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【SEIC】SEIインベストメンツの株価が割安なときの見分け方|配当・決算データまとめ

【SEIC】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

『複利のチカラで億り人』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

同じ株価指標でも銘柄ごとに割安・割高な数値の目安は異なります。今回はSEIインベストメンツ(SEIC)のバリュエーション判断として、割安および割高なPERとPSR、PBR、配当利回りを紹介します。過去の決算データをもとに分析した結果です。

先に結論
SEIC】割安な株価の目安
  • PER:18.36倍以下
  • PSR:4.04倍以下
  • PBR:4.06倍以下
  • 配当利回り:1.28%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/4/24

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

SEICは金融セクターじゃな。

【SEIC】SEIインベストメンツのPER推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 希薄化EPS:Diluted earnings per common share

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、イレギュラーな損益の記載がForm-8Kにあるときは希薄化EPSから除外して調整後希薄化EPSにしています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 SEI Investments Company (SEIC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
SEIC|SEIインベストメンツ実績PER推移
2009/1/2~2020/4/24

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。長らく続いてきたPERの上昇トレンドが2018年に終了してダウントレンドに切り替わっている様子が見て取れます。

実績PER過去11年データ

最大値33.60倍
中央値21.49倍
最小値7.75倍
割安の目安18.36倍
割高の目安24.40倍

※期間:2009/1/2~2020/4/24

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとの調整後希薄化EPSデータ

SEIC|SEIインベストメンツ調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度にEPSが大きく伸びているのは、税制改革により法人税率が下がったこともプラス要素の一因になっています。

調整後希薄化EPS成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の調整後希薄化EPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

EPS成長率=(A-B) ÷ B

SEIC|SEIインベストメンツ調整後EPS成長率

上記は四半期ごとの調整後希薄化EPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+12.5%の伸び率でした。

【SEIC】SEIインベストメンツのPSR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Total revenues
  • 発行済株式数:Shares used to calculate diluted earnings per share

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 SEI Investments Company (SEIC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

SEIC|SEIインベストメンツ実績PSR推移
2009/1/2~2020/4/24

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。PERと同じく、PSRの上昇トレンドが2018年に終了してダウントレンドに切り替わっていることが分かります。

実績PSR過去11年データ

最大値8.38倍
中央値5.15倍
最小値1.45倍
割安の目安4.04倍
割高の目安5.92倍

※期間:2009/1/2~2020/4/24

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのSPSデータ

SEIC|SEIインベストメンツ1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2011年度以降、9年連続でプラス成長を続けていて、きれいな右肩上がりを描いています。

1株あたり売上高(SPS)成長率

条件
  • A=直近1年(4四半期)の合計SPS
  • B=前回決算から直近1年(4四半期)の合計SPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

SPS成長率=(A-B) ÷ B

SEIC|SEIインベストメンツ1株あたり売上高(SPS)成長率

上記は四半期ごとのSPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+7.4%の伸び率でした。

【SEIC】SEIインベストメンツのPBR推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 株主純資産:Total Shareholders’ Equity
  • 発行済株式数:Shares used to calculate diluted earnings per share

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近四半期のBPS

=直近四半期の株主純資産 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 SEI Investments Company (SEIC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

SEIC|SEIインベストメンツ実績PBR推移
2009/1/2~2020/4/24

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。2012年から続いていたPBRの上昇トレンドが2018年に終了してダウントレンドに切り替わっている様子が見て取れます。

実績PBR過去11年データ

最大値8.69倍
中央値5.04倍
最小値2.37倍
割安の目安4.06倍
割高の目安6.05倍

※期間:2009/1/2~2020/4/24

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

会計年度ごとのBPSデータ

SEIC|SEIインベストメンツ1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。SEIインベストメンツのBPSは10年以上連続で毎年プラス成長を続けています。

1株あたり純資産(BPS)成長率

条件
  • A=直近四半期のBPS
  • B=前回四半期のBPS

計算式に文字をそのまま入れると長くなるので、上記のように置き換えました。

計算式

BPS成長率=(A-B) ÷ B

SEIC|SEIインベストメンツBPS成長率

上記は四半期ごとのBPS成長率を線グラフにしたものです。2010年2Q~2020年1Q決算の直近10年平均を計算したところ、年率換算で+8.6%の伸び率でした。

【SEIC】SEIインベストメンツの配当利回り推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Dividends declared per common share

