【IBM】2017年第2四半期(2Q)決算発表

主力銘柄のIBMがアメリカ時間2017年7月18日(火)引け後に第2四半期(2Q)決算発表を行いました。

【前回の決算はこちら】

主力銘柄のIBMがアメリカ時間2017年4月18日(火)引け後に第1四半期(1Q)決算発表を行いました。 【前回の決算はこちら】 ...

もはや毎回恒例となっています連続減収記録は、果たしてストップできたのでしょうか!?

決算概要

【IBM】

2017年2Q

市場予想 決算
EPS

2.75ドル

2.97ドル
売上高 195億ドル

193億ドル

ガイダンス

年間EPS見通し=13.80ドル

(2017年1Qから変わらず)

※表のEPSはすべて非GAAPベースでの数値になります。

GAAP(米国会計基準)とは

アメリカの正式な会計基準に基づいたEPSを指します。非GAAPは正式な会計基準に沿ってないものになりますが、GAAPより非GAAPの方が高い場合には、少しでもいい印象を与えようと報告義務のない非GAAPも同時に発表することがあります。

・売上高成長率は、前年同期比-4.6%となり、21四半期(5年3ヶ月)連続減収となりました。

・非GAAPベースでの1株利益(EPS)は前年同期比+0.6%となりましたが、GAAPベースでは前年同期比−5.0%の2.48ドルでした。

・ガイダンスでは2017年の年間EPS見通し変更はなく、非GAAPベースで13.80ドル、GAAPベースで11.35ドルでした。通年のフリーキャッシュフローについては、現状維持を見通しているとアナウンスしています。

決算発表後の株価の動き

この決算発表を受けて、IBMの株価は−4.20%下落して、1株147.53ドルで取引を終えました。これにより配当利回りは、4.06%(税引前)まで上昇しています。配当性向は、ガイダンスで提示されている2017年の年間EPS予想11.35ドル(GAAP)で計算して、52.8%となっています。まだまだ増配余力は残されています。

7月19日(水)の最安値:【IBM】146.71ドル
 
 
決算後の寄り付きは150.02ドルで始まりましたが、そこからすぐにズルズルと売られ、一時は146.71ドルまで下がる場面もありました。
 
 
株価が4%以上も下がったのは、AI(ワトソン)を含むコグニティブソリューション部門の売上高が前年同期比-2.5%だったことなど色々あると思いますが、やはり本質的にはGAAPベースのEPS(1株利益)が前年同期比-5%だったことが原因だと思います。これまで何度も言われててきたことですが、既存事業のマイナス分を新規事業が依然としてカバーしきれていないことが失望売りにつながったのではないでしょうか。
 
 
 
まとめ

2017年第2四半期は、売上高が2四半期連続で市場予想を下回りました。EPS(1株あたりの利益)は、非GAAPベースで市場予想を上回ったものの、GAAPベースでは前年同期比−5.0%と大きな落ち込みを見せ、株価も前日比-4.2%の大幅下落となりました。

IBMはビジネスモデルの転換を行っている最中ですが、今回の決算では伸びなくてはならない新規事業の戦略的分野が期待通りの結果を出せておらず、上手くいってないのではないかと見られても仕方ない状況になりつつあります。
 
 
 この長いトンネルを抜け出すには多くの時間がかかるでしょうから、株価の低迷は今後も長く続いていくものと思います。こういった低迷期が長ければ長いほど、10年後20年後のシーゲル銘柄上位にランクインしやすくなりますので、配当を受け取りながら1株130ドルの買い増しチャンスを伺いたいと思います。
IBMの株価チャートを使ってサポートラインを解説しています。買いタイミングの参考になればと思います。

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