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バフェット太郎の正体は?中の人が入れ替わったと思う理由を解説

個人投資家は皆仲間

バフェット太郎さんのブログには以前から特定の誰かを批判する記事が定期的に書かれます。ここ数年で米国株ブログ界が賑わってきたこともあってか、その批判に対してTwitterでつぶやいたり、ご自身のブログで反論記事を書くブロガーさんが見受けられるようになってきました。

私自身こうした一連の状況を見ていると、なぜバフェット太郎さんが他者を批判する内容を記事に書くのか手に取るように分かります。そこで、こうした行動をとる理由について、ささやかながら解説させていただこうと思います。

ちなみに、私はバフェット太郎さんのことが好きでも嫌いでもありません。ただ、ブロガーとして稼ぐのが優秀な方だとは思います。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

個人投資家/ブログで無料公開した米国株の著書が累計1万部突破/日本で初めて連続増配株の定義を明確に説明した本の著者プロフィール詳細運営ポリシー

特定の人に対して煽り記事を書く理由

結論から申し上げると、ブログ収入(アドセンス収入+アフィリエイト収入)アップのためです。ブログ収入というのは、アクセス数が多ければ多いほど増えていくものですので、ブログ収入を上げるにはアクセス数を上げるのが手っ取り早いのです。

上記の具体例で解説すると、投稿日時が金曜の18時というのがまず絶妙です。サラリーマンは土日休みの人が多いですから、その人たちが時間に余裕あるタイミングでこれを読めば、自然とSNSやブログで言及される可能性も高くなります。

そもそも株式投資を行っている個人投資家さんは、私も含めてア-リーリタイアを目指して日々投資に励んでいる人が多いです。なかには、すでに億り人(資産1億円以上)になられて、アーリーリタイアされている有名投資家さんもいらっしゃいます。

こうした有名投資家さんはブログやツイッターをしている方もいて、有名投資雑誌にもたびたび取り上げられています。投資界の有名人ですから、多くのフォロワーさん、ブログ読者さんを抱えています。

もうお分かりだと思いますが、上記記事の場合、アーリーリタイアしている有名投資家さんの気持ちをピンポイントで煽ることで、自身のツイッターやブログで反論するように誘導しているのです。

こうすることで、その有名個人投資家さんの抱えるフォロワーさん、ブログ読者さんにブログを訪問するきっかけが生まれ、アクセス数が底上げされるというわけです。

こうして誘導した人の一部がリピータ―となり、ブログ読者が増えていくというのが一連の流れです。

炎上商法が儲かるのも事実

こうしたテクニックは炎上商法と呼ばれ、炎上が代名詞の芸能人がテレビで紹介されるのを見たことがある人も多いと思います。

炎上することで自身のブログやSNSへのアクセスが急激に増えますから、あえて炎上を狙った記事を書く芸能人、ブロガーさんもいらっしゃいます。

炎上して多くの人から批判されるのはイヤだけど、短期間で知名度アップや売り上げアップにつながるからがんばって炎上させるという考えです。

これはつまり、ブログやSNSで人を不快にさせる投稿内容は本当にその人が思っているわけではなく、アクセスアップのために演じている場合も大いにあります。

特に優秀な人であればあるほど、その行動は計算しつくされているので、そこを差し引いて見れると別の楽しみ方も出てきます。

一応念のため断っておきますが、炎上させてブログのアクセスアップを狙うやり方はお勧めできません。目に見えない多くの大切なものを失いかねないからです。

バフェット太郎の炎上商法

具体的な事例をもとに解説

まず2017年6月に起きた具体例をご紹介します。以下が発端となった記事の一部抜粋になります。

残念ながらセミリタイアしてしまった人たちは、特別なスキルでも無ければ景気後退局面でまともな職にありつけることはないので、人生の下方修正から免れたいなら、アルバイト求人誌でも眺めて年下にこき使われながら働く自分の未来をシミュレーションしておいてくださいね。

