【2017年1月】雇用統計の振り返り

2017年1月6日(金)に2016年12月の非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表が行われています。

【前回の雇用統計はこちら】

【2016年12月】雇用統計の振り返り
2016年12月2日(金)に11月の非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表が行われています。 【前回の雇用統計はこちら】 2日後の12...

【2016年12月】非農業部門雇用者数

予想

+17万8000人

結果

+15万6000人

前回発表の11月非農業部門雇用者数が、+17.8万人から+20.4万人に大きく上方修正されました。

この発表を受けて、「3月FFレート織り込み度(1月6日時点)」は以下のようになりました。

・金利据え置き:65.2%

・0.25%引き上げ:31.6%

・0.50%引き上げ:3.20%

前回の2016年12月に開催されたFOMCで、イエレン議長は年3回の利上げを実施するとアナウンスしましたが、利上げ確率は意外にも34.8%と低くなっています。

昨年2016年はズルズルと先延ばしにされた結果、年1回の利上げになった実績がありますので、市場参加者は利上げ回数3回のアナウンスをあまり信用してないようです。

個人的には、株価の急落などがない限り3月の利上げは実施されると考えています。もし3月に利上げが実施できる状況であれば、米国株は横ばい~上昇、ドル高、金鉱株下落という方向に動くでしょう。

その他指標

・12月失業率:予想 4.7%に対し、結果4.7%

・12月平均時給(前年比):予想+2.8%に対し、結果+2.9%

・12月平均時給(前月比):予想 +0.3%に対し、結果+0.4

ドル円の動き

雇用統計発表直後は方向感のない動きとなりましたが、徐々に円安ドル高方向への動きにシフトしていきました。

22:30発表の瞬間は、1ドル116.00円からスタートして、115.728円~116.368円のレンジ内で方向感のない動きを見せました。

その後、22:35~22:40に1ドル115.911円~116.235円の陰線をつけ、少しだけ円高ドル安に動くと、そこからは方向感が決まったかのように1ドル117.167円付近まで途中押し目をつけながら上昇し、円安ドル高方向に動きました。

2017年1月6日(金)の終値は、1ドル117.000円でした。

2017年1月6日(金)~7日(土)

22:30~22:35 1ドル115.728円 ~ 1ドル116.368円(変動幅:640pips)

22:35~22:40 1ドル115.911円 ~ 1ドル116.235円(変動幅:324pips)

22:40~朝6:25  1ドル116.120円 ~ 1ドル117.167円(変動幅:1047pips)

まとめ

今月発表された雇用統計は、市場予想を大きく下回りしましたが、円安ドル高方向に上昇しました。これは、前回の雇用統計が大幅に上方修正されたことや平均時給(前年比)が+2.9%だったことによるものだと思われます。

アメリカの労働市場はすでに限りなく完全雇用に近づいているため、FRBが利上げの判断材料にするのは平均時給になりつつあります。平均時給の上昇は賃金インフレと呼ばれ、一度はじまったら止まらない特徴があります。そのため、FRBは賃金インフレを抑えようと、はやめに利上げという手段を使って厳格に対処します。

したがって、今回のように雇用統計が市場予想より悪くても、ほかの材料によりマーケットが動くことが多くなると認識しておいた方がいいかもしれません。

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