Kindle Unlimited 今だけ2ヵ月99円(8/20まで)

コミュニティ・バンク・システム(CBU)の配当・決算データから割安な株価と買い時を分析

【CBU】株価データ分析
https://hiromethod.com/wp-content/uploads/a668644cad4033316753495c386d5a86-1.jpgひろめ

複利ふくりのチカラでおくびと』の“ひろめ”(@hiromethods)です。

技術評論社から出ている書著『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、株価が割安かどうかの判断基準は企業ごとに異なることを書きました。

そこで今回は、コミュニティ・バンク・システム(CBU)の株価が割安なときのPER/PSR/PBR/配当利回りを具体的に解説します。

先に結論
CBU】割安な株価の目安
  • PER:13.52倍以下
  • PSR:3.43倍以下
  • PBR:1.30倍以下
  • 配当利回り:3.83%以上

※分析期間:2009/1/2~2020/7/27

https://hiromethod.com/wp-content/uploads/2019/11/ee6e4a978673629da98f39cb83b67429-1.jpg配当きぞくん

CBUは金融セクターじゃな。

業績データ

1株あたり利益(EPS)

CBU|コミュニティ・バンク・システム調整後希薄化EPS

上記は会計年度(1Q~4Q)の調整後希薄化EPSです。2018年度にEPSが大きく伸びているのは、Merchants BancsharesとNortheast Retirement Servicesを2017年に買収したことがプラス要素になっています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 調整後希薄化EPS:Operating EPS(non-GAAP)

PERの計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、投資実現損益を除いた調整後希薄化EPS(1株あたり営業利益)を使っています。

EPSの用語解説

1株あたり利益|EPSの種類米国株に出てくるEPSの種類|GAAPとnon-GAAP/BasicとDilutedの違いを解説

データ引用元(英語サイト)

参考 Community Bank System, Inc. (CBU) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PERの長期推移

CBU|コミュニティ・バンク・システム実績PER推移
2009/1/2~2020/7/27

上記は1日ごとの実績PERをグラフ化したものです。PERが15倍付近のところで反発しやすい傾向が確認できます。

株価チャート


直近1年のEPS

調整後希薄化EPS3.20ドル

※ 2020年7月27日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のEPSを入力すると、最新の実績PERが出てきます。

PER計算フォーム

÷
0

PER推移グラフデータ

最大値27.10倍
中央値16.42倍
最小値9.10倍
割安の目安13.52倍
割高の目安19.76倍

※期間:2009/1/2~2020/7/27

PERの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり売上高(SPS)

CBU|コミュニティ・バンク・システム1株あたり売上高(SPS)

上記は会計年度(1Q~4Q)の1株あたり売上高です。2010年度と2011年度は四捨五入されてどちらも7.8ドル表記ですが、厳密には2010年度が7.79ドル、2011年度が7.84ドルとなっています。

そのため、コミュニティ・バンク・システムのSPSは10年以上連続で緩やかに伸び続けています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期売上高:Net interest income after provision for loan losses+Total noninterest revenues
  • 発行済株式数:Diluted weighted average common shares O/S

下記グラフのPSRは、直近1年の実績PSRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

直近1年の1株あたり売上高(SPS)

=直近4四半期の合計売上高 ÷ 直近四半期の希薄化後平均発行済株式数

グラフの実績PSR

=1日の終値 ÷ 直近1年の1株あたり売上高(SPS)

データ引用元(英語サイト)

参考 Community Bank System, Inc. (CBU) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PSRの長期推移

CBU|コミュニティ・バンク・システム実績PSR推移
2009/1/2~2020/7/27

上記は1日ごとの実績PSR(株価売上高倍率)をグラフ化したものです。過去の傾向として、PSRが5倍付近のところで反発してきた様子が多く見られます。

株価チャート


直近1年のSPS

1株あたり売上高(SPS)10.79ドル

※2020年7月27日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近1年のSPSを入力すると、最新の実績PSRが出てきます。

