【IBM】2017年第1四半期(1Q)決算発表で株価急落!

主力銘柄のIBMがアメリカ時間2017年4月18日(火)引け後に第1四半期(1Q)決算発表を行いました。

【前回の決算はこちら】

IBMが2017年1月19日(木)引け後に第4四半期決算発表を行いました。これで2016年度の決算がすべて出揃っています。 【前回...

果たして連続減収記録はストップできたのでしょうか!?

決算概要

【IBM】

2017年1Q

市場予想 決算
EPS

2.35ドル

2.38ドル
売上高

183.6億ドル

181.6億ドル
ガイダンス

年間EPS見通し=13.80ドル

(第4四半期と変わらず)

※表のEPSはすべて非GAAPベースでの数値になります。

GAAP(米国会計基準)とは

アメリカで採用されている正式な会計基準に基づいた数値のことを指します。逆に非GAAPは正式な会計基準に沿ってない数値を言いますが、GAAPより非GAAPの方が高い場合には、少しでもいい印象を与えようと報告義務のない非GAAPも同時に発表することがあります。

・売上高成長率は、前年同期比-2.8%となり、20四半期(5年0ヶ月)連続減収となりました。

・非GAAPベースでの1株利益(EPS)は前年同期比+1%となりましたが、GAAPベースでは前年同期比−11.5%の1.85ドルでした。

・ガイダンスでは2017年の年間EPS見通し変更はなく、非GAAPベースで13.80ドル、GAAPベースで11.35ドルでした。

7.14%の増配を発表

今回の決算で1株あたりの四半期配当を1.4ドルから1.5ドル(+7.14%)に増配することを発表しました。これで連続増配記録を22年まで伸ばしたことになります。

気になる配当性向は、52.8%になりました。

2017年EPS

ガイダンス

11.35ドル

(GAAP) 

1株配当(年間) 6.00ドル
配当性向 52.8%

※配当性向はガイダンスで提示されている2017年の年間EPS予想11.35ドル(GAAP)で算出しています。

20四半期連続(5年)の減収となっているものの、増配余力はまだ十分残されています。

決算発表後の株価の動き

この決算発表を受けて、IBMの株価は−4.92%の下落をみせ、1株161.69ドルで取引を終えています。

4月19日(水)の最安値:【IBM】159.60ドル

決算後の寄り付きは161.76ドルでした。寄り付きからそのまま159.60ドルまで下落した後そこから反発し、1株162.64ドル~159.60ドルのレンジ内で株価が動きました。

株価が大きく下落した要因として、1年3ヶ月ぶりに売上高の市場予想が下回ったことがあげられます。EPS(1株あたりの利益)についても、非GAAPベースでは市場予想を上回っていて一見問題ないように思いますが、GAAPベースに注目すると前年同期比−11.5%まで落ち込んでいます。株価が大きく下落した要因はこれらによるものと思います。

今回の決算を受けて、株価は200日移動平均線を下回りました。今後これが株価上昇の抵抗ラインになることが予想されるため、少なくとも次の第2四半期決算発表(7月)までは、この200日移動平均線を上にブレイクする可能性はほぼないと見ています。こうした状況ですから、マーケットが崩れるような展開と重なれば更なる株価下落に期待でき、絶好の買い場が訪れるかもしれません。

まとめ

2017年第1四半期は、売上高が5四半期ぶりに市場予想を下回りました。EPS(1株あたりの利益)は、非GAAPベースで市場予想を上回ったものの、GAAPベースでは前年同期比−11.5%と大きく落ち込み、ネガティブサプライズとなりました。

IBMはビジネスモデルの転換を行っている真っ只中ですが、今回の決算では既存事業の減収が予想以上に大きく、AIをはじめとした新規事業の伸びでは到底カバーできないほどのものとなりました。(プラスマイナスでトータルマイナスになっているイメージです。)

20四半期(5年0ヶ月)連続の減収となっていることもあり、この減収記録がストップしない限り今後ますますIBMは市場からの期待が低くなっていくことでしょう。

ですが、この市場からの期待が低くなることは決して悪いことではありません。むしろ喜ばしいことです。というのも、市場の期待が低くなればなるほど株価が割安放置されやすくPERも徐々に落ちていくからです。今後マーケットが急落する展開と重なれば、再び1株130ドル以下の激安価格で購入できるチャンスが訪れるかもしれません。

2016年決算では業績が回復して底を打ったように思えましたが、意外にもまだ下がり続けているようです。一時は株価も182ドルほどまで上昇してしまい、どうなることかと思いましたが、とりあえずほっと一安心です。

IBMを以前から買いたいと思っていたけど買えていなかった個人投資家さんにとって、今回の決算は絶好の買いタイミングを提供してくれた結果となりました。

私はすでに2017年NISA枠をすべて使い切ってIBMを買いましたので、購入タイミングが集中するのを避けるために、まだ様子見です。

関連記事 【IBM】43株@181.07ドルで追加購入!はやくも2017年NISA枠を使い切りました

これからの時期は、セルインメイや9~10月の暴落が起きやすいシーズンも控えているので、200日移動平均線より下で株価が推移しているうちは焦らずゆったり構えていようと思います。

次回決算の結果はこちらです。

主力銘柄のIBMがアメリカ時間2017年7月18日(火)引け後に第2四半期(2Q)決算発表を行いました。 【前回の決算はこちら】 ...

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