【2017年4月】雇用統計の振り返り

2017年4月7日(金)に2017年3月の非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表が行われています。

【前回の雇用統計はこちら】

2017年3月10日(金)に2017年2月の非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表が行われています。 【前回の雇用統計はこちら】 【2...

【2017年3月】非農業部門雇用者数

予想

+18万人

結果

+9万8000人

前回発表の2月非農業部門雇用者数は、+23.5万人から+21.9万人へと大幅に下方修正されました。

その他重要指標

 2017年3月 予想 結果
失業率 4.7% 4.5%
平均時給(前年比) +2.7% +2.7%
平均時給(前月比) +0.2% +0.2%

前回発表の2月平均時給(前月比)は、+0.2%から+0.3%に上方修正されました。

3月平均時給は前年比、前月比ともに市場予想通りの結果となりました。

FFレート織り込み度

この発表を受けて、「6月14日公表予定のFFレート織り込み度(4月7日時点)」は以下のようになりました。

・金利据え置き(0.75-1.00%):36.8%

・0.25%引き上げ(1.00%-1.25%):55.6%

・0.50%引き上げ(1.25%-1.50%):7.70%

イエレン議長の記者会見が予定されている次回のFOMCは6月です。今回の雇用統計を受けて、6月FOMCで利上げされる確率は63.3%となりました。

2017年3月のFOMCで0.25%利上げされたばかりですが、6月にも再度利上げされる可能性が高くなっています。イエレン議長は2017年~2019年まで年3回の利上げペースでFFレートを上げていくとアナウンスしていますから、6月に利上げが実施されることは何ら不思議なことではありません。予定通り動いていることが確認できます。

ドル円の動き

雇用統計発表直後は、市場予想を大幅に下回る非農業者部門雇用者数の結果を受けて、大きく円高ドル安に動きましたが、その後は一貫して円安ドル高方向へと動く展開になりました。

21:30発表の瞬間は、1ドル110.681円から一気に110.125円まで円高ドル安に動きました。

その後、21:35~翌日03:10にかけて1ドル110.262円から111.362円まで円安ドル高方向へと動きました。

2017年4月7日(金)の終値は、1ドル111.101円で取引を終えています。

2017年4月7日(金)~8日(土)

21:30~21:35 1ドル110.681円 ⇒ 1ドル110.125円(変動幅:556pips)

21:35~03:10 1ドル110.262円 ⇒ 1ドル111.362円(変動幅:1100pips)

03:10~朝5:25 1ドル111.346円 ⇒ 1ドル111.101円(変動幅:245pips)

まとめ

今回発表された雇用統計は、非農業者部門雇用者数が市場予想を大きく下回りました。

これを受けてマーケットは一瞬リスクオフへと動きかけましたが、徐々に値を戻す展開が続き、最終的には雇用統計発表前と変わらないほぼ横ばい状態で取引を終えています。世界のあちらこちらで地政学的リスクが現れてきていますが、米国株は依然として強い動きを見せています。

平均時給は前年比、前日比ともに市場予想と一致しました。前年比+2.7%、前月比+0.2%という結果から平均時給が上昇していることが分かります。こうした平均時給の上昇は賃金インフレと呼ばれ、一度はじまったらクセになる特徴があります。そのため、行き過ぎた賃金インフレを未然に防ぐためにも、はやめの利上げが必要となります。

したがって、何らかの理由で米国株が下げるような調整局面が訪れたとしても、よほどの暴落が起きない限りは、6月のFOMCで0.25%の利上げが実施されると思います。

関連記事です。翌月の雇用統計振り返りになります。

2017年5月5日(金)に2017年4月の非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表が行われています。 【前回の雇用統計はこちら】 【20...

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