PSR計算フォーム

÷
0

PSR推移グラフデータ

最大値6.81倍
中央値4.31倍
最小値2.09倍
割安の目安3.43倍
割高の目安5.61倍

※期間:2009/1/2~2020/7/27

PSRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

1株あたり純資産(BPS)

CBU|コミュニティ・バンク・システム1株あたり純資産(BPS)

上記は会計年度末(4Q)の1株あたり純資産です。2017年度にMerchants BancsharesとNortheast Retirement Servicesの2社を買収したことでBPSが大きく伸びています。

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • BPS:Book value

下記グラフのPBRは、直近四半期の実績PBRになります。具体的な計算手順は次のように求めています。

グラフの実績PBR

=1日の終値 ÷ 直近四半期のBPS

データ引用元(英語サイト)

参考 Community Bank System, Inc. (CBU) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

PBRの長期推移

CBU|コミュニティ・バンク・システム実績PBR推移
2009/1/2~2020/7/27

上記は1日ごとの実績PBR(株価純資産倍率)をグラフ化したものです。ここ数年は2.0倍付近のところが天井になって何度も押し返されている様子が見て取れます。

株価チャート


直近四半期のBPS

1株あたり純資産(BPS)38.89ドル

※2020年7月27日発表データ

計算フォームに上記の株価と直近四半期のBPSを入力すると、最新の実績PBRが出てきます。

PBR計算フォーム

÷
0

PBR推移グラフデータ

最大値2.31倍
中央値1.50倍
最小値0.82倍
割安の目安1.30倍
割高の目安1.75倍

※期間:2009/1/2~2020/7/27

PBRの判断基準
  • 第一四分位数:割安の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割高の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当データ

配当利回りの長期推移

計算に使ったデータ
  • 株価:1日の終値(Close)
  • 四半期配当:Amount

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。株価と1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って求めた配当利回り推移となります。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当利回り

=1株配当(DPS) ÷ 1日の終値

データ引用元(英語サイト)

参考 Community Bank System, Inc. (CBU) Stock Historical PricesYahoo! Finance 参考 Stock Splits & DividendsCommunity Bank System, Inc.
CBU|コミュニティ・バンク・システム配当利回り推移
1991/1/2~2020/7/27

