株価を動かす黒幕たち

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なぜ今の株価がその株価なのかを理解することは非常に大切です。

株式投資を始めたばかりの人は、株価を動かす要因が何であるかを理解できないことも多いと思います。

かくいう私も株価を動かす要因が何であるのか、はじめは全く知りませんでした。

私は実際に株価を追いながら情報を集めることで、株価を動かす基本的な要素について理解できるようになりましたが、多くの時間がかかったことを覚えています。

基本に立ち返って、「株価を動かす要因」について投資をしたことがない人でも理解できるように分かりやすくシンプルにまとめてみました。

株価を決定する要因
・企業が生み出す利益の金額

基本的に株価は、「企業が生み出す利益(1株あたりの利益)」を基準に決定します。

【1株あたりの利益(EPS)とは】

1株あたりの利益(EPS)=1年間の利益※ ÷ 発行済株式数

※1年間の利益は、企業活動の売上からすべての経費(人件費や材料費など)を差し引いたものです。

企業の利益が増えれば、発行済株式数が増えない限り、1株あたりの利益(EPS)が増えることになるので株価は上がります。

逆に、企業の利益が減少してしまえば、1株あたりの利益(EPS)も減少するので、株価は下落します。(その他の強い要因が出た場合は、この限りではありません。)

では、企業の利益が上がったか下がったかを判断するにはどうすればよいのでしょうか。

その答えは「決算発表」にあります。

決算発表は、企業の利益が上がったか下がったかについて最新の情報を手に入れることができるイベントです。

日本とアメリカの場合、決算発表は1年に4回(3ヶ月ごとに)行われます。

例外もありますが原則として、市場予想の数字を決算発表の利益(売上)が下回ると株価が下落し、市場予想の数字よりも利益(売上)が上回ると株価が上昇します。

この辺は実際に決算発表後の株価の動きを見て「なぜ売られたか(あるいは買われたか)」を調べてみると理解しやすいと思います。

長期間さかのぼって決算を見ていくと、その企業が成長しているのか失速しているのか横ばいなのかについても知ることができます。

気になる銘柄がある場合は、株を買う前に過去何年かさかのぼって決算内容(業績)をチェックしてから購入するかどうか判断したほうがいいでしょう。

・企業の成長見通し

株価というものは、常に企業の未来を見据えて動いています。

銘柄によって変わりますが、およその目安として1年先の業績を見込んで動くと覚えておくといいでしょう。

企業の成長が大きく期待された銘柄であれば、株価は割高になります。

PER50倍~100倍で取引されることもありますが、非常に割高でリスクが高いわりに期待リターン小さいので、私は手を出しません。

株式投資で大きなリターンを上げるには、永続的競争優位性を持った企業の株を割安なときに、たくさん購入することがポイントです。

【株価収益率(PER)とは】

株価収益率(PER)=株価 ÷ 1株あたりの利益(EPS)

過去200年の米国株を平均するとPERは約14.5倍になります。

このことから、一般的にPER15倍を上回る株価は割高、下回る株価は割安という目安として使われています。

・相場環境

「○○ショック」と呼ばれる経済危機が起きれば、企業の業績に関係なく株価は暴落します。

このような金融危機が起こると、企業に悪いところがなかったとしても株は売られすぎる傾向があります。

金融危機の影響が一時的で、これまで通り利益を増やし続けることができる企業の株であれば買いのチャンスになります。

また、普段の株式市場でも相場環境によって株価は上昇と下落を繰り返します。

個別銘柄の株価を見るときに、平均株価の上昇率(下落率)と比較することで相場環境を活用することができます。

例えば、市場全体の平均上昇率(平均下落率)と比べて、大きく上昇率(下落率)が異なる銘柄があるとします。この場合、その銘柄に何かしら別の要素(材料)が出て、買われたり売られたりしている可能性が高いです。

私はこの方法で普段ウォッチしている銘柄に大きな動きがないか確認しています。

まとめ

現実には株価が動いてもその理由が分からないこともあります。(特に時価総額の小さい小型株はこの傾向が強いです。)

しかし、株価が大きく動いたときは何かしらの原因があることがほとんどですので、それが分かれば気持ち的にもたいぶ楽になれます。

万一、その企業の経営方針やビジネスモデルが大きく崩れたことが早い段階で分かれば、すぐに売却することもできます。

また、決算発表は日時が事前に決まっていますし、株価が大きく動くかもしれないと分かっているだけで心の準備もできます。

決算が市場の期待以下で株価が大きく下がったとしても決算内容次第では買いのチャンスだと気付くことができるかもしれません。

株式投資の本質は、なぜ株価が上がったか(あるいは下がったか)を調べることの繰り返しなのではないかと思います。

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