-【人生下方修正】セミリタイアしてしまった投資家の未来と本音

この記事が投稿されたのは2017年6月9日(金)18時です。その翌日にTwitterのタイムラインを見ると、反論ツイートや反論記事が書かれていました。この記事内容といい、投稿タイミングといい、これらはすべて計算しつくされたもので、バフェット太郎さんの狙い通りです。非常に優秀だと思います。

こうした特定の人に対する煽り記事は定期的に見受けられますが、どういう表現で書いたら読者の感情を揺さぶれるか考えて文章が書いているのは間違いありません。ブログのアクセスアップという意味では本当によく考えられていると思います。

本当に嫌いなら無視すればいい

バフェット太郎さんの煽り記事に対して、Twitterやブログで反論する方が見受けられるようになって個人的に思うことがあります。それは本当に嫌いなら無視すればいいということです。

ブラウザからブログURLのブックマークを削除して、RSS通知を解除し、Twitterのフォローを外します。時間にして1分もあればできる作業です。

Twitterのタイムラインに流れてきても無視してブログを一切読まなければ、本当に嫌いな人のせいで無駄な時間を費やすこともありません。

もし言及すれば間接的にでも宣伝することになるので、敵に塩を送るのと一緒です。完全に相手の思うツボと言っていいでしょう。

本当に嫌いなときの対処法
  • とにかく無視(言及しない)
  • お気に入りからブログURLを削除
  • RSS通知を解除
  • Twitterフォロー解除
  • SNSなどで見かけてもスルー

ここでは具体的なお名前を出させていただいておりますが、この考えはバフェット太郎さんに限ったことではなく、嫌いな人すべてに共通する対策です。

煽り記事が出るたびに必ず言及する人や某ブログと表現してブログに書いている方々を見ていると、本当はバフェット太郎さんのことが好きなんじゃないかとさえ思ってしまいますが、本当のことは分かりません。

私もブログ運営をしている身なので気持ちが分かるのですが、もっとも嫌なのは誰からも反応がないことです。正直これが一番効きます。批判でも何でもコメントしてくれた方が宣伝してくれていることになるので実はありがたいのです。

誤解なきよう繰り返し申し上げておきますが、私はバフェット太郎さんのことが好きでも嫌いでもありません。ただ客観的に見ていて感じたことをこうして書いたら楽しんでもらえると思ったのでこの記事を書いてます。

バフェット太郎の正体は、まつうらじゅんさん?

バフェット太郎さんが東洋経済オンラインに寄稿した記事のプロフィールを読むと、米国株投資を始める前にどんな投資手法で3000万円以上の資産を築いたのかが書かれています。

バフェット太郎:個人投資家。日本の中小型株中心に300万円から投資を開始し、運用資産3000万円ほどになったところで米国株にチェンジ。現在の運用は完全に米国株で、生活必需品関連のディフェンシブ銘柄中心に10社に分散投資している。頻繁に売買するのではなく、配当を再投資したり新たに資金を入れて買い増していくスタイル。

ー個人投資家バフェット太郎の「米国株選び6箇条」

そして、Google検索で調べてみると「バフェット太郎 まつうらじゅん」という予測検索が出てきます。どうやら、まつうらじゅんさんとバフェット太郎さんが同一人物なのでは?という憶測が飛び交っているようです。

確かに投資歴や過去に日本株に投資していたことが一致していますので、信ぴょう性が高い気がします。しかし、事実かどうかは分かりませんので、ぜひご本人からコメントを伺ってみたいです。

過去に組織化してブログ運営していた?

