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テレフォン&データシステムズ(TDS)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【TDS】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、テレフォン&データシステムズ(TDS)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
TDS】割安な株価の目安
  • PSR:0.53倍以下
  • PBR:0.66倍以下
  • 配当利回り:2.23%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/8/7

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

TDSはコミュニケーションサービスセクターじゃな。

この記事を書いた人
ひろめ

複利のチカラで億り人

ひろめ

プロフィール

著書:バリュー投資家のための「米国株」データ分析/「本当の意味で読者のためになる情報を届ける」をモットーに、2016年4月から本ブログを書いています。⇒ 運営者情報プロフィール

業績データ

1株あたり利益(EPS)

TDS|テレフォン&データシステムズ調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。年度によって振れ幅が大きく、2014年度にいたってはマイナスになっています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted earnings per share attributable to TDS shareholders

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うため、Form-8Kにイレギュラーな損益が書かれたときだけ差し引いて調整後希薄化EPSにしています。

GAAP EPSと調整後EPSの違いについては、以下のリンク先で解説しています。

リンク 米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

次に出てくる「PERの長期推移」も上記と同じEPSデータを使って求めています。

データ引用元(英語サイト)

参考 Telephone and Data Systems, Inc. (TDS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

TDS|テレフォン&データシステムズ実績PER推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。ご覧のようにテレフォン&データシステムズの実績PERは不安定で、バリュエーション判断の参考にならないことが分かります。

株価チャート


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS1.40ドル

※2020年8月6日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
=0

1株あたり売上高(SPS)

TDS|テレフォン&データシステムズ1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。長期的に横ばい~やや減少傾向にあることが確認できます。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Operating revenues
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Telephone and Data Systems, Inc. (TDS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

TDS|テレフォン&データシステムズ実績PSR推移
200/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。長期的に横ばいが続いていて、ほとんどの期間で0.4倍~0.8倍の範囲にPSRが収まっています。

株価チャート


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)45.05ドル

※2020年8月6日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
=0

PSR推移グラフデータ

最大値0.83倍
中央値0.59倍
最小値0.34倍
割安の目安0.53倍
割高の目安0.63倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

TDS|テレフォン&データシステムズ1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。長期的に横ばいで推移していることが確認できます。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total TDS shareholders’ equity
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Telephone and Data Systems, Inc. (TDS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

TDS|テレフォン&データシステムズ実績PBR推移
2009/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向として、PBRが0.6倍付近のときに反発している様子が多く見られます。

株価チャート


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)41.20ドル

※2020年8月6日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
=0

PBR推移グラフデータ

最大値0.96倍
中央値0.73倍
最小値0.38倍
割安の目安0.66倍
割高の目安0.80倍

※期間:2009/1/2~2020/8/7

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:AMOUNT PER SHARE

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Telephone and Data Systems, Inc. (TDS) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Splits and DividendsTelephone and Data Systems
TDS|テレフォン&データシステムズ配当利回り推移
1997/1/2~2020/8/7

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。過去の傾向として、配当利回りが2.5%付近のところで何度も反発してきた様子が確認できます。

テレフォン&データシステムズのような連続増配銘柄の場合、配当利回りが下がったときは株価が上昇したことを意味します。

反対に配当利回りが上がるときは、株価下落以外に増配した可能性も考えられます。

年間配当

年間1株あたり配当金0.68ドル

株価チャート


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
=0%

最新の配当利回りは下記のページでも確認できます。米国株式市場の取引時間帯もデータ更新されるランキングです。

リンク 【米国株】25年以上連続増配銘柄の配当利回りランキング

配当利回り推移グラフデータ

最大値4.38%
中央値2.07%
最小値1.27%
割安の目安2.23%
割高の目安1.79%

※期間:2009/1/2~2020/8/7

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

テレフォン&データシステムズの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1996年$0.050$0.050$0.050$0.050$0.200
1997年$0.053$0.053$0.053$0.053$0.2105.0%
1998年$0.055$0.055$0.055$0.055$0.2204.8%
1999年$0.058$0.058$0.058$0.058$0.2304.5%
2000年$0.063$0.063$0.063$0.063$0.2508.7%
2001年$0.068$0.068$0.068$0.068$0.2708.0%
2002年$0.073$0.073$0.073$0.073$0.2907.4%
2003年$0.078$0.078$0.078$0.078$0.3106.9%
2004年$0.083$0.083$0.083$0.083$0.3306.5%
2005年$0.088$0.088$0.088$0.088$0.3506.1%
2006年$0.093$0.093$0.093$0.093$0.3705.7%
2007年$0.098$0.098$0.098$0.098$0.3905.4%
2008年$0.103$0.103$0.103$0.103$0.4105.1%
2009年$0.108$0.108$0.108$0.108$0.4304.9%
2010年$0.113$0.113$0.113$0.113$0.4504.7%
2011年$0.118$0.118$0.118$0.118$0.4704.4%
2012年$0.123$0.123$0.123$0.123$0.4904.3%
2013年$0.128$0.128$0.128$0.128$0.5104.1%
2014年$0.134$0.134$0.134$0.134$0.5365.1%
2015年$0.141$0.141$0.141$0.141$0.5645.2%
2016年$0.148$0.148$0.148$0.148$0.5925.0%
2017年$0.155$0.155$0.155$0.155$0.6204.7%
2018年$0.160$0.160$0.160$0.160$0.6403.2%
2019年$0.165$0.165$0.165$0.165$0.6603.1%
2020年$0.170$0.170$0.170$0.170$0.6803.0%

※基準:配当権利落ち日&支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

TDS|テレフォン&データシステムズ増配率推移(1997年~2008年)
TDS|テレフォン&データシステムズ増配率推移(2009年~2020年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当権利落ち日 or 配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

テレフォン&データシステムズの場合、年間配当は配当権利落ち日と支払い日どちらを基準にしても一緒です。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Diluted earnings per share attributable to TDS shareholders
  • 四半期配当:AMOUNT PER SHARE

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、ほとんどが直近4四半期の希薄化EPS(GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うため、Form-8Kにイレギュラーな損益が書かれたときだけ差し引いて調整後希薄化EPSにしています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Splits and DividendsTelephone and Data Systems
TDS|テレフォン&データシステムズ配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年2Q決算時点の配当性向は49%で増配余力は残されています。

連続増配年数

連続増配年数45年
前回増配(権利落ち日)2020年3月16日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月3月/6月/9月/12月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Diluted weighted average shares outstanding

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

TDS|テレフォン&データシステムズ発行済株式数

自社株買いは期待できない

TDSの発行済株式数は長期的に横ばい~やや微増で推移しているため、自社株買いで株主還元する方針でないことが伺えます。