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 SEI Investments Company (SEIC) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

SEIC|SEIインベストメンツ配当利回り推移
1991/1/2~2020/4/24

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。2020年3月の株価下落によってリーマンショック底値でつけた配当利回りを上回ったことが確認できます。

配当利回り過去11年データ

最大値1.91%
中央値1.11%
最小値0.74%
割安の目安1.28%
割高の目安0.96%

※期間:2009/1/2~2020/4/24

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

二期配当

SEIインベストメンツの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1991年$0.002$0.002$0.004
1992年$0.003$0.003$0.00650.0%
1993年$0.003$0.005$0.00830.0%
1994年$0.005$0.007$0.01243.6%
1995年$0.007$0.008$0.01528.6%
1996年$0.008$0.010$0.01822.2%
1997年$0.010$0.012$0.02218.2%
1998年$0.012$0.013$0.02515.4%
1999年$0.013$0.017$0.03020.0%
2000年$0.017$0.020$0.03722.2%
2001年$0.020$0.025$0.04522.7%
2002年$0.025$0.030$0.05522.2%
2003年$0.030$0.035$0.06518.2%
2004年$0.045$0.050$0.09546.2%
2005年$0.050$0.055$0.10510.5%
2006年$0.055$0.06$0.1159.5%
2007年$0.06$0.07$0.1313.0%
2008年$0.07$0.08$0.1515.4%
2009年$0.08$0.08$0.166.7%
2010年$0.09$0.10$0.1918.8%
2011年$0.10$0.12$0.2215.8%
2012年$0.15$0.15$0.3036.4%
2013年$0.16$0.20$0.3620.0%
2014年$0.22$0.22$0.4422.2%
2015年$0.24$0.24$0.489.1%
2016年$0.26$0.26$0.528.3%
2017年$0.28$0.28$0.567.7%
2018年$0.30$0.30$0.607.1%
2019年$0.33$0.33$0.6610.0%

※基準:配当支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

SEIC|SEIインベストメンツ増配率推移(1992年~2002年)
SEIC|SEIインベストメンツ増配率推移(2003年~2012年)
SEIC|SEIインベストメンツ増配率推移(2013年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 希薄化EPS:Diluted earnings per common share
  • 四半期配当:Dividends declared per common share

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、イレギュラーな損益の記載がForm-8Kにあるときは希薄化EPSから除外して調整後希薄化EPSにしています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ
SEIC|SEIインベストメンツ配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年1Q決算時点の配当性向は43%で増配余力は残っています。

2020年4月24日時点データ

連続増配年数29年
1株配当0.70ドル/年
前回増配(権利落ち日)2019年12月26日
配当権利落ち月6月/12月
配当支払い月1月/6月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

【SEIC】SEIインベストメンツの発行済株式数と自社株買い

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Shares used to calculate diluted earnings per share

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

SEIC|SEIインベストメンツ発行済株式数

SEIインベストメンツの発行済株式数は2013年度と2017年度を除いて減少しています。したがって、長期的な自社株買いで株主還元する方針であることが伺えます。

【SEIC】SEIインベストメンツの株価データ分析まとめ

2019年2Q~2020年1Q

調整後希薄化EPS3.24ドル
1株あたり売上高(SPS)10.92ドル

2020年1Q決算時点

1株あたり純資産(BPS)11.38ドル
年間1株あたり配当金0.70ドル

最新の株価を上記数値で割ることで、現在の実績PER、PSR、PBR、配当利回りが計算できます。

【SEIC】割安・割高な株価の目安

指標割安割高
PER18.36倍以下24.40倍以上
PSR4.04倍以下5.92倍以上
PBR4.06倍以下6.05倍以上
配当利回り1.28%以上0.96%以下

※分析期間:2009/1/2~2020/4/24

SEIインベストメンツは資産管理会社ですので、不況の影響を受けて業績が落ちるリスクは高いと言えます。

仮に直近1年の業績をもとに算出した実績PERやPSRが現時点で割安だったとしても、業績悪化によりEPSやSPSが落ちることで株価が下がっても割高になる場合があります。

そのため、SEIインベストメンツはEPSやSPS、BPSが多少下がっても割安と判断できる株価になったときがバリュー投資に適した状況であると考えています。

データ分析の手順を解説

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書籍に込めた想い【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い