バフェット太郎さんのブログは2017年6月時点で1日2回(6時&18時)の更新を続けていました。もうかれこれ2016年1月から1年半以上この更新ペースを維持してきたことになります。

実は以前からこの更新頻度が個人的に引っかかっていました。というのも、サラリーマンとしてフルタイムで働きながら1日2回の更新ペースを維持するのは不可能に近いと思うからです。

そのため、個人的には以下の2つの可能性が高いと見ています。

考えられる可能性

  1. サラリーマンとして働いておらず、専業ブロガーになっている
  2. 組織化して複数人で手分けして記事を書いている

ひとつ目は、ブログ上ではサラリーマンとして働いているとおっしゃられてますが、ホントは違うという仮説です。もうひとつは、他の人に記事執筆を依頼して、上がってきたものをご自分でチェックしてから更新しているという仮説です。

この2つだと、組織化して複数人で記事を書いている可能性が高いように思います。なぜなら、ブログを読んでいると記事によって少し書きぶりが違うと感じることがあるからです。なんとなくですが別の人が似せて書いてるんだろうなという気がするのです。

マーケットに何か大きな動きがあると、平日休日関係なく1日~2日以内にはそれについての記事が投稿されていました。大手メディア並みのスピード感と情報量を実現していると言っていいでしょう。

1日8時間以上仕事に拘束されながら、このスピード感で記事を書くことはやはり難しいように感じます。

個人投資家さんのブログでは見かけませんが、人を雇って記事作成を外注しているブログはめずらしくありません。

人件費分の収入が確保できるのであれば、一人で記事作成するより効率よくブログ収入を伸ばせます。人を雇ってブログ運営するようになれば、それはもう立派な事業と呼ぶことができます。

初代バフェット太郎さんはもういない?

個人的な見解として、YouTubeを始める前と後で中の人が入れ替わったと見ています。どう考えても明らかに文体が変わりました。トゲのあるキャラクターから優しい文体に変化しています。

おそらく初代バフェット太郎さんがブログを事業売却して、二代目バフェット太郎さんに引き継いだのだと思います。過去に炎上させていたのも、バイアウトする前提でやっていたことと考えれば辻褄つじつまが合います。

もしこの憶測が正しければ、初代バフェット太郎さんは事業売却で1億円以上の大金を手にしていると考えるのが自然です。きっと今は悠々自適な配当金生活を送られているのではないでしょうか。

本当の元凶はお金を稼がねばならない状況にある

誰かをピンポイントに批判して、人を不快にさせる手法を行う理由は、突き詰めるとお金を稼ぐことに行き着きます。

たとえお金のためじゃないと反論されても、ブログにアドセンス広告やアフィリエイトリンクを掲載している以上、やってることと言ってることが違います。

世の中の多くの人は仕事をしてお金を稼がなければ、いつかは生活費が払えなくなるリスクを抱えています。

たとえ5千万~1億円の資産を持っていて株式投資をしていても、ご家族やお子さんがいたりすれば、それで一生分の生活費を賄うことができない可能性があります。

だから結局のところサラリーマンをやめられないのです。

投資や事業などで成功して一生分の生活費に困らないほどの資産を手に入れた人は、お金を稼ぎ続けなければ生活費を捻出できない人と比べて、圧倒的に見えている景色や感じ方、考え方が違います。

一生分の生活費に困らない状況になれば、これまでとは比べものにならないほどの余裕が生まれ、個人投資家さん同士で批判しあったりすることもなくなり、本当にやりたいことにだけに時間を費やすことができるようになります。

日本の小型株であれば、有名個人投資家さんがブログやSNSで購入銘柄の情報を流すと株価が上がることもありますが、米国株の場合、お互いの投資手法を批判して、いくら自身の保有銘柄がすばらしいと言い続けても株価を引き上げることはできません。

株式市場の取引のうち、90%がプロ(機関投資家)によるものだからです。NY市場に上場している大型株の時価総額はとてつもなく大きいうえに、世界中の投資家が売買していると考えれば、日本人が取引している金額なんて本当にちっぽけなものです。

突き詰めて考えると、個人投資家の敵は個人投資家ではなく、機関投資家です。投資手法は違えど投資家たるもの資産を増やすことが目的ですから、みな同じ方向を向いています。

ブロガーさん含め、個人投資家さん同士で助け合いながら、それぞれの目標達成に向けて歩んでいけたらいいなと思います。

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