利上げを控えたドル円の見通し

12月に利上げが実施されることは濃厚ですので、短期的なドル円と中期的なドル円の見通しを書いていこうと思います。

【長期的な見通しはコチラ】

市場リスクが高まると、決まって「円高」になります。 これは日本の経常収支が35年以上もの期間プラスを維持しており、現在もその記録が途絶えて...

短期的な見通し

一時、1ドル100円台に入っていたドル円も1ドル103円台後半(2016年10月22日現在)まで円安が進んでいます。

ドルの利上げにより、ドル円は短期的に円安ドル高に動くと思います。

個人的には、1ドル106円~107円を目安に折り返すと予想しています。

中期的な見通し

2016年に入ってアメリカは長期的にゆるやかなペースで利上げを行う方針に移行しています。

当初考えられていた利上げペースと比べ、だいぶ遅いペースで利上げすることになります。

利上げを行う目的は、インフレ(通貨の価値が下がること)を防ぐためです。

平均時給などの統計から、アメリカはここ数年でマイルドにインフレしていることがはっきりと分かります。

しかし、利上げペースが遅くなるとインフレを抑える力が弱まります。

マイルドにインフレしてる国の通貨は売られやすく、利上げペースはゆるやかであるため、今後ドルはインフレが加速していく見通しです。

アメリカの中央銀行であるFRBは、「2%のインフレ」を目標に掲げていますが、利上げペースが遅れるので2%を超えるような悪性インフレが起こることになっても何ら不思議ではありません。

まとめ

利上げにより「円安ドル高」に動いたあと、中期的にドルのインフレが加速して「円高ドル安」傾向が続くと予想します。

長期的な見通しとしては、日本の財政破たんでハイパーインフレ(円の暴落)が起こることは避けられない見込みですので「円安ドル高」方向に動くと思います。

「有事の円高」に関しては、少なくとも2020年くらいまでは継続するハズですので、それまでに○○ショックなるものが起これば、ドル円は円高、米国株は株安になり、米国株を買う絶好のタイミングになると思います。

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