上記は1日ごとの配当利回りをグラフ化したものです。少なくとも1991年以降は配当利回り2%付近が底になって反発してきた様子が見て取れます。

コミュニティ・バンク・システムのような連続増配銘柄の場合、配当利回りの上昇は株価下落だけでなく増配によっても起こります。

年間配当

年間1株あたり配当金3.28ドル

株価チャート


計算フォームに上記の年間1株あたり配当金と株価を入力すると、最新の配当利回りが出てきます。

配当利回り計算フォーム

÷
0%

配当利回り推移グラフデータ

最大値6.40%
中央値3.21%
最小値2.04%
割安の目安3.83%
割高の目安2.54%

※期間:2009/1/2~2020/7/27

配当利回りの判断基準
  • 第一四分位数:割高の目安
  • 第二四分位数:中央値
  • 第三四分位数:割安の目安

用語解説 四分位数を使ったバリュエーション判断

配当履歴

コミュニティ・バンク・システムの会計年度は暦年と一緒です。そのため、暦年と会計年度の年間配当は全く同じになります。

暦年
(CY)
1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当増配率
1991年$0.0475$0.0475$0.0475$0.0475$0.19
1992年$0.0475$0.050$0.050$0.0625$0.2110.5%
1993年$0.0625$0.0625$0.0625$0.0675$0.25521.4%
1994年$0.0675$0.0675$0.0675$0.075$0.27758.8%
1995年$0.075$0.075$0.075$0.075$0.308.1%
1996年$0.0825$0.0825$0.0825$0.090$0.337512.5%
1997年$0.090$0.090$0.090$0.10$0.379.6%
1998年$0.10$0.10$0.10$0.115$0.4212.2%
1999年$0.115$0.115$0.115$0.125$0.4713.3%
2000年$0.125$0.125$0.125$0.135$0.518.5%
2001年$0.135$0.135$0.135$0.135$0.545.9%
2002年$0.135$0.135$0.135$0.145$0.551.9%
2003年$0.145$0.145$0.145$0.16$0.608.2%
2004年$0.16$0.16$0.16$0.18$0.6610.9%
2005年$0.18$0.18$0.18$0.19$0.7310.6%
2006年$0.19$0.19$0.19$0.20$0.775.5%
2007年$0.20$0.20$0.20$0.21$0.815.2%
2008年$0.21$0.21$0.21$0.22$0.854.9%
2009年$0.22$0.22$0.22$0.22$0.883.5%
2010年$0.22$0.22$0.24$0.24$0.924.5%
2011年$0.24$0.24$0.24$0.26$0.986.5%
2012年$0.26$0.26$0.26$0.27$1.057.1%
2013年$0.27$0.27$0.27$0.28$1.093.8%
2014年$0.28$0.28$0.28$0.30$1.144.6%
2015年$0.30$0.30$0.30$0.31$1.216.1%
2016年$0.31$0.31$0.31$0.32$1.253.3%
2017年$0.32$0.32$0.32$0.34$1.304.0%
2018年$0.34$0.34$0.34$0.38$1.407.7%
2019年$0.38$0.38$0.38$0.41$1.5510.7%

※基準:配当支払日

四半期配当および年間配当は株式分割を調整しています。現在の1株あたりに換算した配当金額になります。

増配率推移

CBU|コミュニティ・バンク・システム増配率推移(1992年~2003年)
CBU|コミュニティ・バンク・システム増配率推移(2004年~2014年)
CBU|コミュニティ・バンク・システム増配率推移(2015年~2019年)

上記は先ほどの四半期配当表にあった増配率をグラフ化したものです。「暦年×配当支払日」を基準にした年間配当の増配率になります。

配当性向

計算に使ったデータ
  • 調整後希薄化EPS:Operating EPS(non-GAAP)
  • 四半期配当:Amount

配当性向の計算に使用したEPS(1株あたり利益)は、直近4四半期の調整後希薄化EPS(non-GAAP)を合計したものです。一貫性のある比較を行うために、投資実現損益を除いた調整後希薄化EPS(1株あたり営業利益)を使っています。

増配が行われたときは、配当権利落ち日を基準に1株配当(DPS)を切り替えています。EPSと1株配当どちらも株式分割を調整した数値を使って配当性向を求めています。

1株配当(DPS)

=直近四半期の1株配当×4

グラフの配当性向

=1株配当(DPS) ÷ 直近4四半期の調整後希薄化EPS

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ 参考 Stock Splits & DividendsCommunity Bank System, Inc.
CBU|コミュニティ・バンク・システム配当性向推移

上記は直近1年の調整後希薄化EPSを使って計算した配当性向推移となります。2020年2Q決算時点の配当性向は51%で増配余力は残されています。

2020年7月28日時点データ

連続増配年数28年
前回増配(権利落ち日)2019年9月13日
配当権利落ち月3月/6月/9月/12月
配当支払い月1月/4月/7月/10月

増配ステータス

配当貴族指数×
配当チャンピオン
配当王×
配当公爵×

発行済株式数

グラフの使用データ
  • 発行済株式数:Diluted weighted average common shares O/S

データ引用元(英語サイト)

参考 EDGAR Search ResultsSEC公式ホームページ

赤の棒グラフが発行済株式数になります。各年の発行済株式数は、第4四半期平均の希薄化後発行済株式数を記載しています。

青の線グラフが対前年比の割合を示しています。パーセントの数字がマイナスだと自社株買いが優勢、プラスだと新規発行数が優勢の年だったことになります。

CBU|コミュニティ・バンク・システム発行済株式数

自社株買いは期待できない

コミュニティ・バンク・システムの発行済株式数は毎年増え続けています。そのため、自社株買いで株主還元する方針でないことが伺えます。