【2017年9月】雇用統計振り返り

2017年9月1日(金)に8月の非農業部門雇用者数(雇用統計)が発表されています。

【前回の雇用統計はこちら】

2017年8月4日(金)に2017年7月の非農業部門雇用者数(雇用統計)が発表されています。 【前回の雇用統計はこちら】 【...

【2017年8月】非農業部門雇用者数

予想

+18万0000人

結果

+15万6000人

前月の7月非農業部門雇用者数は、+20.9万人から+18.9万人に大きく下方修正されています。

その他重要指標

2017年8月 予想 結果
失業率 4.3% 4.4%
平均時給(前年比) +2.6% +2.5%
平均時給(前月比) +0.2% +0.1%

前回7月平均時給(前月比)が、+0.3%から+0.1%へ大きく下方修正されています。

毎回注目される平均時給ですが、前年比、前月比ともに市場予想を0.1%下回りました。

FFレート織り込み度

この発表を受けて「12月13日公表予定のFFレート織り込み度(9月1日時点)」は以下のようになりました。

・金利据え置き(1.00-1.25%):59.2%

・0.25%引き上げ(1.25%-1.50%):39.5%

・0.50%引き上げ(1.50%-1.75%):1.3%

CME FedWatch Tool

イエレン議長の記者会見が用意されたFOMCは9月にもありますが、次回利上げは早くても12月になる見通しですので、12月を載せています。

今回の雇用統計を受けて、12月のFOMCで利上げされる確率は40.8%となりました。先月より7.2%のダウンです。ちなみに、7月の利上げ確率は59.1%でした。2ヶ月連続で利上げ確率が下がったことになります。

確かに雇用統計の内容は弱かったですが、株価がこれだけ堅調な状況で12月利上げを見送ることは考えづらいです。これまでの予定通り9月にバランスシートの縮小をはじめて、12月に今年3回目の利上げが実施されることになると思います。

ドル円の動き

雇用統計発表後のドル円(5分足)をチャートにしました。エクセルで自作したものになります。

弱い雇用統計を受けてドル円は一時109.56円まで振れましたが、その後に強い経済指標(マークイットISM製造業8月確報値52.8、ISM製造業景況指数58.8)が続いたことで一時110.47円まで円安に動きました。最終的な終値は1ドル110.29ドルで取り引きを終えています。

まとめ

非農業部門雇用者数と平均時給が揃って市場予想を下回りました。この結果を受けて12月の利上げ確率は2ヶ月連続で減少しているものの、先月、先々月の雇用統計は決して悪い内容ではありません。

このことから、堅調な米国株式市場を理由に9月のバランスシート縮小開始と12月の利上げは予定通り実施してくるものと思われます。米国株が崩れるとしたら、9月の可能性が高いですが、今年の米国株の動きを見ていると、ちょっとやそっとのネガティブ要因では大きく下げる気配がありません。

したがって、FRBの金融引き締め政策がスムーズに実行に移される前提の投資スタンスが自然だと思います。

関連記事です。2017年は米国株が下げるだろうと予想していたのですが、ここから米国株のインデックスが年初以下の水準まで下げるのは考えにくいです。8月も大きく下げることはありませんでしたし、株を買いづらいマーケットが今後も続いてく気がします。

1年の始まりというキリのいい時期に、2017年の投資方針をどういったスタンスで望んでいくか書いていきたいと思います。2017年は米国株にとって厳しい1年になるかもしれません。

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