEC Filingの種類

SEC Filingは決算報告の時期によって、フォームの種類が分かれています。

SEC Filingの種類
  • Form 8-K(Current Report)
  • Form 10-Q(Quarterly Report)
  • Form 10-K(Annual Report)

上記以外にもSEC Filingの種類はありますが、ここでは決算データの入手に必要な部分に限定して解説します。

決算報告の流れ
決算報告の流れ

上記は米国株の決算報告を時系列で示したものです。決算時期によって2パターンに分かれます。

米国株の決算では、まず決算発表日にForm 8-Kが開示されます。そしてその後、第1~第3四半期決算にはForm10-Q、第4四半期決算にはForm 10-Kを提出する決まりになっています。

Form 8-K(Current Report)

決算発表日に開示される正式文書がForm 8-Kです。日本でいうところの決算短信ですね。

SECに提出する一番はじめの書類であるため、未監査(Unaudited)データが掲載されます。監査で修正が入ったときには、Form 10-QまたはForm 10-Kで正しい数字に書き換えられます。

Form 8-KはCurrent Report(臨時報告書)とも呼ばれ、財務状況に影響する事象が発生したときに提出が義務付けられている書類です。そのため、決算報告以外にもForm-8Kが提出されることは多々あります。

Form 10-Q(Quarterly Report)

第1四半期(1Q)~第3四半期(3Q)決算で提出が義務付けられているのがForm 10-Q(Quarterly Report)です。日本でいうところの四半期報告書にあたる文書ですね。Form 8-Kの後に提出されます。

Form 10-Qの提出期限は会社の時価総額によって異なり、四半期末日から40日または45日以内と決められています。

Form 10-K(Annual Report)

第4四半期(4Q)決算で提出が義務付けられているのがForm 10-Kです。会計年度(Fiscal Year)1年分をまとめた年次報告書になります。

日本でいうところの有価証券報告書にあたる文書で、1年分のデータをまとめて確認したいときに重宝します。Form 10-Kの提出期限は会社の時価総額によって異なり、第4四半期末日から60日、75日または90日以内と決められています。

区分提出期限
Form-10QForm-10K
大規模早期提出会社40日60日
早期提出会社40日75日
非早期提出会社45日90日

米国株の決算資料まとめ

ここまで米国株の決算報告に使われる3種類のSEC Filingについて解説してきました。

今回取り上げたForm-8K(Current Report)には、決算報告でない文書が多く混ざっています。そのため、Form-8Kで過去の四半期決算データを確認する場合には、まず四半期決算の内容が書かれたForm-8Kを探し出す必要があります。

対して、Form-10QおよびForm-10Kは決算報告のときにだけ使う資料なので、Form-8Kのように決算内容が書かれた文書を探す手間はありません。

それならForm-8Kを見ずにForm-10QやForm-10Kを見ればいいのでは?と思うかもしれないですが、non-GAAP希薄化EPSなどの重要データはForm-8Kにしか載ってないのです。

ですので、米国株の四半期決算データを確認するときは、まずForm 8-K(Current Report)を先にチェックして、知りたい情報が載っていなければForm-10Q(Quarterly Report)を見るという順序がオススメです。

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Form-8Kを見れば過去の四半期決算発表日を知ることができるのじゃ。

過去のバリュエーション推移については「銘柄分析カテゴリー」の記事にあるグラフを見てもらうだけで、どんなものかすぐ分かると思います。

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